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2024.06.15
関東で行きたい避暑スポット8選〜湖畔の涼を感じる別荘地から都内の穴場まで〜
各地で記録的な暑さとなっている近年の夏。今回はそんな季節を前に、関東地方で涼しさを感じられるスポットをまとめてご紹介します。避暑地として長い歴史を持つ湖畔から、湖・川・滝・池などの水辺、爽やかな夏の絶景を望む山、東京都内のオアシス的スポットまで。気分や予定に合わせてぜひおでかけしてみてくださいね。
【群馬】爽やかな“シマブルー”に癒やされる「四万温泉」
【神奈川】絶景を望む山の神社のカフェ「茶寮 石尊」
【群馬】山の絶景も楽しめる高原リゾート「浅間高原」
【群馬】水しぶきが涼しい“東洋のナイアガラ”「吹割の滝」
【栃木・群馬ほか】爽やかな絶景の宝庫「尾瀬国立公園」
【栃木】かつての国際的避暑地に思いをはせる「奥日光」
中禅寺湖(写真)のほとりを中心に広がる奥日光エリア。明治の中頃から昭和初期にかけて各国の大使館など外国人の別荘が多く建てられ、外国人で賑わった国際的な避暑地でした。
当時の姿に近い状態で整備され、公開されているものも。奥日光を愛した外交官アーネスト・サトウ氏が1896年に自分の山荘として建て、のちに英国大使館別荘として使われた英国大使館別荘(写真)と、隣のイタリア大使館別荘は、館内を見学できます。
英国大使館別荘記念公園
エイコクタイシカンベッソウキネンコウエン
【茨城】水音も涼やかな日本三名瀑のひとつ「袋田の滝」
茨城県の北西端にあり、豊かな自然があふれる大子町。町内にある国の名勝「袋田(ふくろだ)の滝」は、高さ120m、幅73mの大きさを持つ日本三名瀑のひとつです。大岸壁を4段に流れ落ちることから「四度の滝」とも呼ばれ、紅葉や氷瀑など四季折々に魅力があります。 豊かな緑の中を豪快に流れ落ちる夏の姿はとても涼やか。間近で見られる観瀑台や周辺を散策できるコースもあり、水量が多い日は水しぶきや虹にも癒やされます。
袋田の滝
フクロダノタキ
【東京】寒いくらい涼しい!長袖必携の「日原鍾乳洞」
内部の気温は年間を通じて11度前後。夏は入口から冷気が吹き出す
最後に、東京都心から日帰りでも行けるひんやりスポットもご紹介します。JR奥多摩駅から車で20分ほど、駅からの路線バスでも行ける「日原(にっぱら)鍾乳洞」は、関東でも指折りのスケールを持ち、東京都の天然記念物にも指定された鍾乳洞です。 鍾乳洞の全長は800mほど。40分ほどかけて回ることができます。たとえば鍾乳石が3cm伸びるには、上から垂れ下がるもので200年、上に向かって積もっていくもので400年かかるそう。数十万年をかけて作られた自然の芸術は貴重なものばかり。涼しさとともに大自然の神秘を感じながら、探検してみましょう。
巨大な空間「死出の山」。幻想的にライトアップされて厳かな雰囲気
「日原鍾乳洞」の記事はこちら
日原鍾乳洞
ニッパラショウニュウドウ
いかがでしたか? 今回は、過去に「ことりっぷWEB」で紹介した中から、関東地方の避暑スポットをまとめてご紹介しました。営業時間や定休日などは最新の情報をご確認のうえ、おでかけくださいね。
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文/高柳涼子
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