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2023.04.16
【会津1泊2日】レトロな蔵や洋館さんぽ、大正ロマンの香り漂うカフェへ。宿場町の雰囲気が残る大内宿にも立ち寄って
東京駅から約3時間で訪れることができる城下町・会津。昔ながらの蔵や洋館が建ち並ぶレトロな七日町通りをおさんぽしながら、郷土料理やカフェ、会津木綿の雑貨に出会ったり、まるで江戸時代のような景色が広がる大内宿に立ち寄るのもおすすめです。 こちらの記事では「ことりっぷ会津・磐梯」「ことりっぷWEB」で紹介したスポットの中から、会津への小さな旅にぴったりのおすすめプランをご紹介します。会津をめぐる際は参考にしてくださいね。
【1日目】江戸時代の旅人気分で「大内宿」を散策
お昼は「三澤屋」で、大内宿名物のねぎで食べるそばを
黒漆喰の蔵の風格あるたたずまいに見とれる「福西本店」
大正ロマンの香り漂うカフェ「あいづ浪漫亭しおぐら」
会津若松の奥座敷・風情あふれる「東山温泉」でお泊まり
【1日目】江戸時代の旅人気分で「大内宿」を散策
JR東北新幹線新白河駅からレンタカーを借りて、甲子道路(国道289号)から「大内宿」へ。宿場の入口にある駐車場に停めて、全長約500mの通りに並ぶ茅葺き屋根のお店をのぞきながら散策しましょう。 公共交通機関で訪れる場合は、会津鉄道湯野上温泉駅から周遊バスが運行しています。
「大内宿 味処みなとや」の甘くて香ばしい「しんごろう」
「本家 叶屋」の色とりどりのちりめん小物
江戸時代、会津〜日光を結ぶ会津西街道の宿場だった大内宿。 今も約30軒の茅葺き屋根の民家が沿道に軒を連ね、宿、食事処、みやげ店などを営み、訪れる人を優しく迎えています。 通りの突き当たりの階段を登ったところにある子安観音堂の展望台からは、大内宿の街並みを一望できます。
大内宿
オオウチジュク
お昼は「三澤屋」で、大内宿名物のねぎで食べるそばを
高遠そば1320円。地元産のネギは辛みが強く、すっきりとした後味。薬味にもぴったり
名物の高遠(たかとお)そばは、まるごと1本のネギが入ったユニークな一品。 地粉を清らかな井戸水で打った十割そばはコシがあり、香り高くツルリとしたのど越し。かつお節が利いたつゆとの相性も抜群です。 箸の役目も兼ねているネギをかじりながら、そばを食べてみて。
大内宿のなかでもひときわ目を引く建物
三澤屋
ミサワヤ
黒漆喰の蔵の風格あるたたずまいに見とれる「福西本店」
黒漆喰が塗られた壁が目を引く店蔵。黒壁は高度な技術が必要という
昭和初期に増築された数寄屋。庭の眺めもいい
ランチのあとは会津に向かい、野口英世青春通りにある「福西本店」を目指しましょう。 問屋業などで豊かな財を築き、九代目は会津銀行の頭取に就任するなど、明治から大正時代にかけて栄えた会津の豪商・福西家。1886(明治19)年築の歴代当主が過ごした座敷蔵をはじめ、明治後期から大正初期にかけて建てられた母屋や蔵が見学できます。 土・日曜、祝日はガイドの案内があるので、参加してみては。 福西本店 店蔵では会津らしい上質なおみやげが買えますよ。見学後に立ち寄ってみましょう。
重厚な黒漆喰の扉がついた座敷蔵。客人をもてなす座敷だった
大正初期に建てられた店蔵は「会津のいいもの」を集めたショップに
福西本店では、座敷や蔵などの空間を活用した展示会を行っています。時期によって、会津にゆかりがある人々の作品が見られますよ。
福西本店
フクニシホンテン
大正ロマンの香り漂うカフェ「あいづ浪漫亭しおぐら」
七色そろうクリームソーダ各600円。左はブルーハワイ、右は桃のソーダ
福西家の貯蔵蔵をリノベーションした大正ロマン風のカフェ。定食やスイーツなど、地元の食材を使ったメニューが味わえます。 七色のクリームソーダのひとつ、福島の桃100%のジュースとシロップを使ったソーダは、旬には桃がトッピングされます。
日替わりの幸せHAPPYプレート1100円〜。メインの魚と肉が選べ、小鉢、会津産のごはんも付く
クラシカルな雰囲気が楽しめる
福西本店の奥にある蔵。塩や味噌、醤油などを保管していたという
あいづ浪漫亭しおぐら
アイヅロマンテイシオグラ
会津若松の奥座敷・風情あふれる「東山温泉」でお泊まり
約1300年前に僧・行基が発見したという歴史ある東山温泉。藩政時代には保養地としても栄えました。湯川沿いに宿が建ち並ぶ、風情あふれる温泉街です。 会津若松駅から車で15分、または、まちなか周遊バス「あかべぇ」で15分ほどで訪れることができるアクセスの良さも魅力ですよ。
「東山温泉でお泊まり」の記事はこちら
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