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2021.02.01
潮風と歴史のロマンを感じる、小樽運河ぐるっとさんぽ
小樽に来たら、まずは歴史ある小樽運河沿いを歩いてみましょう。石畳の路地や、商都として栄えた面影を伝える歴史的建造物はとてもフォトジェニックです。
水面に映る石造りの倉庫群がロマンティック「小樽運河」
熟練スタッフのガイドを聞きながらクルーズを楽しめる
1923(大正12)年に完成し、北海道の玄関口として多くの物資が運ばれた運河。運河としての役割を終えた現在は、石畳の散策路が整備され、浅草橋は記念撮影のスポットとして有名です。
小樽の街並みを水上から楽しむ「小樽運河クルーズ」
散策路沿いにある63基のガス灯は明治期のものを再現。夜はあたたかな明かりがともる
小樽の歴史や名所のガイドを聞きながら、運河から倉庫群やガス灯が並ぶレトロな街並みを眺められます。小樽運河の中央橋から出発し、小樽港〜北運河〜浅草橋〜中央橋をめぐる約40分のクルーズです。
浅草橋から中央橋にかけては木骨造りの構造を持つ小樽独特の倉庫が建ち並ぶ
小樽運河クルーズ
オタルウンガクルーズ
辰野金吾の設計による明治期の銀行建築の傑作「日本銀行旧小樽支店 金融資料館」
外壁にはシマフクロウをモチーフにしたとされるレリーフもあり、クラシカルな雰囲気
1912(明治45)年築で、東京駅の赤レンガ駅舎で知られる辰野金吾が設計。屋根上の大小5つのドームが特徴のルネサンス様式の建築です。現在は金融資料館として、日銀の業務などの展示があります。
日本銀行旧小樽支店 金融資料館
ニッポンギンコウキュウオタルシテンキンユウシリョウカン
北海道最古の鉄道路線跡をのんびり散策「旧国鉄手宮線」
散策路は小樽市総合博物館本館まで整備されている
旧手宮線は手宮〜札幌を結ぶ北海道初の線路として1880(明治13)年に開通。廃線になった後もレールや踏切がそのまま残り、現在は散策路として整備され、自由に歩くことができます。
夏は緑が生い茂り、冬は「小樽雪あかりの路」の会場の一つになる
旧国鉄手宮線
キュウコクテツテミヤセン
運河沿いの旧倉庫でお食事タイム「小樽タイムズガーテン」
石造りの倉庫をリノベーションした空間
北海道産食材をふんだんに使用したカフェレストラン。こだわりの「とろける食パン」はテイクアウトはもちろん、店内でアレンジメニューも楽しめます。
小樽タイムズガーテン
オタルタイムズガーテン
小樽運河ぐるっとさんぽはいかがでしたか?JR小樽駅に並ぶレトロなランプも、ぜひチェックしてくださいね。
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