古都の情緒を感じる段葛沿いの素敵なショップ

鎌倉駅東口から徒歩約5分

フランスの街角にありそうなたたずまいの「Romi-Unie Confiture」。段葛（だんかずら）と呼ばれる桜並木のもとに石灯篭を整備した鶴岡八幡宮の参道沿いにあり、おしゃれな外観が鎌倉を代表する風景に自然ととけこむ地元の人気店です。

店頭では季節ごとのイベントを開催することも

ガラス瓶にぎゅっと詰め込んだ日本各地の旬の味

壁際に整然と並ぶジャム

東京やパリなどでフランス菓子を学んだお菓子研究家・いがらし ろみさんのお店です。ご自身が楽しみながら作ったジャムや焼き菓子を基本にしていて、お店の奥のアトリエで熟練の職人さんたちが手づくりします。いがらしさんが日本各地の農園を訪ね歩いて見つけたこだわりの食材を使うのも大きな魅力です。 常時約30種類ものジャムは上段には季節のジャム、中段には定番のジャムといった具合に選びやすく並び、それぞれにフランス語の名前がついています。

人気のスペシャリテ「アニヴェルセール」「スーリール」（各830円）「キャラメル・ブルターニュ」（920円）

定番のジャムは、いちごとフランボワーズを素材に使った「アニヴェルセール」をはじめとして10種類。1瓶80gという小ぶりなパッケージは風味が落ちないうちに食べてもらいたいとの思いからなのだそう。

店内の小窓からはアトリエでジャムを作る様子がうかがえる

鎌倉のお土産にも喜ばれるギフトボックスの数々

ジャムとサブレ6枚のセット「サブレ・エ・コンフィチュール-1」（2040円～※ジャムの種類によって変動あり）

ギフトにはおうちの形をした「おうちボックス」で包んでもらうのがおすすめです。おうちボックスに入ったサブレの詰め合わせやジャムのセットはもちろん、迷った時にはスタッフの方に声をかけると何をいれるか一緒に相談にのってくれますよ。

小さなおうちボックス「プチ・メゾン・トリオ」（各600円）サブレ3枚入り

こうしたパッケージやお店の看板などもすべていがらしさんのデザインです。統一感があるうえにキュートなデザインが魅力的。お店のお菓子と相性のいいコーヒーのパッケージもシンプルながらも心が和みます。

鎌倉の「カフェ・ヴィヴモン・ディモンシュ」が焙煎するオリジナルブレンドコーヒー「ロミ・ユニ ブレンドNo.1」(220円）

自宅でのティータイムをますます豊かにするお菓子たち

（左上）「ケイク・オ・フリュイ」（サイズで価格が変動）（右上）「カトル・カール・アニョー」（2600円）（左下）「カトル・カール・ジャージー」（2010円）（右下）「カマクラサブレ」（320円/2枚入り）※鎌倉限定商品

アトリエで焼くサブレやスコーンも種類豊富にラインナップ。ドライフルーツをラム酒に漬け込んだ昔ながらのフルーツケーキを分厚くカットした「ケイク・オ・フリュイ」や、羊の型で焼き上げた「カトル・カール・アニョー」など、自分へのご褒美にもおすすめです。

バターの香りが豊かなバター・ガレットが入った「ベベ・オワゾ」（1700円/5枚入り）

鎌倉の情緒に触れてのんびり味わうスコーンとジャム

スコーンは外のベンチでイートイン可

お店の横のカウンターでは、朝焼きのスコーンの販売やジャムの量り売りをしています。ジャムを入れる容器を持っていくと日替わりで楽しめる「本日のジャム」から選ぶことができ、100ｇから50ｇ単位で購入できると地元で人気です。

スコーンやジャムの並ぶ注文カウンター 「量り売りのジャム」（470円/100g～）

スコーンは定番のプレーンと季節のスコーンの2種類で、ジャムを数種類の中から選びます。生クリームを入れた生地の内側はふんわり、外はさっくりとした食感。鎌倉らしい風情を楽しみながらぜひ味わって。

「季節のスコーン」（430円 ※取材時はピスターシュ）「スコーン・メゾン」（420円）※プチジャム付き

季節感いっぱいに旬を味わう自慢のジャム

日本中から美味しい桃が集まる8月

夏真っ盛りの8月は、桃のジャムが15種類登場します。甘い香りの山梨県産白桃の“白鳳”を贅沢に使った「ペッシュ・ ブランシュ」、桃にオレンジを組み合わせた「アマック」など、バリエーション豊か。桃の美味しさを幾通りにも楽しんでくださいね。