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2021.07.10
京都の町家に暮らすように過ごす♪「カンデオホテルズ京都烏丸六角」がオープン
季節を問わず、何度でも訪れたい京都。6月6日に開業したばかりの「カンデオホテルズ京都烏丸六角」は、築125年の京町家をそのままラウンジに生かした滞在型ホテル。町家暮らしの気分と京文化を味わえるうえ、ゆったりくつろげる大浴場があることも特徴です。今度の旅では名所旧跡巡りとともに、地元の人の暮らしぶりが見える“普段着の京都”を体験してみませんか。
京都市登録有形文化財をそのまま生かしたホテル
古き良き京文化と、最新のホテル設備を兼ね備える
京都駅から地下鉄で3駅の烏丸御池駅から徒歩3分。このあたりはビジネス街として知られる一方で、路地に入れば古い町家や商店が並ぶ場所。その一角に開業した「カンデオホテルズ京都烏丸六角」は、京町家の住人になった気分で過ごせる滞在型ホテルです。
町家の趣たっぷりのレセプション棟
古い街並みにしっくり馴染んだ格子戸の入り口を開けると、坪庭がある伝統的な京町家の風景が目の前に現れます。明治後期に建てられた建物は「伴家(ばんけ)住宅」と呼ばれ、京都市の登録有形文化財。その建物を改修したスペースが、レセプション棟になっています。
畳のラウンジでは、京文化を体験しながらくつろいで♪
柱や梁、襖絵などは、ほぼ建築当時のまま
坪庭を見渡せる応接間が、ラウンジスペース。襖に残るのは、京都出身で18世紀に活躍した文人画家・池大雅(いけの・たいが)の墨絵。博物館級の作品を間近で眺められる場所は、京都といえどそう多くはありません。
お酒も楽しめるバー。奥にはバーカウンターも
応接間の2階が、地元・京都のクラフトビールや、ワインもグラス1杯から楽しめるバー。ここは、お酒も軽食もセルフサービスというのがユニーク。おつまみ類やボトルビールは1階のデリで購入し、ワインはコイン式のサーバーからお好きなものをグラスに注いで飲むシステム。電子レンジを備えているから、レンチンもOK! まさに、自分のおうち感覚ですね。
1階のデリからお好きなビールやワインを選んでバーで
表通りに面した2階には、24時間いつでも利用できるライブラリーがあります。京文化に関する書籍や写真集を自由に閲覧でき、コーヒーやお茶はセルフサービスで無料です。
ライブラリーの梁や柱に残る墨文字が歴史を感じさせる
一年中で京都が最も賑わう祇園祭の時期には、ホテル正面に組み立てられた山鉾(やまほこ)を臨むことも。畳の間で足を伸ばせるので、昼間、歩き疲れたときに立ち寄ってひと休みしたり、夜はお風呂上りにくつろぐのもいいですね。
最新設備を備えた客室はおひとり旅にぴったり!
細長い土間を抜けると、新たに建てられた客室棟へ
レセプション棟の通り土間を抜けると、奥にあるのが新しく建てられた客室棟。和の空間から洋の建物へ、全く異なるイメージも楽しく、ワクワクしてきます。ツインルームとともに、おひとり旅に使い勝手がいい1ベッドの部屋が充実しているほか、ちょっと贅沢に過ごしたい人には、プライベートスパ付きのお部屋がおすすめです。
コンパクトな1ベッドの「キング」
最上階のプライベートスパ付きルームは大人3人までOK
壺湯とサウナがあるスカイスパでリラックスタイム
女性用スカイスパは、大きな浴槽が2カ所と壺湯、ミストサウナ付き
ホテルでありながら、スパ(大浴場)を備えているのもこのホテルの特徴。名所旧跡を訪ねて昼間は歩き回ることが多い京都で、手足を伸ばして入れる大浴場の存在はとてもありがたいと思いませんか。女性用スパにはひとり用の壺湯とミストサウナがあり、客室から浴衣とスリッパのまま利用できるのもうれしい。
朝ごはんに、おばんざいを味わえるお弁当はいかが?
3種類を日替わりで提供する朝食のお弁当2750円
ビュッフェスタイルの朝食が多いなか、ここでは旬の食材を使い、地元の有名料理店が作るおばんざいの朝ごはんをお弁当スタイルで味わうことができます。 内容は、焼き魚と梅ちりめんご飯、ローストビーフとしそちりめんご飯、ローストポークと筍ご飯など3種類のメニューを日替わりで提供。数量限定なので、事前に予約してぜひ味わってみたいですね。
カンデオホテルズ京都烏丸六角
カンデオホテルズキョウトカラスマロッカク
https://www.candeohotels.com/ja/kyoto-rokkaku/
料金:キング(1名1室)6816円~、ツイン(2名1室)9508円~
※シーズンにより異なる
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永田さち子
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