
41
2022.08.16
向島の「CREA BASE」がリニューアル♪ 下町さんぽで立ち寄りたいカフェ&アート・クラフト体験
隅田川を挟んで浅草の向かい側に当たる向島。向島は、東京スカイツリーからも近いのですが、裏通りに入ると昭和の懐かしい雰囲気が残る街です。そんな向島にある「CREA BASE」がリニューアルオープン。お店の内装も、カフェやアート・クラフト体験のメニューも新しくなった「CREA BASE」にさっそく行ってみましょう。

倉庫をリノベーションした開放感のある造り

表通りから一本裏の小梅通りという静かな通り沿いに「CREA BASE」はあります。倉庫をリノベーションした広々とした造りで、外装にも内装にもふんだんに木が使われていて、心地よく過ごすことができます。 向かいにある関連会社のデザイン事務所「CREA WORKS」が改装を手がけたそうで、天井が高いのを利用して少し下に棚を作ったり、カフェとDIY工房の間がオープンだったりと、空間の使い方にアイデアやこだわりが見られます。 コンセプトは“ものづくりやアート体験ができるカフェ”。1階手前にカフェ、奥にDIY工房、5階にはグランピングスペース、というワクワクするレイアウトになっています。


自家製スイーツとドリンクでゆったり

「焼き菓子の盛り合わせ」800円。パウンドケーキ2種類とカヌレのセット

「レモンスカッシュ」450円。お店で漬けたレモンを使用

カフェメニューは、パウンドケーキやカヌレなどの焼き菓子、カンパーニュなどがメインで、パウンドケーキは定番の抹茶、キャラメルのほか、季節のフルーツなどを使ったものも。焼き菓子はほんのり甘くて、しっとりした口当たりです。 ドリンクはいれたてのコーヒーもおいしいですが、レモンスカッシュやレモネードはお店で漬けたレモンを使っているので、とくにおすすめ。期間限定でしそジュースなども登場します。 テラス席から店内席、その奥のアート・クラフト体験ができるDIY工房への導線が自然につながっていて、カフェでゆっくり過ごすこととアート・クラフト体験を楽しむことを、手軽に一緒に楽しんでほしいというお店の思いが感じられます。

アートやクラフトをもっと身近に、生活の一部に

アート・クラフト体験は、陶芸、プラスターアート、テクスチャーアート、リサイクルエコアートなど、いろいろなメニューがあります。今回はアルコールインクアートにチャレンジしてみました。なんと、講師は現役の東京芸術大学の学生さんです。 アルコールインクアートは、耐水紙に、アルコールインクと無水エタノールを垂らして、ドライヤーで乾かしていきます。インクがどう広がっていくか、にじんでいくか、混ざり合うか…まったく予想がつかないので、偶然できる絵柄を楽しむこともアルコールインクアートの魅力のひとつです。 アート・クラフト体験は、材料はすべてそろっていて、手ぶらで参加できます。しかも、ドリンクやお菓子付き♪ 料金は体験メニューによって違うので、公式サイトをチェックしてみて。人気なので予約をした方がベターです。

「アルコールインクアート」は、レッスン料、画材、ドリンク、お菓子などが込みで4500円

自分の感性で自由にインクを垂らして。筆にアルコールを含ませて、指で弾くのもあり♪

好きな部分を切り取って、ボードに貼り付けたらできあがり。もちろん、持ち帰りもOK

スタイリッシュな屋内グランピング施設


5階は、屋内グランピング施設になっています。チップが敷き詰められていて、ハンモックのようなイスや植物もあって…遊び心いっぱいの非日常感で、おしゃれなリビングという感じ。 キャンプエリア、エントランスエリア、リビングエリアに分かれていて、もちろんテントで宿泊できます。
向島は、迷路のような裏道や路地裏、昭和な商店街があるかと思えば、料亭が点在していて夕方には芸者さんに遭遇する、そんなおもしろい街です。 「CREA BASE」とレトロなおさんぽ。新旧の魅力をまるっと楽しめる向島にぜひおでかけしてみましょう。
東京都 墨田区向島4-30-5
ことりっぷ編集部おすすめ
このエリアのホテル
※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
※画像・文章の無断転載、改変などはご遠慮ください。
いちきドーナツ(市来恭子) 撮影:小林利穂
Writer
いちきドーナツ 市来恭子

東京在住のフリー編集兼ライター。尾道観光大使・群馬県文化審議会委員。すてきな情報をお届け♪
カフェ
の人気記事
の人気記事