その土地、その土地の産業、その土地にいるひとを大切に

「JIMOTO made Series」は、スターバックスの地域とのつながりを商品を通じて大切にしていきたいという想いの元、2015年からスタートし、全国16地域で展開しています。 日本各地にあるその地元の産業、素材を取り入れた商品開発を行い、その地元の店舗のみで販売するシリーズです。

公式サイトはこちら

【東京都墨田区】江戸切子職人の伝統技術が光る「スターバックス アイスコーヒーグラス」

「スターバックス アイスコーヒーグラス」は、江戸切子の繊細な紋様が涼しげな印象のアイスグラスです。 『コミュニティに根ざした商品』として、墨田区に工房をもつ「すみだ江戸切子館(R)」の職人によって、一つひとつ丁寧に仕上げられています。 今回のスターバックスとコラボのデザインの中には江戸切子の伝統的な文様が三つ入っています。“七宝（しっぽう）”“八角籠目（はっかくかごめ）”“あられ”と三つ入ることはとても珍しく、世界的なブランドと江戸切子という伝統工芸のミックスという、これまでにない試みが完成しました。 グラスの多彩で粋なデザインに込められた職人の技術や想いを感じながら、コーヒーとともに楽しんで。

【鳥取県鳥取市】鳥取の雄大な自然をイメージしたマグカップ「コーヒーアロママグ Sakyu」

「コーヒーアロママグ Sakyu」は、全ての工程を職人が手作業で、一点、一点、心を込めて制作されている鳥取市の玄瑞窯が協力。マグカップの形状はコーヒーの香りを楽しむことができるように、ワイングラスのように口径を絞ることでアロマを包み込むフォルムにしました。 マグカップのカラーは、鳥取砂丘の奥に広がる海や空を想起させる澄んだ青色を表現し、マグの下部には広がる砂丘をデザインしています。 底面には、スターバックス、玄瑞窯生産者、鳥取コミュニティの名称を入れ、地域とのつながりを込めています。

【福岡県筑前エリア】コーヒーの香りを存分に楽しめる小石原焼のマグカップ「コーヒーアロママグ Tobikanna」

「コーヒーアロママグ Tobikanna」は、豊かな自然に囲まれた陶の里「小石原」に位置する、地元の土で、毎日自然と相談しながら丁寧に1点1点作られる翁明窯元の協力。「地元の豊かさを感じながらゆっくりコーヒーを楽しんでいただきたい」という想いをマグカップに込めています。 コーヒーの香りを楽しんでもらうために、アロマを包み込むように口径を絞り、丸みを帯びたオリジナルの形状に、小石原焼の伝統的な技法の「飛び鉋」模様を施し表情豊かなデザインとともに、天然素材を活かした自然の温かみのある風合いに仕上げました。 飛び鉋は、生地が生乾きの状態で、ロクロで回転させながら鉋で生地の部分を削り取って模様をつける技法のことで、手作業で入れられた鉋一つ一つに職人の想いが詰まっています。 底面には、スターバックス、翁明窯元（生産者）、筑前（コミュニティ）の名称を入れ、地域とのつながりを表現しました。

【岐阜県高山市】飛騨高山を思わせるデザインを施した木製漆器「ウッドマグ漆」

国産広葉樹で作られたマグカップに高山の伝統工芸の漆を施した、スターバックスでは初の木製のマグカップとなります。このマグカップは、日本が誇る「木」の素晴らしい資源を、持続可能な形で有効活用することをモットーにしている高山市のオークヴィレッジの協力で完成しました。 木の風合いを感じ、ぬくもりのあるあたたかな手触りが特長の木製マグカップは、陶磁器に比べ保温性にも優れています。また仕上げの漆塗りには2種類の異なる手法を用い、職人によって1点1点丁寧に造り、マグカップの側面には拭き漆塗りという手法で、「塗る・拭く・固める」を数回繰り返し、さらに下部や側面には立塗という手法でデザインを加えています。 「ウッドマグ漆ホワイト」には、飛騨地方の「刺し子」の紋様をあしらい、「ウッドマグ漆ブラック」には、高山陣屋からインスピレーションを受け、デザインに加えています。 底面には、スターバックス、オークヴィレッジ（生産者）、高山（コミュニティ）の名称を入れ、地域とのつながりを表現しました。

【青森県津軽地方】弘前を色彩で表現したグラス「津軽びいどろ」

漁業用浮玉の技法を応用したガラス工芸品「津軽びいどろ」を1点1点丁寧に作っている北洋硝子が協力。「地元の豊かさを感じながらゆっくりコーヒーを楽しんでいただきたい」という想いをグラスに込めています。 「津軽びいどろ」は津軽半島の西側に広がる七里長浜の砂を材料に、紀元前1世紀頃から受け継がれてきた「宙吹き」の技法を用いて生み出されてきたのが始まりです。今回の4商品は津軽びいどろの特徴であるカレット（色ガラス）を用いた色鮮やかな色彩表現を用い、津軽地域の特徴を表現するとともに、商品名にも地域の名前をいれています。 「TSUGARU」は、奥羽山脈を隔てて津軽地方に降り積もる雪の「白」と、そんな冬の寒さがあるからこそ一層綺麗に感じる新緑の「緑」。「AOMORI」は、津軽湾の海・津軽の人々の奥ゆかしさの「青」と、ねぶた・心に秘めるあったかい思いとしての「赤」。「HIROSAKI」は、弘前公園の桜の「ピンク」と、桜の木や歴史的建造物の柱の「茶」。そして、「GOSHOGAWARA」は、立ちねぶたに代表される「赤・黒」と、津軽鉄道の「黄」をこの地域の中でもっとも気性や地吹雪などの激しい様子を表現しました。 グラスの側面には、スターバックス、北洋硝子（生産者）、津軽（コミュニティ）の名称を入れ、地域のつながりを現しています。