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2024.09.17
英国式洋館カフェや老舗ホテルまで♪心がときめくクラシカルな横浜さんぽ
異国の香りが漂う港町・横浜は、古さと新しさが同居する魅力のある街。今でも、数多くのVIPが滞在した歴史のあるホテル、アンティーク家具が美しい英国式洋館、文明開化の香りが漂う老舗の喫茶室などノスタルジックなスポットが点在しています。古き良き時代に思いを馳せながら、クラシカルな横浜のスポットをめぐってみませんか。
ステンドグラスが美しいレトロな喫茶室「馬車道十番館」
横浜開港資料館のミュージアムショップ「PORTER’S LODGE」
歴史的著名人も愛した「HOTEL NEW GRAND」
「HOTEL NEW GRAND」の直営ショップ「S.Weil」
50年を迎える老舗の喫茶店「コーヒーの大学院 ルミエール・ド・パリ」
ステンドグラスが美しいレトロな喫茶室「馬車道十番館」
文明開化を象徴するガス灯の設置に貢献した高島嘉右衛門家氏の屋敷跡に建てられた「馬車道十番館」。明治の西洋建築様式が再現された赤レンガ造りが目を引くすてきな洋館です。
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馬車道十番館
バシャミチジュウバンカン
横浜開港資料館のミュージアムショップ「PORTER’S LODGE」
横浜港の玄関口でもある大さん橋のそばに建つ横浜開港資料館。新館では幕末の開港期から昭和初期にかけての横浜開港の歴史を展示、その奥には英国総領事館として使われていた重厚な石造りの建物が保存されています。
元町の代官坂にお店を構える和菓子処「香炉庵」が手がける「船もなか」
開港当時の様子が描かれた絵ハガキや街中に流れた瓦版のポスター、書店ではなかなか手に入りにくい企画展の図録、この界隈にお店を構える老舗の商品などが並びます。このショップならではの品ぞろえで、おみやげはもちろんギフトにしても喜ばれそう。
「横浜開港資料館 PORTER’S LODGE」の記事はこちら
横浜開港資料館 PORTER’S LODGE
ヨコハマカイコウシリョウカン ポーターズロッジ
歴史的著名人も愛した「HOTEL NEW GRAND」
クラシカルな本館が「横浜市認定歴史的建造物」や「近代化産業遺産」にも認定されている「HOTEL NEW GRAND」。昭和2年の開業から、山下公園前のランドマークとして親しまれているホテルです。 ニューグランドブルーの絨毯が印象的な大階段、多くの賓客を迎えたロビーは当時の雰囲気のまま。クラシカルで品格の漂う空間にアンティークの家具や骨董品が華を添えます。 ベーブ・ルースやチャーリー・チャップリンなど国内外の著名人たちも滞在したこともあるノスタルジックな空間に身を置きながら、当時へと思いをはせてみませんか。
HOTEL NEW GRAND
ホテルニューグランド
「HOTEL NEW GRAND」の直営ショップ「S.Weil」
「ホテルニューグランド」の味を揃えた直営ショップ「S.Weil by HOTEL NEW GRAND」がホテルのすぐ近くに2024年4月にオープン。 ヨーロッパのスタイルをいち早く取り入れたこのホテルの雰囲気が、こちらの店舗の内装にも受け継がれており、店内に足を踏み入れるとうっとりしてしまいます。
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S.Weil by HOTEL NEW GRAND
エスワイル バイ ホテルニューグランド
50年を迎える老舗の喫茶店「コーヒーの大学院 ルミエール・ド・パリ」
みなとみらい線日本大通り駅から徒歩約3分、横浜の歴史を感じさせる界隈にお店を構える「コーヒーの大学院 ルミエール・ド・パリ」。近くにはジャックの塔として親しまれる赤レンガ造りの横浜市開港記念会館など重厚な歴史的建造物が建ち並び、横浜港からは時折ボーッという船の汽笛が鳴り響く、港町の風情を残すエリアです。
レトロなガラスの器に入った「パフェ」は創業当時からの人気スイーツ。レトロなガラスの器も当時のもの、白色のペーパーマットが時代を物語ります。
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コーヒーの大学院 ルミエール・ド・パリ
コーヒーノダイガクイン ルミエール・ド・パリ
バラの庭園を眺めほっとひと息「カフェ・ザ・ローズ」
横浜の山手エリアにたたずむ西洋館・山手111館。白い壁と赤い屋根、玄関先の3連アーチがすてき、その地階には明るいテラスを併設した「カフェ・ザ・ローズ」があります。カフェの正面には港の見える丘公園の中の「バラとカスケードの庭」が広がり、春と秋のバラの開花時期にはピンクや赤、オレンジ、黄色といった様々な種類のバラが目を楽しませてくれます。
「カフェ・ザ・ローズ」の詳細はこちら
カフェ・ザ・ローズ
カフェ・ザ・ローズ
坂の途中にある洋館カフェ「パティーカフェ」
オシャレなお店が点在する元町の代官坂にあり、赤い扉が印象的な「パティーカフェ」。店内の中央には暖炉があり、建てられた当時はリビングルームとして使っていたことが伺われます。磨きあげられた木の床には店主が集めたアンティークの家具が置かれ、まるで映画のセットのなかに入り込んだよう。
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パティーカフェ
パティーカフェ
横浜山手の英国式洋館で優雅なカフェタイム「えの木てい」
外国人居留地だった横浜山手に残る白と赤のコントラストが美しい「えの木てい」は、昭和2年に建築され、英国式洋館をカフェとして解放したお店です。 まるで知人の邸宅に招かれたような1階のカフェでは、創業オーナーのレシピを受け継いだケーキや英国風スコーンをはじめ、パティシエ渾身のスイーツが楽しめます。緑が心地よい庭先のテラス席も開放感たっぷりで、のんびりと過ごすのにぴったり。2階のショップでは、ケーキや焼き菓子が購入できますよ。
「えの木てい」の詳細はこちら
えの木てい
エノキテイ
https://www.enokitei.co.jp/
※営業時間は変更する場合あり。HPをご確認ください。
プリン・ア・ラ・モードが名物「山手十番館 レストラン&カフェ」
横浜開港当時、外国人の居留地だった山手エリアに建つ「山手十番館 レストラン&カフェ」。緑豊かなガーデンを併せ持つ木造の洋館の1階はカフェ、2階はフランス料理のレストランになっています。明るい日差しの入る窓辺にはアーチ形のステンドグラスがはめられ、レトロな雰囲気が漂います。落ち着いたゆったりとした時が過ごせます。
「山手十番館 レストラン&カフェ」の詳細はこちら
山手十番館 レストラン&カフェ
ヤマテジュウバンカン レストランアンドカフェ
かわいらしい装飾と色使いに心奪われる「ベーリック・ホール」
みなとみらい線元町・中華街駅から歩いて8分ほど。アメリカ人建築家J.H.モーガン設計の「ベーリック・ホール」は、昭和5年にイギリス人貿易商のB.R.ベリック氏の邸宅として建てられた西洋館。約600坪もの敷地に建ち、戦前の現存する山手外国人住宅の中では最大規模だそう。 瓦屋根のある煙突をはじめ、室内のかわいらしい四つ葉型の小窓や白と黒のタイル張りの床など、スパニッシュスタイルの優美で美しい空間にうっとり。 石張の暖炉がある47畳のリビングルームはもちろん、部屋の壁をフレスコ技法で復原したという子息の部屋も見学できるので、当時の暮らしを想像しながら、過ごしてみてはいかがでしょうか。
「ベーリック・ホール」の記事はこちら
ベーリック・ホール
いかがでしたか?今回は、過去に「ことりっぷWEB」で紹介した立ち寄りスポットやホテルの中から、横浜のクラシカルな雰囲気を楽しめる場所をまとめてご紹介しました。情報は、各記事の公開時点のものですので、事前に確認しておでかけしてくださいね。
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土屋加奈恵
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