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2023.05.17
静岡抹茶が清々しい「雅正庵byおやいづ製茶」のバウムクーヘンに舌鼓
スイーツプロデューサー・磯崎 舞が、日常に寄り添うおやつから贈り物にも選びたくなる焼き菓子を紹介する連載『#焼き菓子部』。新茶のシーズンをむかえた初夏は、日本茶のスイーツが大豊作。お茶本来のふくよかな味と香りに癒され、ほっとひと息ついてみませんか? 今回は「雅正庵(がしょうあん)byおやいづ製茶」の静岡抹茶バウムクーヘン CHIYOの和をご紹介します。

製茶問屋の本気を感じる静岡抹茶ブランド
静岡県内に4店舗展開する
「雅正庵byおやいづ製茶」は、静岡で1949年に創業した製茶問屋「おやいづ製茶」が手がけるブランド。ペットボトル飲料の普及から若い世代を中心に“お茶離れ”が進む今、日本が誇るお茶文化をより身近に感じてもらえるよう、カフェや製菓事業を通して“食べる・楽しむお茶”を提案し続けています。製茶だけでなく、製造から販売までを一貫して自社で管理しているからこそ、お茶の持ち味を最大限引き出した品々に出合えますよ。なかでも一番人気なのが、CHIYOの和 静岡茶バウムクーヘン。オンラインショップだけで1週間に3000個以上も売れた実績を誇る、「雅正庵byおやいづ製茶」の自信作です。

愛らしいくまのデザインが目印

「静岡抹茶バウムクーヘン CHIYOの和」2000円 ※送料含む通販価格
パッケージは、公式キャラクターのCHIYOの和ぐまがアイコンになっています。バウムクーヘンに寄りかかって、お茶を楽しんでいる姿が愛嬌たっぷりですね。中にはバウムクーヘン型のリーフレットが入っていて、隅々までこだわりを感じられます。封を開けると、抹茶の清々しい香りがふわり。バームクーヘンの周りをコーティングしたアイシングの白と、抹茶の緑のコントラストが美しく、切るのをためらうほどです。

地元素材にこだわった静岡ならではのバウムクーヘン

アイシングのシャリっと崩れる食感がアクセント
上質な静岡抹茶をはじめ、清水養鶏場のブランド卵「美黄卵」など地元素材を活かし、職人が一層一層丁寧に焼き上げた生地は、口どけよくしっとり。ひと口ほおばると、苦味が抑えられた上品な味わいに驚きます。一番茶からつくる碾茶を主体にした静岡抹茶を3ヵ月熟成することで、旨味がより際立って雑味のとれたまろやかな風味に。アイシングの甘味のおかげで調和がとれ、最後のひと口まで幸せな気持ちになります。

繰り返し生地を重ねて焼き上げた年輪模様に見惚れる
電子レンジで温めるとふんわり香り豊かになり、冷蔵庫で冷やすとしっとり後味さっぱり…と、それぞれ違うおいしさを味わってみて。 着色料や保存料は不使用で安心して食べられるので、手みやげや贈り物に選べば幅広い年代の方に喜ばれますよ。
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雅正庵 千代田本店
ガショウアン チヨダホンテン
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スイーツプロデューサー 磯崎 舞

乳業メーカーの広報などの仕事を経て、ライターとして雑誌やwebで記事執筆のほか、百貨店の催事企画、パティシエと生産者を繋げた商品開発など“スイーツプロデューサー”として活躍。スイーツの中でも日常に寄り添って小さな幸せを与える焼き菓子に着目。年間1000個以上食べ、新たな魅力を引き出し広めている。
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