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2021.07.25
富山の木々に囲まれながら過ごす、特別な時間。ログハウスカフェ「MEWSHIP」
富山市郊外の森の中にある「MEWSHIP(ミューシップ)」は、ログハウスや焚き火のできるウッドデッキ、バスケットコートなどを備えたアウトドア空間。お昼は本格的なスパイスカレーやこだわりのコーヒーなどが味わえるカフェ、夜は予約制のグランピングエリアになります。1ヶ所に様々な楽しみがそろっているので、ゆっくりと過ごせる点が大きな魅力。アウトドアを気軽に楽しめるスポットとして人気が出ています。
山のふもとにたたずむ、隠れ家のようなあたたかなカフェ
ひっそりとした道沿いから細いじゃり道を進むと、ログハウスが見えてくる
富山市の南側、富山平野や神通峡を一望できる猿倉山のふもとに「MEWSHIP」はあります。 あたたかな雰囲気のログハウスは、オーナーの両親が約30年前に住まいとして建てたもの。その後空き家になっていたところを、富山にUターンしたオーナーが、3年前にカフェとしてオープンさせました。 普段はとても静かな場所ですが、金曜から週末だけ限定営業するカフェタイムは、学生や家族連れ、バスケット好きなど様々なお客さんで賑わいます。
買って、食べて、くつろいで。ゆっくり過ごせるログハウス
左から時計回りに薪ストーブがある1階、窓から差し込む光が心地よい2階、商品が並ぶ店内の一角
まずは店内をご紹介。長い年月を経た木が味わい深いログハウス。ドアを開けるとすぐに見える薪ストーブは、訪れる人をほっこりさせます。 カフェの一角にはTシャツやキャップなどが売っています。こちらは、オーナーがデザインを手がけたもの。実は「MEWSHIP」という名は、元々このアパレルブランドから始まっているんだとか。窓ぎわのカウンターでは、緑を眺めながらくつろいで食事ができます。 木製のはしごを上った2階に見えるのはハンモック。揺られてまどろんだり、秘密基地のような屋根裏で寝転んだり。こちらのフリースペースでは家の中のように、リラックスできます。 店内は小さな空間ですが、食べたり、くつろいだり、買い物をしたりと、楽しく時間を過ごせますよ。
カフェメニューは一味違うこだわりのおいしさ
カレーはドリンクとセットで1500円
カフェにはドリンクやフレンチトーストの他、ホットドッグやカレーなど、キャンプで人気のメニューがそろいます。カレーは、自家製のスモークチーズがポイント。ふわっと香ばしいチーズの濃厚さと、ぴりっとスパイスのきいたカレーがそれぞれを引き立て、一味違った味わいに。アルミのお皿と木のプレートも、お店の雰囲気にぴったりですね。
焙煎用の小鍋とフレンチプレス器。自家焙煎COFFEEは550円
コーヒーは生の豆で仕入れ、専用の小鍋で自家焙煎しています。焙煎から3日以内の豆だけをプレスして抽出するので、新鮮な豆そのものの味を堪能できます。深煎りのしっかりとした味は、カレーやスイーツとも相性抜群。外でも飲めるように、専用の紙コップで提供しています。
カフェの外でできるアクティビティも楽しんで
店の外にはロッキングチェアや薪割り場などもある
カフェメニューは外にあるロッキングチェアやウッドデッキに持っていくこともできます。木々の匂い、風や鳥の音を感じながらの食事は、より美味しいこと間違いなし。 近くにはバスケットゴールがあり、転がっているボールで自由に遊べます。コート横の薪割り場では、日によって薪割り体験のチャンスも。普段の生活から離れ、そのままの自然の中でめいっぱい身体を使って楽しむと、何よりものリフレッシュになりますよ。
夜はエリア一帯を貸し切ってグランピングも
グランピングの時間や料金等は要問い合わせ
日が暮れる時間帯からは、カフェと外のエリアは事前予約制の貸切プライベート空間へと変身。ウッドデッキでバーベキューをして、家族や友人などと気兼ねない時間を過ごすことができます。キャンプ道具や料理を一式用意してくれるプランもあり、手ぶらも可能。3時間の日帰り貸切の他に、翌朝まで使えるプランもあります。焚き火を囲んだり、レンタルしたプロジェクターを使って屋外で映画を見たりと、特別な時間を気軽に手に入れられますよ。 楽しみ方が盛りだくさんの「MEWSHIP」。今後は大きな野外ハンモックエリアが登場する予定なんだとか。ますます魅力的になる憩いの地に、ぜひ足を運んでみてくださいね。
MEWSHIP
ミューシップ
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小林 香奈子
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