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2023.09.08
全国16地域限定。スターバックス「JIMOTO made Series」その土地、その土地の産業、その土地にいるひとを大切に
スターバックスでは、日本各地にある地元の産業、素材を取り入れた商品開発を行い、その地元の店舗のみで販売するシリーズ「JIMOTO made Series」を、全国16地域限定で展開しています。 こちらの記事では、日本で初めて作られたコーヒーカップを現代に復刻した長崎県佐世保市のコーヒー碗をはじめ、京都・祇園に今も残る「福玉」に入った、幸運を招く縁起物チャーム、蚊帳生地から作られた奈良のガーゼケットなど、「JIMOTO made Series」の気になる商品をまとめてご紹介します。おでかけの参考にチェックしてくださいね。
【東京都墨田区】江戸切子職人の伝統技術が光る「スターバックス アイスコーヒーグラス」
【鳥取県鳥取市】鳥取の雄大な自然をイメージしたマグカップ「コーヒーアロママグ Sakyu」
【福岡県筑前エリア】コーヒーの香りを存分に楽しめる小石原焼のマグカップ「コーヒーアロママグ Tobikanna」
【岐阜県高山市】飛騨高山を思わせるデザインを施した木製漆器「ウッドマグ漆」
【長崎県佐世保市】日本で初めて作られたコーヒーカップを現代に復刻「コーヒー碗 Mikawachi」

「コーヒー碗 Mikawachi」は、日本で初めてコーヒーを飲むためのコーヒー碗を手がけたと言われている三川内焼で、当時のコーヒー碗の形状を現代に合わせて再現しました。そして、コーヒー碗を手にした、当時の人々がどのようにコーヒーを楽しまれていたのか、思いを馳せるようなこの商品を、江戸時代に御用窯として作陶していた嘉泉窯の協力で開発しました。 完成した「コーヒー碗 Mikawachi」は、そのユニークな形状を感じられるように、シンプルなデザインに仕上げました。白磁へ青い染付けを施し、アクセントには佐世保に馴染みのあるデザインとして、カップの縁や底にボーダーを入れて佐世保の海を表現し、カップの中には錨、ソーサーには海に浮かぶクジラを描いています。 底面には、スターバックス、嘉泉窯(生産者)、佐世保(コミュニティ)の名称を入れ、地域とのつながりを表現しました。
コーヒー碗 Mikawachi
スターバックス コーヒー 佐世保四ヶ町店、させぼ 五番街店
【滋賀県甲賀市】狸を彷彿とさせる愛嬌あるフォルムと、ぬくもりが伝わる土ならではのテクスチャ「マグ Shigaraki」

「マグ Shigaraki」は、1200年の歴史を持ち、日本六古窯の一つとされる信楽焼のマグカップです。信楽焼を伝承し、その技法で現在のライフスタイルにあう焼き物を提案している卯山窯の協力で完成しました。 「マグ Shigaraki 赤」は、燃料が完全燃焼するだけの十分な酸素がある状態で焼かれる酸化焼成にて、赤色の暖かみある色合いを生み出しています。 また「マグ Shigaraki 黒」は、酸素が足りない状態で焼成を進行させ、経験と技術で炎を見極め焼成最高温度より火を焚きながら温度を下げる、冷却還元焼成にて黒色がかった自然な質感の味わいとぬくもりのある印象にしました。 さらに丸みを帯びた形状は、コーヒーのアロマを楽しめるともに、信楽焼を代表するたぬきをモチーフに、信楽焼の魅力をモダンにスターバックス流に仕上げています。 底面には、スターバックス、卯山窯(生産者)、甲賀(コミュニティ)の名称を入れ、地域とのつながりを表現しました。
マグ Shigaraki 赤/黒
【石川県加賀エリア】伝統的な九谷焼のデザインや技法により描かれた色絵を表現「スタッキングマグ Kutani/コースター Kutani」

石川県加賀エリア限定で販売するこの商品は、加賀百万石文化の華麗な美意識に強く影響を受けた様々な上絵付けが持ち味の360余年の歴史をもつ九谷焼の商品です。大正8年創業の伊野正峰とともに、伝統的な九谷焼のデザインや技法により描かれた色絵をマグカップとコースターで表現しました。 すべて異なる色絵は、九谷焼の発祥とされる豪放華麗な「古九谷風」、全面に赤を施し五彩で人物を描いた「木米風」、古九谷風の様式を踏襲した「吉田屋風」、赤絵細密画の「飯田屋風」、金欄手手法の「永楽風」、古九谷・吉田屋・飯田屋・金欄手のすべての技法を取り入れた「庄三風」を描きました。さらに絵付けの表現は時代の移り変わりとともに進化し、大正時代から始まった「青粒」、昭和からの「銀彩」など華やかな色彩・美の8種類のデザインをスターバックス流にアレンジし、九谷焼の世界観を表しました。 マグカップの形状はスタッキングマグにすることで、収納に便利な形状にし、お気に入りのデザインのカップを重ねて使用するなど、カジュアルに九谷焼を楽しめるようにしました。 また、コースターはお気に入りのデザインのマグカップと合わせて使用したり、自分のカップとコーディネートするなど、日常の中で気軽に九谷焼の商品を取り入れるように用意しました。 それぞれの商品の底面には、スターバックス、伊野正峰(生産者)、加賀(コミュニティ)の名称を入れ、地域とのつながりを表現しました。
スタッキングマグ Kutani/コースター Kutani
スターバックスコーヒー香林坊東急スクエア店、フェアモール松任店、金沢フォーラス店、金沢野々市店、金沢大桑店、金沢フォーラス6Fクーゴ店、武蔵が辻めいてつエムザ店、金沢鞍月店、イオンモール新小松店、金沢百番街Rinto店、クロスゲート金沢店、イオンモール白山店、金沢藤江店、金沢有松店
【広島県宮島】「御砂焼き」とも呼ばれる宮島焼のマグカップ「コーヒーアロママグ Momiji」

「コーヒーアロママグ Momiji」は、江戸時代中期の起源とされる宮島御砂焼で、嚴島神社の御用窯として、宮島御砂焼を制作している山根対厳堂の協力で出来上がりました。 マグカップの形状は、アロマを包み込むように口径を絞り、丸みを帯びたスターバックスオリジナルの形で、コーヒーの香りを最大限に楽しめるように施しました。マグカップのデザインには、宮島のシンボルであり、広島の県木である紅葉を使用し、職人が本物の紅葉の葉を一枚一枚カップに貼り付ける、独自の手法で手掛ける「もみじ紋」が中央に入り、表情の異なる、趣のある仕上がりとなります。さらに、カップの下部には宮島を囲む瀬戸内海を表現した青色のラインを描き、マグカップ全体で宮島を表現しました。 底面には、スターバックス、山根対厳堂(生産者)、宮島(コミュニティ)の名称を入れ、地域とのつながりを表し、この商品への想いを込めています。
コーヒーアロママグ Momiji
スターバックス コーヒー 厳島表参道店
【愛知県中予エリア】美しさと丈夫さを兼ね備えた砥部焼の磁器製マグカップ「マグ三唐草」

愛媛県伊予郡砥部町を中心に江戸時代中期(18世紀前半)に開窯されたと言われている砥部焼。地元で採取される砥石を使用し、厚みある白磁に「呉須色」(ごすいろ)と言われる藍色の手書き模様が施されている砥部焼は、硬くて丈夫なことから暮らしに密着した器として愛されています。 今回、中予エリア(松山市、東温市、松前町)限定で販売する「マグ三唐草」は、砥部で現存する最も歴史のある梅山窯と伝統的な砥部焼の製法を生かし、オリジナルのマグカップを開発しました。 すべての工程を手作業で製作されるマグカップ。形状は、ぽってりと厚みある白磁に、砥部焼の原料を採掘する砥石山をイメージしており、上に向かって口がすぼまっていくオリジナルの形となっています。砥部焼の特長である呉須色の手書きの模様は、砥部焼梅山窯の伝統模様「唐草」をマグカップの底部に施しました。カップを口に運んだとき「唐草」が印象的に見えるようにデザインされています。また3つの「唐草」が描かれていることから商品名に「マグ三唐草」としました。 商品の側面には、スターバックス、梅山窯(生産者)、中予(コミュニティ)の名称を入れ、地域とのつながりを表現しています。
マグ三唐草
スターバックスコーヒー松山いよてつ会館ビル店、松山湊町店、松山中央店、松山はなみずき通り店、松山市駅前店、道後温泉駅舎店、TSUTAYA エミフル MASAKI店、TSUTAYA BOOK STORE 重信店、TSUTAYA BOOKSTORE エミフル MASAKI店、松山平田店
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