
30
2022.11.20
サクサク&とろ〜り♪ りんごジャムを塗って仕上げる「大野農園」のクッキーサンド
スイーツプロデューサー・磯崎 舞が、日常に寄り添うおやつから贈り物にも選びたくなる焼き菓子を紹介する連載『#焼き菓子部』。朝晩は冷え込んで季節の移り変わりを感じる今、秋から冬にかけて食べごろを迎えるりんごのスイーツを存分に味わってみませんか。爽やかな甘味やシャキシャキとした歯ごたえ、焼いたり煮たりするととろ〜り甘味が凝縮し、さまざまなおいしさがあって食べ比べが楽しいですよ。今回は「大野農園」のりんごキャラメルサンドボックスをご紹介します。
農業の新しい形を創る、福島の果樹園

果樹栽培に適した寒暖の差のある福島県石川町にある
1975年に福島県石川町で創業した「大野農園」は、りんご・もも・なし・ぶどうを栽培する果樹園。ロゴマークにあるハサミは「新しい農業のカタチを切り開いていきたい」という思いが込められています。果物の生産から加工、カフェやキッチンカーでの販売までを一貫して行うだけでなく、農地を活用したイベントも開催し、農業の新しい可能性を広げています。なかでも、「大野農園」の代表的な果実はりんご。栽培面積の3分の2を誇り、8月から12月までさまざまな品種が楽しめます。
ストーリーを感じるデザイン性のあるパッケージ

「りんごキャラメルサンドボックス」1596円
秋冬に人気が特に高まるのが「りんごキャラメルサンドボックス」。たわわに実ったりんごを収穫し、加工するまでの光景がデザインされたパッケージを目にすると、食べる前からワクワクと期待が高まりますね。中に入っているクッキーにりんごジャムをお好みで塗って、自分で仕上げていただきます。
全てを自社加工した、こだわりのジャムとクッキー

クッキーに刻まれた「オラゲーノ」とは、『おらげの(自分のところの)』という福島の方言に由来しています。小瓶に入ったりんごジャムは、一年間かけて自社農園で愛情いっぱいに育てられた“サンふじ”を主に使用。じっくりと煮詰めて、りんごの歯ざわりと甘酸っぱさ、ほろ苦いキャラメルを感じられる絶妙なバランスに仕上げています。

パクッとひと口で食べられるサイズ感
りんごジャムはたっぷり惜しみなくクッキーに塗って挟んでみてください。自分で作るひと手間のおかげでサクサク小気味良く、ジャムがとろ〜り。クッキーのほのかな塩味がりんごの風味を引き立てます。 家族や友人と囲んで食べたら、その場がワイワイ盛り上がりそうですね。果実に精通した農園ならではの、りんごの魅力を活かしたスイーツを召し上がれ。
購入はこちら
大野農園
オオノノウエン
※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
※画像・文章の無断転載、改変などはご遠慮ください。
スイーツプロデューサー 磯崎 舞

乳業メーカーの広報などの仕事を経て、ライターとして雑誌やwebで記事執筆のほか、百貨店の催事企画、パティシエと生産者を繋げた商品開発など“スイーツプロデューサー”として活躍。スイーツの中でも日常に寄り添って小さな幸せを与える焼き菓子に着目。年間1000個以上食べ、新たな魅力を引き出し広めている。
の人気記事





































