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2021.04.26
旧城下町の歴史を感じながらほっとひと息♪松本カフェ&スイーツ6選
長野県のほぼ中心に位置し、自然豊かな山々に囲まれた旧城下町・松本。戦火を逃れたことから歴史的建造物が多く残り、美しい街並みを楽しめます。今回はそんな松本からカフェ&スイーツのお店を6つご紹介。長年親しまれる老舗や、名店を受け継ぐ喫茶店、歴史ある建物をリノベーションしたカフェなど、松本らしさを満喫できるお店ばかりです。
名店の面影を残す新しい純喫茶「珈琲茶房かめのや」
60年近く親しまれ、惜しまれつつ閉店した純喫茶「翁堂(おきなどう)茶房」。その後に誕生したのが「珈琲茶房かめのや」です。床や天井は張り替えたものの、家具や照明などはなるべくそのまま使い、翁堂茶房の雰囲気を残しています。 メニューはさまざまな自家焙煎のコーヒーと、ナポリタンやピザといった“喫茶店メニュー”が充実。「翁堂」の「タヌキケーキ」(写真)や「松本クラフトビール」、安曇野のりんごジュースなど地元の味も楽しめます。
珈琲茶房かめのや
コーヒーサボウカメノヤ
松本市民のソウルフード♪「マサムラ」
市内にいくつかお店があり、地元の人なら誰もが知る洋菓子店「マサムラ」。1968年に創業し、何世代にもわたって愛され続ける老舗です。 王道の生ケーキからお土産にぴったりな焼き菓子まで揃いますが、名物は、ショーケースでも多くのスペースを占めるシュークリーム。看板商品の「ベビーシュークリーム」をはじめ、さまざまな大きさや種類が並びます。レトロで上品な包装もすてきなので、手土産やプレゼントにもおすすめです。
マサムラ本店
マサムラホンテン
ひと息つけるブックカフェ「栞日」
書店とギャラリースペース、中長期滞在型の宿泊施設などがある「栞日(しおりび)」。書店は国内のリトルプレスの本やアートブックなど中心に新刊をセレクト。併設の喫茶スペースでは、ドリンクやスイーツ、軽食をいただけます。 焼菓子の代表格がスコーン。信州産の地粉や発酵バターなどを使い、素材の味を生かして仕上げています。プレーン、チョコチップ、メープルナッツ定番の3種のほか、レモン(写真)などの季節限定品も。
栞日
シオリビ
地元の人も観光客もゆったり♪「NAKAMACHI CAFÉ」
江戸から明治にかけて作られたなまこ壁の土蔵の建物が多く残り、さんぽも楽しい「中町通り」。「NAKAMACHI CAFÉ(ナカマチカフェ)」は、工場跡をリノベーションした広々とした空間で、ほっとくつろげるお店です。 メニューは、オーダーごとに生地からつくるふわふわのスフレパンケーキや、新豆だけを自家焙煎してフレッシュな風味にこだわったスペシャルティコーヒーなど。近くにはテイクアウト専門のスタンドもあります。
NAKAMACHI CAFÉ
ナカマチカフェ
温もりあふれる小さなお店「cafe chiiann」
中町通りに面した路地を入った奥にあるカフェ「cafe chiiann(チーアン)」。明治時代の蔵を地元の家具職人がリノベーションした、居心地のよい小さなお店です。 メニューは、地元産の卵や牛乳でしっとりふわふわに仕上げた「chiiannカステラ」や、オリジナルでブレンドした「chiiannオリジナルティー」、さまざまな焼き菓子など。お店の一角には物販スペースもあり、不定期で作家の展示会なども開かれています。
cafe chiiann
カフェチーアン
松本らしいお菓子で愛され続ける老舗「開運堂」
明治31年に創業した「開運堂(かいうんどう)」。信州の食材を多く使った数々の和洋菓子が、地元の人にも観光客にも愛される老舗です。 お取り寄せにも大人気なのが「白鳥の湖」(写真)。安曇野を訪れる白鳥と風景が水彩で描かれたパッケージは見覚えのある人も多いのでは。中身は白鳥が型押しされたソフトクッキー。スペインの「ポルポローネ」にヒントを得たもので、落雁のような食感とほろりと柔らかな口あたりが特徴です。
開運堂
カイウンドウ
いかがでしたか? 今回は、過去に「ことりっぷWEB」で紹介したお店の中から、すてきなカフェやおいしいスイーツを楽しめる松本のお店をまとめてご紹介しました。メニューや営業時間、定休日などの情報は、各記事の公開時点のものですので、事前に確認しておでかけしてくださいね。
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高柳涼子
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