思わずこちらも笑顔になる、アルパカスマイルを間近でウォッチ

小屋からひょっこり顔を出してくれる子。一緒に写真撮影してみては

東京から新幹線で約1時間半、のんびり在来線で行くなら約3時間。雄大な那須岳のふもとに「那須アルパカ牧場」はあります。アルパカは、南米アンデス地方の標高3000m以上の高地に生息するラクダ科の草食動物。夏でも涼しい那須高原は、アルパカたちが暮らすのに適した環境なのだそう。広大な敷地を散策しながら、のびやかに暮らすアルパカたちを見学できます。

広い敷地でゆったりと暮らすアルパカたちの牧歌的な風景

飼育数は約230頭。長いまつげとつぶらな瞳が特徴で、キュッと上がり気味の口角はまるで笑っているかのよう。性格は「シャイなのに好奇心旺盛」で、じっと眺めていると向こうから近寄ってきてくれる子も多く、すぐ間近でキュートなアルパカスマイルを見ることができますよ。

みんな違ってみんなかわいい、アルパカたちの魅力

個性豊かなアルパカたち。一頭一頭のスタイリングを見るのも楽しい

毛色は白、ベージュ、茶、黒などアルパカによってさまざま。さらにふんわりエアリーな前髪の子、くるくるの巻き毛の子など、毛並みや毛刈りのスタイリングが一頭一頭異なり、識別しやすいのもうれしいポイントです。ぜひ、お気に入りの子を探してみて。 「那須アルパカ牧場」では、スペイン語で「クリア」と呼ばれるベビーアルパカにも出会えます。大人アルパカもかわいいけれど、クリアのかわいさはまた別格。ひときわクリクリした目と、産毛のようなほわほわの毛で、愛くるしい魅力を振りまいています。

園内をおさんぽ中のべビーアルパカ

毛刈り前の初夏は、もふもふ体験のベストシーズン

アルパカ同士の触れ合い風景。眺めているだけで幸せな気分に

もふもふ具合は季節によって異なり、毛刈り前の春から初夏にかけてがマックス。直接手からエサをやることができるほか、特設のふれあい広場では一緒に写真を撮ったり抱きついたりもできるので、この時期に心ゆくまでもふもふ体験をどうぞ。 「ことりっぷマガジン春号　Vol.28」では、「那須アルパカ牧場」のほかにも那須エリアの素敵なスポットを多数紹介しています。芽吹いたばかりの草花、愛らしい動物たち、心ときめくアートやスイーツ。思わずパチリと写真を撮りたくなる、特別な出会いが待っています。ぜひご覧ください。