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2022.04.24
開国の歴史が残るレトロな下田を街あるき。幕末開港の舞台をおさんぽ
黒船に乗ったペリーが来航、幕末開港の舞台となった下田。今なお古民家や土蔵が立ち並び、歴史の香り漂う街で開国ゆかりのスポットをめぐってみましょう。
黒船電車で伊豆急下田駅へ到着
下田の街あるきは、伊豆急下田駅からスタート。南国らしいヤシの木がお出迎えします。
伊豆急下田駅前から東急ストア前の交差点を渡って、マイマイ通りを直進。了仙寺の本堂前からのびる参道がペリーロードです。マイマイ通りの海側は商店街で、食事処などが並びます。
(左上)了仙寺の方角を向いて建つ、ペリー上陸記念碑(左下)道の駅開国下田みなと近くにある、まどが浜海遊公園(右上)ぺリーロードの先にある下田公園からは下田の街並みを望める(右下)街の随所になまこ壁の建物が見られる
唐人お吉の記念館がある「宝福寺」へ
51歳で亡くなった悲運の人として語られる唐人お吉のお墓がある寺。境内には唐人お吉記念館があり、お吉の写真や着物を展示しています。
宝福寺
ホウフクジ
「下田開国博物館」で幕末のドラマを学ぶ
「宝福寺」から歩いて10分、黒船来航の記念館へ。 「下田開国博物館」は、なまこ壁の外壁が目印の博物館。幕末開港時代の下田を詳しく紹介しています。黒船や唐人お吉、ペリー、ハリスの愛用品などが展示されています。
下田開国博物館
シモダカイコクハクブツカン
日米下田条約の調印式が行われた寺「了仙寺」
「下田開国博物館」から徒歩すぐの「了仙寺」は、日米下田条約の調印式が行われた寺。黒船ミュージアムには3000点を超える国内最大規模の黒船・開国の資料を収蔵しています。境内の1000株のアメリカジャスミンは、5月に満開となります。
了仙寺
リョウセンジ
こし餡とソフトバターが入った、人気の牛乳あんパンをお土産に「平井製菓」
1948(昭和23)年創業の和菓子店。手作り餡を使用した、ほどよい甘さのあんパンが大人気です。毎朝、焼きたてのものが並び、お土産にぴったりです。
平井製菓
ヒライセイカ
黒に赤のラインが印象的な遊覧船「黒船サスケハナ」で下田の海へ
黒船を模したサスケハナは、弁天島など下田港を周回する約20分のコースを就航しています。2階展望席からの海の眺めが気持ちいいと人気です。荒天時は欠航です。
黒船サスケハナ
クロフネサスケハナ
ここでひと休み「Hamburger Ra-maru」
大きめのバーガーが人気のカフェ。名物は、下田名物の金目鯛のフライを挟んだ下田バーガー1100円。クセになる味わいが魅力です。
Hamburger Ra-maru
ハンバーガーラマル
おみやげはここで「MOBS 黒船ミュージアム」
了仙寺に隣接し、黒船来航時の歴史を学べます。オリジナルグッズが購入できるショップは、ちょっと変わったおみやげ探しにぴったり。
MOBS 黒船ミュージアム
モッブスクロフネミュージアム
レトロな下田の街あるきはいかがでしたか?開国ゆかりのスポットを巡りながら、幕末の歴史を感じてくださいね。
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