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2022.03.09
心に残る絶景や宿泊体験を!非日常を味わう、電車で楽しむ琵琶湖の周遊旅
日本一の面積を誇る湖・琵琶湖周辺には、ダイナミックな絶景スポットや、美しい景色を満喫できるカフェ&自然豊かな宿泊スポットが点在しています。 移動中も車窓から広がる美しい湖を眺めながら、ゆったりした鉄道旅を楽しむことができます。大阪や京都からアクセスも良く、気軽な週末旅におすすめです。ぜひ足を運んで、滋賀ならではの景色やグルメを味わってみませんか。
琵琶湖周辺MAP

◎JR京都駅から、各施設最寄り駅へのアクセス
志賀駅 JR湖西線 普通 38~43分
マキノ駅 JR湖西線 普通 1時間22~45分
米原駅 JR琵琶湖線 新快速 54分~1時間14分
近江八幡駅 JR琵琶湖線 新快速 35~47分
石山駅 JR琵琶湖線 新快速 13~17分
守山駅 JR琵琶湖線 新快速 26~31分
※記載の情報は2022年2月現在のものです。ダイヤ改正で変更になる場合もあります。おでかけの際には事前にご確認ください。
山頂から望むびわ湖の大パノラマ「びわ湖テラス」

打見山側にあるグランドテラス。3段を移動して見る景色は、見え方が変わる
ロープウェイで玄関口に到着する、標高1100mの山頂にある高原レジャーリゾート「びわ湖バレイ」。春から秋にかけてオープンする絶景スポット「びわ湖テラス」は、眼下にびわ湖の大パノラマが広がります。 3段構造が開放的な「グランドテラス」と、北湖側を望む「ノーステラス」、それぞれのウッドデッキでは優雅な眺望を楽しめます。食事やドリンクを楽しめるカフェも併設しているのでぜひ利用してみては。びわ湖を上から眺める爽快な絶景を満喫しましょう。

(左)「テラスカフェ」の「ジェラートダブル」(650円)、(右上)「ノーステラス カフェスタンド」の「シューアラゴスタ」(600円)、(右下)落ち着いたウッディな空間でくつろげる「テラスカフェ」
◎「びわ湖バレイ」へのアクセス
JR湖西線・志賀駅から、江若バス・びわ湖バレイ線に乗って10分・びわ湖バレイ前下車、 びわ湖バレイロープウェイに乗って5分・山頂駅下車すぐ
びわ湖バレイ/びわ湖テラス
ビワコバレイ/ビワコテラス
四季で美しさを変える道路沿いの木々「メタセコイア並木」

さわやかな新緑が見られるのは4月から5月の上旬にかけて
琵琶湖の北西部にある農業公園「マキノピックランド」の県道沿いに約2.4kmにわたって植えられている約500本のメタセコイア。 大きなもので約25メートルの樹高があり、春の新緑、夏の深緑、秋の紅葉から、雪を纏う冬の裸樹まで、季節ごとに美しい景観を見せてくれます。遠景には福井にまたがる野坂山地の山々が広がり、スケールの大きさが訪れる人々を魅了しています。
メタセコイア並木
メタセコイアナミキ
メタセコイアを眺めながら、ほっとひと息「並木カフェ」

左下:「ブレンドコーヒー」(450円)「クロッフル」各650円。旬の食材を味わえるメニュー
店内からメタセコイア並木と、滋賀の山並みを眺めながらひと休みできる「並木カフェ」。 「近江牛ペッパーライス」や「高島とんちゃんサンド」など地元の素材を使った軽食や、マキノピックランドで採れた野菜を使ったメニューも展開。スイーツやドリンクも豊富にそろい、シーズンごとに変わるメニューが楽しめます。
並木カフェ メタセコイア
ナミキカフェメタセコイア
◎「メタセコイア並木」へのアクセス
JR湖西線・マキノ駅から、マキノ高原線バスに乗って6分・「マキノピックランド」下車すぐ
大自然に囲まれて過ごすオールインクルーシブ「グランエレメント」

水辺にテントやヴィラが並ぶ。それぞれ間隔があるのでプライベート感もたっぷり
自然豊かな伊吹山のふもとにある大型グランピング施設「GLAMP ELEMENT(グランエレメント) 」。 広大な敷地に、オープンデッキ付きの2階建てヴィラ、窓から伊吹山を望むウッドキャビン、テントやドームなど5タイプの宿泊施設が点在。豊かな緑と水の里で気軽に自然に触れ合う体験ができます。

コンシェルジュがサーブしてくれるので、アウトドア料理が初めてでも気楽に構えて
夕食は、開放的なウッドデッキでアウトドア料理を。パエリア、グリル、ストウブ鍋での煮込み料理など、地元食材を使用したおしゃれな料理をリッチな気分で楽しめます。特別感のあるスパークリングワインのオプションもあるので、オーダーしてみては。
◎「グランエレメント」へのアクセス
米原駅と近江長岡駅から、それぞれ無料送迎バスあり(要予約)
GLAMP ELEMENT
グランエレメント
小舟に乗って、お堀から岸辺を観光「八幡堀めぐり」

所要時間は約35分。 不定期船のため、出発時間・最終時間は要問い合わせ
安土桃山時代に、八幡山城の城下町の繫栄を支えた八幡堀。お堀に沿って建ち並ぶ白壁の土蔵や旧家が、当時の華やかな面影を今に伝えています。 屋形船に乗り、船頭さんが語る地元の歴史に耳を傾けながら、かつての運河から景色を楽しめる「八幡堀めぐり」では、時代を巻き戻したかのようなひとときを過ごせます。桜や花ショウブが堀沿いを美しく彩る春から初夏にかけてのクルーズには、ぜひカメラをお供にして。
八幡堀
ハチマンボリ
◎「八幡堀」へのアクセス
JR琵琶湖線・近江八幡駅から、近江鉄道バスに乗って7分・大杉町 または 八幡山ロープウェイ下車すぐ
深い森に囲まれた山中の美術館「MIHO MUSEUM」

トンネルの内壁に貼られた銀色のステンレス板が山の新緑や桜を映す
甲賀市信楽の山あいにある「MIHO MUSEUM(ミホミュージアム)」は、フランスのルーブル美術館のガラスのピラミッドを手掛けた建築家のI.M.ペイの設計による美術館。エジプトやギリシア、中国などの古代美術や、日本の仏教や茶道にまつわる美術品を所蔵しています。 春は桜の名所としても知られています。レセプション棟から美術館棟まで続く、両脇に植えられた桜道をお花見しながら歩くのがおすすめ。道中にある、金属板を張り付けたトンネルに映し出された桜色の世界は幻想的な美しさです。

定食「一汁三菜」のご飯、お味噌汁はおかわり可能
鑑賞の合間には、施設内の「レストラン ピーチバレイ」でランチをいただけます。「カフェ パインビュウ」ではスイーツやドリンクをオーダーしてひと休みを。 肥料や農薬を使わずに育てられた野菜、自家製の手作り豆腐やパン、ケーキ、世界中から厳選し取り寄せた食材を丁寧に調理したメニューをじっくり味わいましょう。料理を盛る器は陶芸作家のものも使っており、あたたかみのある器で料理をいただけます。
◎「MIHO MUSEUM」へのアクセス
JR琵琶湖線・石山駅から、帝産バス「MIHO MUSEUM行」に乗って50分・終点下車すぐ
MIHO MUSEUM
ミホミュージアム
滋賀の名峰を一望するびわ湖沿いのリゾート「セトレ マリーナびわ湖」

客室は14室どこからでもびわ湖が見える眺望
「セトレ マリーナびわ湖」は自然の恵みを活かした食事と、滋賀らしさが詰まったこだわりの部屋でくつろげる全14室のプライベートリゾート。ホテルの部屋やロビーからも視界に入る、びわ湖の眺望に癒されます。 部屋の家具に使われた木材が滋賀県産であったり、味わいのある土壁にはびわ湖のヨシや信楽の土を混ぜ込んでいたりと、滋賀らしさを取り入た建物では、自然に包まれたような気分で落ち着いて過ごせます。

滋賀で育った食材を厳選したごはん
食事は1階のレストランで窓の外に広がる琵琶湖の美しい景色とともに楽しめます。 ディナーは近江牛をはじめ、琵琶湖の湖魚など、滋賀で育った食材を厳選した地産地消のコース料理をじっくり味わうことができます。四季折々の地域の恵みがつまった旬のごはんをいただくと、体の内側から元気が湧いてくるようです。
◎「セトレ マリーナびわ湖」へのアクセス
JR琵琶湖線・守山駅から、路線バス「雄琴行」(もしくはみさき公園行)「琵琶湖大橋東詰」乗車20分下車徒歩すぐ
SETRE MARINA BIWAKO
セトレ マリーナびわこ
電車に乗ってのんびり安全安心な旅を♪
安心して鉄道をご利用いただけるよう、鉄道事業者は新型コロナウイルス対策に取り組んでいます。今回ご紹介のスポットは、JR線が最寄り駅。JR西日本では、車内の消毒・抗菌・換気をはじめ、混雑状況のお知らせを行っています。 移動・観光の際はマスクを着用いただき、会話は控えめに。混雑を避けて、のんびりと安全安心な鉄道の旅を楽しんでくださいね。
「JR西日本」新型コロナウイルス感染予防の取組みの詳細はこちら
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