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2021.04.20
美しい彩りに心癒やされる♪関東の春の花の名所5選
春本番を迎え、各地から花の便りが続々届くいまの時季。明るくまぶしい日ざしや色とりどりの花に心も明るくなりますね。今回は関東各地の花の名所を5つご紹介します。世界的にも知られる観光スポットから、とっておきにしたい隠れた名所まで、すてきな写真で癒されてくださいね。
【栃木県】「あしかがフラワーパーク」の藤
CNNの「世界の夢の旅行先」の10か所に日本で唯一選ばれるなど、世界的な藤の名所として知られる「あしかがフラワーパーク」。広大な敷地に四季折々の花が咲き誇る花の名所です。名物の藤もまさの今の時季が見頃。写真の「大藤」をはじめ、うす紅色や白、黄色の藤が4月中旬~5月中旬に少しずつずれて開花し、視界いっぱいに広がります。開花に合わせてライトアップも実施中。昼と夜で表情を変える幻想的な眺めを楽しめます。
あしかがフラワーパーク
アシカガフラワーパーク
【埼玉県】「羊山公園」の芝桜
秩父市の東側にある「県立武甲自然公園」に含まれ、武甲山や市街地を一望できる「羊山(ひつじやま)公園」。桜や花菖蒲など、四季折々の自然も満喫できる市民の憩いの場です。近年、秩父の新名所ともなっているのが園内の「芝桜の丘」。関東でも有数の規模を誇るなだらかな丘に、4月中旬から5月上旬にかけて10品種40万株以上が咲き誇ります。一面が白や何種類ものピンク、ブルーの花で覆われた夢のような眺めが広がります。
羊山公園
ヒツジヤマコウエン
【東京都】「旧古河庭園」のバラ
傾斜のついた敷地に洋館と和洋の庭園が配された「旧古河庭園」。春と秋はバラが美しい季節です。洋館と洋風庭園は旧岩崎邸庭園洋館、鹿鳴館、ニコライ堂などを設計したジョサイア・コンドル博士、日本庭園は平安神宮神苑、円山公園などを作庭した小川治兵衛氏が手がけたもの。3つが見事に調和した貴重な存在として、国の名勝にもなっています。洋館「古川邸」は内部も見学でき、お菓子や飲み物をいただける喫茶室もあります。
旧古河庭園
キュウフルカワテイエン
【茨城県】「国営ひたち海浜公園」のネモフィラ
雄大な太平洋のすぐ近くにある大規模な都市公園「国営ひたち海浜公園」。園内のあちこちに大規模な花畑があり、四季折々の草花を楽しめます。この時季、美しいのが「みはらしの丘」にあるネモフィラ。見頃には丘一面がブルーに染まる絶景を楽しめます。花と空、場所によっては海の青っとも溶け合う風景はとても幻想的。園内には遊園地やサイクリングコースなど、花以外のお楽しみも数多く揃います。
国営ひたち海浜公園
コクエイヒタチカイヒンコウエン
【千葉県】「茂原牡丹園」のぼたん
毎年、開花の時季だけ開園する「茂原牡丹園」。おだやかな山里の風景をバックに、上総の伝統的な民家を牡丹が彩る素朴な庭園です。園内にある茅葺き屋根の民家は1750年、門は1841年の建造ととても古く、国の有形文化財にも登録されています。ぼたんは1979年から収集と栽培を始め、現在は250種2500株が揃います。園内には同じ時期に開花するハンカチノキや西洋シャクナゲ、ツツジ、シャクヤク、ヤマブキなどもあり、春を満喫できます。
茂原牡丹園
モバラボタンエン
いかがでしたか? 今回は、過去に「ことりっぷWEB」のユーザー投稿の中から、美しい春の花を楽しめる関東のスポットをまとめてご紹介しました。営業時間、定休日などの情報は、各記事の公開時点のものですので、最新の情報を事前に確認しておでかけしてくださいね。
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高柳涼子
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