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2022.03.17
美しいパフェとケーキにうっとり♪浅草のカフェ「雨虹」で穏やかな時間を過ごして
東京の下町・浅草のはずれ、ゆったりとした時間が流れる今戸エリアに2021年7月にオープンしたカフェ「雨虹」。女性店主が切り盛りしている隠れ家のようなこちらのお店では、写真に収めたくなるような鮮やかに彩られたパフェやケーキ、焼き菓子にパンなどがいただけ、全てのメニューがテイクアウトできます。地域の人々を中心に人気を集めるカフェで、すてきなひとときを過ごしてみませんか。
住宅街にひっそりとたたずむ居心地のよいカフェです♪
温かみのある雰囲気の店内
地下鉄・浅草駅から徒歩15分。浅草寺の北東側、賑わいのある浅草エリアから少し外れた閑静な住宅街に「雨虹」はあります。こちらは、食べることが大好きという店長の山本香織さんが2021年7月10日にオープンした、ケーキやパフェ、焼き菓子やパンなどをいただくことができるカフェです。白のスッキリとした壁に木の温もりを感じるインテリアでまとめられた清潔感のある店内は、ついつい長居してしまいそうなほっとする空間です。
笑顔がすてきな山本さんがやさしく出迎えてくれます
ショーケースの前で山本さんをパシャリ
お店を開く前は、飲食店の出店を考える人をサポートする会社で仕事をしていたという山本さん。35歳の時に「サポートする側ではなく自分でもお店を持ちたい」と思い、働きながらフレンチレストランやカフェ、ケーキ屋にパン屋、ワインショップなど、さまざまなジャンルのお店で修業を始め、満を持してお店を開きました。
テキパキと作業をする山本さん
ショーケースには山本さんが作るケーキなどの生菓子や焼き菓子、パンなど、さまざまなメニューが並びます。もともと「落ち着いた雰囲気のエリアでお店を出したい」と考えていたという山本さん。今戸の住宅街の温かな雰囲気がイメージにぴったりだったため、このエリアでの開店を決めたそうです。ユニークな店名「雨虹」には、雨が降っていても虹が見えたら少ししあわせな気分になるように、お客さんに「小さなしあわせを届けたい」、「日常をちょっとハッピーにしたい」という思いが込められています。
お店の一番人気はフレッシュな味わいの「レモンケーキ」
「レモンケーキ」(580円)と「フルーツカクテル」(ポット・680円)
旬の果物を使用した「今の旬タルト」や「ガトーショコラ」など、常時5~6種のケーキを楽しむことができるお店の一番人気は、鮮やかな黄色が美しい「レモンケーキ」です。レモン好きの山本さんが「レモンをしっかり感じられるケーキを」と作ったこちらは、国産のオーガニックレモンを使用した、酸っぱさのあとにほのかな甘みを感じるフレッシュな味わいになっています。 一緒に味わいたいのが数種のフルーツを使ったドリンク。ハイビスカスやマンゴー、パイナップルなどをブレンドした「フルーツカクテル」は、トロピカルで華やかな味わいです。
レモンをそのまま閉じ込めたような味わい
「レモンケーキ」の土台、サクサクのダックワーズ生地の上には、クレーム・シャンティ(生クリーム)とフレッシュなレモンカードが。レモンカードとは卵黄と砂糖、レモンの果汁と果皮を一緒に煮詰めた後、冷やして柔らかくしたもの。一口食べればレモンカードの酸っぱさとクレーム・シャンティの甘さが口のなかで絶妙に溶け合います。
鮮やかで美しいパフェも見逃せません
季節限定「パブロバのイチゴのパフェ」(1000円)
こちらは鮮やかで美しい見た目が特徴のパフェ。口に入れたときの食感や味わい、バランスを重視して山本さんが一からメニューを考えて作っています。いろいろなフルーツを盛り合わせた「フルーツパフェ」(1480円)と、旬の果物を使用したパフェ2種の常時3種を提供していて、2月~3月は「パブロバのイチゴのパフェ」と「今日の柑橘類パフェ」(1380円)を味わうことができます。 旬の果物を使用したパフェはだいたい1か月ごとに変更されるそう。パフェの内容は公式Instagramでお知らせされるので、訪れる際にはチェックしてみてくださいね。
いろいろな食材が調和した食感が楽しい
「パブロバのイチゴのパフェ」は、イチゴやレモンカードムース、竹炭とレモンピールを練り込んだメレンゲクッキーに、ニュージーランドやオーストラリアの伝統菓子であるメレンゲを焼いたパブロバなど、さまざまな食材が調和した華やかな一品。エディブルフラワーやイチゴ、ふわふわなクレーム・シャンティにカリカリ、サクサクなパブロバなど、いろいろな食感が楽しめます。
満足感のある滋味深いパンもおすすめです
山本さんのこだわりが詰まったパンが並ぶ
スイーツだけでなくパンも充実しています。「角食パン」や「チーズパン」などの総菜系のほか、「シナモンロールデニッシュ」や「フルーツフラワーブレッド」などの菓子系など、10種前後のパンをラインナップ。
「12穀カンパーニュ」(左・390円)と「フガス」(右・280円)
左はもちもち生地のカンパーニュに粟やキビ、黒豆に小豆など12の雑穀を練り込んだ「12穀カンパーニュ」。カリ・コリっとした食感が楽しい栄養満点のパンです。右は葉っぱのような形が特徴の「フガス」。南フランス・プロヴァンス地方の伝統的なパンで、ライ麦パンにベーコンとオリーブが練り込まれており、これだけで満足感のある味わいです。 パンを捏ねる際の仕込み水にもこだわりがあり、「12穀カンパーニュ」には小豆の茹で汁を、「フガス」には紅茶を使用。水以外を使用することによって奥深い味わいになるのだそうです。
プレゼントや自分へのご褒美に、クッキー缶はいかが
「クッキー缶」(2800円)
店内ではいろいろな焼き菓子も販売しています。それぞれ1個から購入できますが、詰め合わせもおすすめです。こちらは2日前までに予約して購入できる「クッキー缶」。なかには「ジャスミンレモン」や「レモンココナッツ」などの3種のレギュラー商品と、3種の季節限定商品(冬季は「チョコモカクッキー」と「バタークッキー」、「ストロベリークッキー」)が入っています。 ニッコリ笑顔がすてきな山本さんが生み出すやさしい味わいのスイーツを心ゆくまで楽しんだ後は、おみやげにもぴったりな焼き菓子を手に入れ、「雨虹」の魅力を隅々まで堪能しませんか。
雨虹
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