21
2023.08.01
【鎌倉1day short trip-小さな旅-】自然と調和した北鎌倉へ
鎌倉中心部からひと足のばして古刹の風情が味わえる北鎌倉エリアへ。歴史ある禅寺は厳かな雰囲気を感じられます。お寺めぐりの途中に、ほっとくつろげる古民家カフェで和スイーツをいただきましょう
1.凛とした空気に包まれる鎌倉最古の禅寺「建長寺」
2.“鎌倉らしさ”を楽しめる古民家カフェ「点心庵」
3.厳粛な雰囲気に身が締まる大本山「円覚寺」
4.おさんぽ途中に立ち寄りたい♪キュートなお花のカヌレ「マヤノカヌレ」
1.凛とした空気に包まれる鎌倉最古の禅寺「建長寺」
中国からわたってきた禅に強い興味を示した北条時頼が、蘭渓道隆(大覚禅師)を招いて1253(建長5)年に建てた、日本で最初の純粋禅寺。本格的な禅の修行の場として発展し、最盛期には49の塔頭があったが、たび重なる火災で多くが失われ、現在の伽藍の大半は江戸時代に再建されたものです。 境内には国重要文化財の仏殿、山門、法堂など見どころも多い。また、桜や紫陽花などの花々や木々も豊かにあり、四季を通じて美しい風景が楽しめます。
建長寺
ケンチョウジ
2.“鎌倉らしさ”を楽しめる古民家カフェ「点心庵」
鎌倉五山のひとつ・建長寺の門前にある「点心庵(てんしんあん)」は、築100年の古民家を改装したカフェ。「鎌倉に、少しだけ触れていただく」がコンセプトで、食事やお茶はもちろん、抹茶や坐禅など、茶道や禅宗の入口にも気軽に親しむことができます。 カフェのような気軽な食事処でありながら広間の奥へと進むと静かな座禅堂があります。ここでは自由に座禅を組むことができて、鎌倉らしさをより一層体感できます。
点心庵
テンシンアン
3.厳粛な雰囲気に身が締まる大本山「円覚寺」
鎌倉幕府第8代執権の北条時宗が、蒙古襲来の時の戦没者を弔い、禅宗を広めることを目的に、宋の高僧。無学祖元を招いて1282(弘安5)年に創建。かつては42の塔頭があったが、火災や戦で多くを失い、現在の建物の大半は元禄時代に再建されたもの。明治期には関東禅会の中心となり、今も多くの人から「心の寺」として親しまれています。 日本に現存する最古の禅宗様建築の国宝「舎利殿」や厳粛な雰囲気がただよう「総門」などを見に多くの人が訪れます。
円覚寺
エンガクジ
4.おさんぽ途中に立ち寄りたい♪キュートなお花のカヌレ「マヤノカヌレ」
北鎌倉の風情に馴染むようにたたずむ「マヤノカヌレ」はお店の前にのれんが掛かりドライフラワーのディスプレイが目を引くカヌレの専門店。金曜から日曜までの週末だけのオープンで、イートインのほかコーヒーやオリジナルドリンクなどのテイクアウトにも対応します。
マヤノカヌレ
※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
※画像・文章の無断転載、改変などはご遠慮ください。
の人気記事