32
2023.08.07
夏旅にも♪ 全国の離島6選〜のどかな猫の楽園から海外を訪れたかのような大自然絶景スポットまで〜
島国・日本でもちょっと特別な存在、離島。今回は全国各地から、定期航路で行けて宿泊施設もある島を6つまとめてご紹介します。場所は北海道から九州まで、アクセスは船で10分から飛行機で約1時間まで。それぞれ魅力的な島ばかりです。メインの目的地にしたり、近くの都市から日帰りで足をのばしたり。非日常感を味わいにでかけてみましょう。
【北海道】まるで海外♪美しい山がそびえる「利尻島」
【宮城県】猫好きは要注目♪日本最北の“猫島”「田代島」
【東京】羽田から55分で行ける南の島「八丈島」
【愛知県】島じゅうでアートに出会える「佐久島」
【香川県】世界的なアートと建築にひたれる「直島」
【北海道】まるで海外♪美しい山がそびえる「利尻島」
絶景スポット「オタトマリ沼」と利尻山の競演は絵はがきのような美しさ
北海道最北端の稚内市からフェリーで1時間40分、新千歳空港や丘珠空港から50分ほどの空の旅でも行ける「利尻島(りしりとう)」。島内の一部は日本最北の国立公園・利尻礼文サロベツ国立公園に属し、利尻昆布やウニなどのグルメでも知られる島です。 ダイナミックな自然が魅力的な島ですが、“利尻富士”の別名も持つ名峰・利尻山は日本百名山のひとつで国内最北。北海道銘菓「白い恋人」のパッケージに描かれているので見覚えのある人も多いかもしれません。夏はたくさんの花にも注目。お隣・礼文島とともに固有種が多いのが特徴で、この島だけに咲く愛らしく可憐な花々との出会いも楽しみです。
利尻山8合目以上の草原に生育する固有種「ボタンキンバイ」
「利尻島」の記事はこちら
利尻島
リシリトウ
【宮城県】猫好きは要注目♪日本最北の“猫島”「田代島」
漁業のまち・石巻市から船で40分ほどの「田代島(たしろじま)」。島の人口より多くの猫たちがのんびり暮らす猫の島です。古くから島民に大切にされ、その行動から漁のよしあしを判断していたともいわれる猫。島内には猫を祀った猫神社もあります。 春から秋は猫の形のロッジに有名漫画家のイラストを飾った宿泊施設「マンガアイランド」もオープン。猫を愛でながらBBQやサイクリングなどで過ごすのもおすすめです。
【東京】羽田から55分で行ける南の島「八丈島」
手前に三原山、正面に八丈富士、海上に八丈小島が並ぶ「大坂トンネル展望台」からの眺め
東京の南287kmに位置し、東京・羽田空港からの空路や、竹芝桟橋を夜に出発する海路でアクセスできる「八丈島(はちじょうじま)」。“八丈ブルー”の美しい海とブーゲンビリアなど亜熱帯の植物が生い茂る風景は「東洋のハワイ」とも呼ばれています。 国内とは思えない自然の中で海や星空を眺めるだけでも癒やされますが、トレッキングやシュノーケリング、原生林ウォーキングなどを楽しんでも。伝統工芸品・黄八丈の織物体験もできます。10月ごろまで夏が続くので、遅めの夏休みを満喫したい人にもぴったり。
八丈島
ハチジョウジマ
【愛知県】島じゅうでアートに出会える「佐久島」
島のあちこちにアートが点在。“三河湾の黒真珠”と称される黒壁の集落もすてき
愛知県の知多半島と渥美半島の間、三河湾の真ん中にある「佐久島(さくしま)」。西尾市からの定期船で20分ほどで行ける小さな島です。スーパーもコンビニも信号機もない昔懐かしい風景の中に200人弱が暮らし、ゆったりとした時間が流れます。 ノスタルジックな風景のほか、気候と豊かな土壌が育んだ野菜や魚介などのグルメも楽しめますが、この島の見どころはなんといっても1996年から島おこしとして始まった屋外アート。自然や環境を生かして制作・展示されたアートが島内に点在し、豊かな海に囲まれた島ならではの風景とともに楽しめます。スタンプラリーやアートイベントも開催。
2つの東屋が並ぶ「イーストハウス」。階段で屋上にのぼることもできる
「佐久島」の記事はこちら
佐久島
サクシマ
※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
※画像・文章の無断転載、改変などはご遠慮ください。
高柳涼子
の人気記事