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2021.03.14
古き良きフランス伝統の味♪喧騒を離れた渋谷で味わうガレットとクレープ「Galettoria」
渋谷の松濤文化村ストリートを山手通りへと向かう道にある「Galettoria(ガレットリア)」は、そば粉のガレットとデザートクレープの専門店。南フランスの田舎にあるメゾン・ドットをイメージした一軒家カフェでは、ブルターニュ地方の郷土料理ガレットとクレープを楽しむことができます。古き良き時代の懐かしい雰囲気を感じながら伝統の味を堪能してみてくださいね。
落ち着いた雰囲気の松濤エリアでガレットとクレープを
都会の喧騒に中に突如出現する建物は1階から3階まで蔦で覆われている
渋谷駅から徒歩10分。東急百貨店本店を左に、ゆるやかな松濤文化村ストリートを山手通り方面へ真っ直ぐ進むと、建物全体に蔦が絡まる建物が「Galettoria」です。駅前の喧騒から離れた松濤エリアは、公園や遊歩道があり静かな都会のオアシス。 店名の由来は、ガレットとトラットリアを合わせた「ガレットを気軽に食べられるレストラン」の造語。自然あふれる渋谷の街に佇む「Galettoria」の店内では、焼きたてのガレットとクレープを味わうことができます。
こんがり焼けたそば粉のガレットの形をした看板がシンボル
フランスの片田舎を訪れたようなノスタルジーな世界感
キッチンからはクレープやガレットを焼く香ばしい匂いが店内いっぱいに
入口の扉を開けると、木を基調としたナチュラルでどこか懐かしい雰囲気が広がっています。1階と2階にカフェスペースがあり、間隔を開けてゆったりと設置されている席や、おひとりさまでも気軽に訪れることができるカウンター席も。
店内にはBGMが流れまるでフランスのカフェにいるような心地よい気分に
2階はまるで友人の家に遊びに訪れたような親しみやすい雰囲気に包まれたカフェスペース。窓際からは明るい日差しが差し込み、窓の外からは渋谷の街を見渡すことができます。店内のあちらこちらには、蚤の市やブロカントで見つかりそうなカフェオレボウルやホームリネンなど、古き良き時代を受け継ぐインテリア雑貨が飾られており、温かみのある空間が広がっています。
高温で焼くことでパリッとした食感に
3台の鉄板で短時間で丁寧に焼き上げられる
ガレットやクレープは、注文を受けてから焼き上げるので、出来立て熱々をいただくことができます。ガレットは卵と牛乳を入れ、仕入れるそば粉に合わせて開発したオリジナル。高温で焼き上げることにより、パリッとした食感になり、そば粉の芳醇な香りが最大限に引き出されるのだそう。
そばの香りがふわりと香るガレット
「ハム・卵・チーズのガレット」ドリンクセット(1600円)
食事としてもデザートとしても食べられるガレットは、ハムやチーズ、卵を包んだ定番のほか、+200円でじゃがいもやスモークサーモンを使用したメニューなど5種類が揃います。「ハム・卵・チーズのガレット」は、ガレットの中で最も定番のコンプレットといわれるメニュー。 チーズと卵をガレット生地で包み、仕上げにパセリとピンクペッパー、プレートの周りにパプリカパウダーを散らして完成。チーズは、グリュイエールチーズ、レッドチェダーチーズ、ゴーダチーズをブレンドした3種のチーズ、そば粉は長野産を使用するなど素材にもこだわっています。そば粉の香りが広がるガレット生地は、パリッとしていて香ばしく、卵とチーズと相性抜群です。
甘い風味ともっちりした食感が味わえるクレープ
「塩バターキャラメルのクレープ」ドリンクセット(1300円)バニラアイストッピング(300円)
デザートにぴったりのクレープは、バターと砂糖のシンプルなものから、シナモンやメープルシロップをかけたものまで5種類。「塩バターキャラメルのクレープ」は、バターと砂糖のクレープにほんのり塩気のあるキャラメルバターソースをかけた人気メニューです。 北海道産の小麦粉を使用して焼き上げたクレープ生地は、やわらかくもっちりした食感。生地はほんのり甘く、キャラメルバターソースの塩気との組み合わせが絶妙です。バニラビーンズたっぷりの薔薇のアイスクリームを添えてどうぞ。
自宅でも楽しめるオリジナル紅茶
「アップルアールグレイ紅茶」30g(550円)
ガレットとクレープはセットのみ。セットドリンクは、コーヒーや紅茶、ソフトドリンクの他に追加料金なしでシードルやビールと一緒に楽しめます。食事にもデザートにも相性の良い「アップルアールグレイ紅茶」は、アールグレイにリンゴの香りをプラスしたガレットリアオリジナルブレンドの紅茶。 こちらの茶葉は店内でも販売しているので、自宅でのティータイムや、ちょっとしたお土産に購入してみてはいかが。
渋谷でガレットとクレープを楽しめるお店
食事にガレット、デザートにクレープといった楽しみ方もできるセットメニューもあり、一度に両方楽しむことができます。仕事やショッピングの帰りに、渋谷でブルターニュ地方のガレットとクレープを味わってみてくださいね。
Galettoria
ガレットリア
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南森エレナ
Writer
スイーツコンシェルジュ 南森エレナ
テレビ局や大手旅行会社などの勤務を経て雑誌やwebで執筆するライター。カフェめぐりと旅行が趣味
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