120
2021.10.31
アートといきものたちが融合する次世代水族館。神戸ポートミュージアム「アトア」オープン
2021年10月29日、神戸港の新港エリアに開業した複合文化施設「神戸ポートミュージアム」内に、アートとアクアリウムが融合する新しい世界を体現できる劇場型アクアリウム「アトア」がオープンしました。 「アトア」とは、Aquarium(水族館) to(と) Art(アート)が掛け合わさった造語。その名のとおり、デジタルアートや舞台芸術を駆使したアート空間の中に、約100種類3000点ものいきものたちが共存しています。
多彩な魅力が詰まった新しい文化の発信地「神戸ポートミュージアム」
今回オープンした「神戸ポートミュージアム」は、水族館、フードホール、ブライダルデスクなどが融合する複合文化施設。目を引くシンボリックな外観は、「隆起する大地と侵食する水により生まれた造形」を表現しています。 展望デッキ「ROOF TOP」からは、人気施設のハーバーランドやメリケンパークが一望できるほか、夜には神戸ベイエリアの幻想的な眺望を楽しめる夜景スポットとしても楽しめます。
生きものたちとアートが共演する幻想的で独創的な8つの世界
日本最大級かつ世界屈指の規模を誇る球体水槽「AQUA TERRA」
時とともに変化し成長するテラリウム「Evergreen」
太陽の光を取り入れたオーバーハング水槽「atoa sky」
atoa最大の海水水槽「Mega Cylinder」
「アトア」の各ゾーンにはゾーンテーマを象徴したシンボル水槽のほか、約60基もの水槽が設置されています。なかでも国内最大を誇る球体水槽(AQUA TERRA)、まるで水面を歩いているかのようなガラス床水槽(MINAMO)などに注目です。
アトアの代名詞“劇場型アクアリウム”を体験する2つのゾーン
アトアの醍醐味・劇場型アクアリウムを存分に体験するなら「MIYABI」と「PLANETS」の2つのゾーンがおすすめです。日本の和の空間を演出したMIYABIでは、光の切り絵作家・酒井敦美氏によるオリジナルプログラムが用意されており、圧巻の切り絵作品を楽しむことができます。また、無数の星に囲まれた宇宙空間を表現したPLANETSでは、レーザーとミストによる演出を体験できます。
約100種類3000点ものいきものたちと出会う
大人気のコツメカワウソやカピパラ、フンボルトペンギンとの出会いに癒される
アトアでは“アート”だけでなく、生物展示にもこだわりが詰まっています。 館内では、魚類のほか、無脊椎動物や両生類、爬虫類、鳥類、哺乳類など、約100種類3000点もの多様ないきものたちと出会うことができます。
思わず写真を撮りたくなるようなキュートなカフェメニュー
館内のカフェでは、思わず写真を撮りたくなるような可愛らしいデザインのメニューが並びます。なかでも目を引くのはカワウソメニュー。 チョコのスポンジでカワウソの可愛らしいフォルムを表現した、まるでカワウソが袋から顔を出しているような「カワウソエクレア」や、カワウソを表情豊かなキャラマンで表現した、美味しいチョコクリーム味の「手のりカワウソまん」など、キュートなメニューがそろいます。
館内随所に散りばめられた隠れたアート作品も
また、館内の階段やエレベーター、トイレなど、細かな箇所にも遊び心いっぱいのアートが施されているほか、ミュージアムショップでは、水族館らしい可愛いぬいぐるみから、神戸らしいおしゃれなグッズなどがそろいます。 入場は日時予約制のため、チケットなど詳細は公式サイトをご覧ください。 アートといきものたちが融合する新感覚水族館を、この機会にぜひ体験してくださいね。
※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
※画像・文章の無断転載、改変などはご遠慮ください。
の人気記事