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2021.07.04
倉敷生まれのマスキングテープが壁一面に並ぶ専門店「TANE」でお買い物
文具アイテムの定番として愛されるマスキングテープ。実は岡山県倉敷市生まれということをご存知でしょうか。生みの親は岡山県倉敷市のカモ井加工紙。元々工業用に使われていたマスキングテープの製造技術を活かしながら、文具用にかわいいデザインを施した「mt」というブランドを誕生させたのが2008年。今ではラッピングから手帳のデコレーション、インテリアのアクセントにまで、さまざまな場面で暮らしに彩りを添えるアイテムとしておなじみになりました。 今回はそんな「mt」が生まれた岡山県倉敷市にあるマステの専門店「TANE」をご紹介。たくさんのマステが店内を囲むように壁一面に並び、デザインはもちろん大きさや用途別にさまざまなバリエーションがそろいます。
暮らしを彩るマスキングテープを探しに倉敷へ
(左上)選ぶ時間も楽しい(左下)3軒隣で娘夫婦が地酒の店「井筒屋」を営む(右)左下はmt × minä perhonen soda water・blue528円など
TANEがあるのは岡山を代表する観光地、倉敷美観地区の一角。オーナーが営んでいた酒屋の一部を改装して専門店にしたそうです。 店の中央にミニクーパーが配された遊び心あふれる店内に並ぶのは、約1000種類のマスキングテープ。なかでもファッションブランドの「minä perhonen」といった世界的なブランドやアーティストとコラボレーションしたシリーズや北欧デザインのものは特に人気が高いそう。シーズンごとに新商品もたくさん登場するので、何度訪れても新しいマステに出会えるのが魅力です。またTANEではオリジナルデザインのマステも販売。倉敷美観地区の町並みをモチーフにしたものや桃太郎の絵柄など、岡山ならではの絵柄が全6種類そろうのでおみやげにいかがでしょうか。
アレンジ次第で多彩に楽しめるマステもたくさん
(左上)ラップタイプのマスキングテープ1個935円~(右上・左下)巾着作りに挑戦(右下)クレヨンや水彩などのタッチを再現した「mt art tape」
TANEで扱うマスキングテープは、種類の豊富さやデザインのかわいさもさることながら、さまざまな用途で使えるアイデア商品がたくさん。両端だけに粘着面が付いたラップタイプは巾着やマスクケースに簡単にアレンジできます。貼り直しが簡単にできる壁紙タイプのマステは、DIY感覚で部屋の模様替えにも使えます。アレンジ法はお店のスタッフが教えてくれるので、ぜひ聞いてみてくださいね。
自分だけのマステボックスを作ってみましょう
マステだけでなく小物入れとしても使いやすい正方形タイプのボックスをデコレーション♪
店内奥のスペースでは、マステの収納ボックスをデコレーションする体験も楽しめます。用意された100種類ほどのマステを使って自由にペタペタ。ぐるっと一周してみたり、一面ごとに柄を変えてみたり、自分好みのボックスを完成させましょう。
箱代と別に300円以上のマスキングテープの購入を
ボックスは全部で4種類。写真右側にある、箱の両端にテープカッターが付いたタイプは1箱1320円、それ以外は1箱220円です。予約なしで体験できますが、制限時間は1人20分。何度でもはがせるので、どんどん貼って思い浮かんだイメージをカタチにしてみましょう。 おみやげにも自分用にも買っておきたいマスキングテープ。とっておきを探しに、発祥地・倉敷に訪れたときにはぜひ足を運んでみてくださいね。
TANE
タネ
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橘春花(フォレスト) 撮影:森昌史(フォレスト)
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