72
2022.09.07
高尾のエキゾチックな隠れ家カフェ「TOUMAI」で、リゾート気分に浸りましょう
高尾にある「TOUMAI」(トゥーマイ)は、本格的な味わいのオリジナルカレーやアフタヌーンティーが人気の一軒家カフェ。世界各国の民芸品が飾られた異国情緒あふれる店内で、ゆったりとした気分でランチやスイーツが味わえます。カフェの2階は、1日1組限定の宿泊施設になっていて、高尾エリアの旅の拠点として利用する人が多いそうですよ。
世界中を旅したオーナーの実家を改装したリノベカフェ
ゆったりとした時間が流れる店内。リラックスして食事ができる
JR高尾駅南口から「館が丘団地行き」のバスに乗り、上館(かみだて)バス停で下車してすぐ。駅から歩いても10分ほどの閑静な住宅街の中に、カフェ「TOUMAI」はあります。 世界中を旅したフォトエッセイストの白川由紀さんが、ご実家の2階建ての一軒家を3年かけて改装し、2006年にオープンしました。
(左)アフリカでノートとして使われていた木の板(右上)中近東の茶器(右下)シマウマのカバー
アフリカの木板やシマウマの本革カバーなど、白川さんが世界中を旅した中で集めた素朴な民芸品や骨董品がさりげなく飾られている店内は、異国情緒たっぷり。古民家に漂うレトロな雰囲気にエキゾチックなインテリアが融合し、日常の慌ただしさを忘れてしまいそうな落ち着いた空間が広がっています。
料理やスイーツはトルコのチャイトレーで運ばれる
「TOUMAI」とは、アフリカ中部チャドの言葉で「生命の希望」という意味なのだそう。庭の緑を眺めながら、高原リゾートを訪れたような気分で食事が楽しめますよ。
ランチタイムにアフタヌーンティーはいかが?
アフタヌーンティーセット2950円(2人前)
TOUMAIでは、ランチタイムでもアフタヌーンティーセットのオーダーが可能。軽食とデザートが3段のお皿に盛られたアフタヌーンティーセットは、軽めのランチとしてもおすすめです。 上段は季節のフルーツを使ったデザート、中段にはスコーン、下の段にはテリーヌとパンという内容ですが、スコーン以外のメニューは日替わり。訪れた日はレモンのパウンドケーキや杏仁豆腐と桃のゼリー、ドライフルーツとナッツのテリーヌなどが美しく盛り付けられていました。どれもお店で手作りされていて、スコーンに添えられたパイナップルジャムも自家製です。 ティーポットにたっぷり入った紅茶を片手に、友達とおしゃべりしながらのんびりと食事を楽しむのにぴったりですよ。
本格的なチキンカレーが、お得なコースで味わえます
ハウスランチ2500円。メインはバターチキンカレーをチョイス
ランチに訪れる人の多くがオーダーする「ハウスランチ」は、TOUMAIの看板メニュー。5種類から選べるメイン料理に、日替わりの前菜とサラダ、スープ、ミニデザート、ドリンクが付いた、食べ応えのあるセットメニューです。 メイン料理には、3種類のカレーと2種類のドリアが用意されていますが、特にカレーはオープン当初から不動の人気メニュー。インドのベンガルカレーをモチーフにしたオリジナルレシピで、マイルドながら香り立つスパイスが食欲をそそります。チキンカレー、バターチキンカレー、ココナッツチキンカレーの中からお好みをどうぞ。
高原リゾートの気分が味わえる♪ 1日1組限定のヴィラ
広々として明るいベッドルーム
TOUMAIの2階は、1日1組限定の宿泊施設「Villa Takaosan」(ヴィラ高尾山)になっています。和室と洋室の2間があり、6人まで宿泊可能。調理器具や食器を備えたキッチンや洗濯乾燥機もあるため、長期滞在するグループやファミリーも多いのだとか。 都心からアクセスのいい高尾は日帰りで訪れる人が多いところですが、宿泊すれば、いつもと違う楽しみ方ができそう。高尾山で山歩きした後にふもとの温泉で汗を流し、TOUMAIのテラスでのんびりBBQディナーを楽しむのもよさそうですね。
TOUMAI
トゥーマイ
※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
※画像・文章の無断転載、改変などはご遠慮ください。
小野澤啓子 写真:清水ちえみ
の人気記事