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2024.09.04
早起きして訪れたい、京都の“朝観光”におすすめの神社仏閣12選
多くの観光客が訪れる京都。ここ数年、注目されているのが“朝観光”です。朝が早いと混み合うこともなく観光ができるだけでなく、地元の人との出会いがある時も。 また、時には贅沢に一人の時間が楽しめることもあります。早朝から開門する京都の神社仏閣を紹介します。
青もみじと鳥居のコントラストが美しい「貴船神社」
五右衛門のように「絶景かな」といいたくなる、三門から眺める京の朝「南禅寺」
白兎を救った大国主神が縁結びの神様に「八坂神社」
森に包まれた神秘の社・京都「下鴨神社」で、縁結びから美人祈願まで開運まいり♪
古代豪族「賀茂氏」によって創建された古き社「上賀茂神社」
オフィス街の非日常空間へ誘う朝の「六角堂」

聖徳太子が創建し、生け花発祥の地といわれる頂法寺は、通称「六角堂」と呼ばれています。京の都の中心地点というへそ石や縁結びの柳、聖徳太子沐浴の池跡など、境内には見どころもいろいろ。 開門は、朝6時。車も人も慌ただしく通る烏丸御池周辺のオフィス街から一歩寺院内に入れば、静寂に包まれます。スターバックス烏丸六角店(朝7時~)が隣接しているのも魅力。全面ガラスで、朝のコーヒーを飲みながらホッとした時間を過ごせます。
六角堂
ロッカクドウ
織田信長ゆかりの格式高いお寺「本能寺」

天下統一目前の武将・織田信長が明智光秀に討たれた「本能寺の変」で有名な「本能寺」。室町時代の1415年に「本応寺」として創建された法華宗本門流の大本山です。 本能寺の変による焼失後を含め、7度の焼失・再興と4度の移転を経ているこちら。1592年に豊臣秀吉の命で現在の地に移転したため終焉の地とは異なりますが、織田信長一族や家臣の供養塔が境内にあり、信長をしのぶ祭りも毎年行われています。
本能寺
ホンノウジ
美しい建造物もじっくり眺めたい「北野天満宮」

(写真:小川康貴)
菅原道真公を御祭神とする全国1万2000社の天満宮の総本社「北野天満宮」。学問の神様や梅や紅葉の名所としても有名で、修学旅行生や花を愛でる人々で賑わいます。 歴史的にも貴重な桃山建築の本殿(写真/国宝)や、重要文化財の「三光門」「東門」、50もの摂末社など、美しい建物もゆっくり堪能できる早朝。神社があるのは京都最古の花街で、伝統的なお店や京都らしい町家も並ぶ上七軒エリア。観光のスタートにもおすすめです。
北野天満宮
キタノテンマングウ
人気の王道スポットも静かに堪能できる「清水寺」
「清水の舞台」として知られる本堂の舞台で有名な「清水寺(きよみずでら)」。奈良時代末期の778年に開創され、多くの人々に親しまれてきた観音さまの霊場です。 音羽山の中腹に広がる13万㎡の境内には国宝や重要文化財を含む30以上の堂塔伽藍が建ち並び、見どころ満載。国内外の観光客で常に賑わっていますが、早朝は余裕を持って静かに拝観できます。舞台から一望する早朝の京都の景色も特別な思い出になりそう。
清水寺
キヨミズデラ
京都の“朝観光”は、自分のペースでゆったりとした時間を過ごすことができますよ。今から秋にかけてはちょうど良い季節です。
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鳥井よしこ、高柳涼子
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