135
2022.04.24
日本最古の御香調進所「薫玉堂」京都寺町にオープン。限定商品やワークショップ開催も
2022年4月24日、日本最古の御香調進所「薫玉堂」の路面店が、京都・寺町二条にオープンしました。 安土桃山時代・1594(文禄3)年に京都・西本願寺で創業以来、428年に渡り日本最古の御香調進所として、その時代の香りを作り続けている「薫玉堂」。本店(京都)・KITTE丸の内店(東京)・NEWoMan横浜店(横浜)・心斎橋PARCO店(大阪)に続き、5店舗の直営店となります。
二十四節気に基づく感性と、こころを癒す香り
「薫玉堂」は創業以来428年に渡り、天然の原料にこだわりながら代々伝わる調香帳(レシピ)と、職人の技術に裏付けられた独自の調香の技術をもとに、香りを作り続けてきました。
現代の暮らしの中においても、京都の時間や季節、情景などをテーマに、古都の様々な表情を感じることができる香りを提案、日常的に香りを楽しむことができる商品を展開しています。
寺町店のショップコンセプトは「こころを癒やす香りを誂える」。好きな香りを選んで詰め合わせできる線香や、自分だけの香りを調合できる香袋ワークショップを通し、それぞれのお好みの香りを誂えることができます。
寺町店限定の香りとして、寺町二条界隈の町並みをイメージした線香「寺町705」が販売されます。 点在する由緒ある社寺や、古美術商の玻璃越しの洗練された逸品、伝統ある老舗の革新の息吹。この町の懐かしさと新しさが光と影のように映し出される香りです。
香りについて学ぶことができるワークショップ
ワークショップは、香袋ワークショップと、香木のたき方ワークショップを開催。香袋ワークショップは、ハーブやお香の原料を自分だけのレシピで調合し、お好みの香りで香袋を作ることができます。
香木のたき方ワークショップでは、香炭団の使い方や灰の作り方のコツを知ることで、おうちで香木の香りを愉しむことができますよ。開催日程と予約方法は都度ホームページにて掲載されるのでぜひチェックしてみてくださいね。
ノベルティとして限定の栞プレゼントも
オープンを記念し、ページを開く度にほのかな香りが漂う、香木の香りを愉しむための道具をモチーフにした限定の栞も登場♪オープン日より、3300円以上購入の方にプレゼントされますよ。
暮らしの中で日常的に楽しむことができる香り
移りゆく京都の時代(とき)の流れを表現した「年代の香り」
枕草子や源氏物語などの古典文学に描かれているように、古来より香りは暮らしの中で日常的に取り入れられてきました。薫玉堂では、お香の原料として長い年月をかけ熟成した香木や、今も漢方や食用として使われている桂皮や八角などの天然香料を使用し、現代の暮らしの中で日常的に楽しむことができる商品を、香りのテーマごとに展開しています。
調香レシピ× 現代の香りで再現した「紙箱線香」など、「情景の香り」を体験できる商品のほか、京都の季節の素材エキスとお香の天然原料で調合した「四季の香り」を楽しめるハンドクリームなど、さまざまな香りをテーマにしたラインナップが揃っています。
そのほか、お風呂での癒やしの時間を愉しむためにできた香りのバスソルトをはじめ、自然の贈り物といえるお香の原料やハーブの優しい香りを楽しめるポプリや、現代の暮らしに溶け込むデザインに仕上げられた香りを愉しむための道具も。 日本最古の御香調進所が手がける、こころを癒す香りをぜひ体験してくださいね。
薫玉堂寺町店
京都府京都市中京区寺町通二条上ル西側要法寺前町705-2
※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
※画像・文章の無断転載、改変などはご遠慮ください。
の人気記事