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2021.08.11
京都の老舗で修業した店主がつくる和のおやつ。京都・西院の「まるに抱き柏」
2021年1月、京都・西院エリアにオープンした「まるに抱き柏」は、テイクアウトで楽しめる和菓子のお店。京都の和菓子の名店で経験を積んだ若い職人が手がけています。定番の黒豆大福や季節限定のみたらし団子など、素朴で味わい深い和菓子はおやつとしてはもちろん、おみやげとしても喜ばれそうです。
名店での修行を経て独立オープンしたお店
町家を改装した空間に趣を感じる
阪急西院駅から南に歩いて5分ほど。西大路通沿いにお店があります。店主の西森敬祐さんは「老松」や「出町ふたば」、「亀屋良長」など名だたるお店で経験を積み、「まるに抱き柏」をオープンしました。個性的な店名は店主の家紋から名付けられたのだそうです。
ショーケースの和菓子を選ぶ時間も楽しい
「まるに抱き柏」で購入できるのは、大福や団子、まんじゅうなど定番の和菓子。ひとつひとつ丁寧に作られており、老若男女が親しみやすいラインナップが魅力です。
こだわりが詰まったなじみ深い和菓子
「黒豆大福」(1個290円)
ショーケースや棚には10種類ほどの和菓子が並びます。 人気の黒豆大福は、丹波黒豆をふんだんに使用。生地はもち米からついており、やわらかくもコシのある食感を楽しめます。また、大粒でふっくらとした黒豆を引き立てるように、自家製のこしあんは上品な味わいです。
「どらやき」(1個220円)
「まるに抱き柏」の焼き印が入ったどらやきも定番商品。中の粒あんとのバランスを考えて作られた生地はふわふわでしっとりとしています。夏には「冷やしどらやき」も楽しめますよ。
季節に合わせた商品も一緒に
「みたらし団子」(1本160円)※8月中までの販売予定
お店には季節限定の和菓子も並んでいます。もっちりと弾力がありながら歯切れよい食感のみたらし団子も季節限定です。タレには香川県にある「かめびし屋」の三年醸造醤油と北海道産昆布を使用。砂糖は控えめでほどよい甘さを楽しめます。
「本わらび餅」(1個370円)※現在は販売終了
本わらび粉をふんだんに使った本わらび餅はとろりとしており、すっと溶けていくような舌触りがたまりません。上からまぶされた深煎りきな粉のほろ苦さもアクセントになっています。 おやつの時間をそっと彩る和菓子たち。定番の味から季節の移ろいを感じるものまで、心おどる和菓子を探しに訪れてみてくださいね。
まるに抱き柏
マルニダキガシワ
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Union Synapse 写真:鈴木誠一
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