遠野は、カッパをはじめ数多くの伝承が残る里山。『遠野物語』（柳田國男）を読んでから訪れると、より楽しめますよ。 のどかな風景と郷土グルメを楽しんで。

古きよき遠野の村を再現「遠野ふるさと村」

6棟の曲り家はどれも実際に使われていたもの

広大な敷地内に、曲り家や田んぼ、水車小屋などの民話的世界が広がります。わら細工やけいらんづくりなどの体験プログラムも人気です。

初夏にはそばの花が咲き乱れる

伝統的なわら細工・馬っこをつくるのも楽しい

今にもカッパが出現しそう「カッパ淵」

木立に覆われた静かな小川は、今にもカッパが現れそうな雰囲気

常堅寺の裏手をゆったりと流れる小川にある有名な淵。畔には乳神様を祀る小さな祠が建っています。常堅寺の境内にはカッパ狛犬も。

弁慶伝説の巨石遺構「続石」

さまざまな説がささやかれる石

自然石の上に巨石がのった不思議な光景を間近で見ることができます。弁慶が積み上げたという伝説もあり、信仰の場として有名です。

自然石に彫られた供養塔「五百羅漢」

苔むした石仏が立ち並ぶ

江戸時代に遠野を襲った大飢饉の犠牲者を供養するため、大慈寺の義山和尚が彫った500体の羅漢像が並んでいます。

縁結び信仰の古社「卯子酉様」

赤い布で彩られた小さな祠に願いを込めて

『遠野物語拾遺』にも登場する、古くから信仰の厚い神社。赤い布を祠に左手だけで結ぶと、恋が成就するという伝説もあるとか。

なつかしい自然風景が残る民話の里・遠野の旅はいかがでしたか？民話や伝説にまつわる神秘的なスポットを、ぜひ歩いてみてくださいね。

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