
37
2023.09.08
全国16地域限定。スターバックス「JIMOTO made Series」その土地、その土地の産業、その土地にいるひとを大切に
スターバックスでは、日本各地にある地元の産業、素材を取り入れた商品開発を行い、その地元の店舗のみで販売するシリーズ「JIMOTO made Series」を、全国16地域限定で展開しています。 こちらの記事では、日本で初めて作られたコーヒーカップを現代に復刻した長崎県佐世保市のコーヒー碗をはじめ、京都・祇園に今も残る「福玉」に入った、幸運を招く縁起物チャーム、蚊帳生地から作られた奈良のガーゼケットなど、「JIMOTO made Series」の気になる商品をまとめてご紹介します。おでかけの参考にチェックしてくださいね。
【東京都墨田区】江戸切子職人の伝統技術が光る「スターバックス アイスコーヒーグラス」
【鳥取県鳥取市】鳥取の雄大な自然をイメージしたマグカップ「コーヒーアロママグ Sakyu」
【福岡県筑前エリア】コーヒーの香りを存分に楽しめる小石原焼のマグカップ「コーヒーアロママグ Tobikanna」
【岐阜県高山市】飛騨高山を思わせるデザインを施した木製漆器「ウッドマグ漆」
【奈良県奈良市】洗いをかけるほど肌になじむ、多彩なシーンで活用できるブランケット「蚊帳織5重ガーゼケットカップ」

「蚊帳織5重ガーゼケットカップ」は奈良県の伝統産業である蚊帳織に着目し、商品を展開。蚊帳織とは、たて糸とよこ糸が、交互に粗く織られた平織りで、夏の夜、蚊や害虫を防ぐために、四隅をつって寝床を覆う“蚊帳”に使用されている織り方です。 今回の JIMOTO made Series では、昭和22年創業の奈良市内で蚊帳織の技術を伝承しながら、新しいことにチャレンジする大和織布とともに、オリジナルのガーゼケットを完成させました。綿100%の蚊帳生地を5枚重ねにしたガーゼケットは、ガーゼの素材が通気性を良くし、素材を重ねることで生まれる空気の層が、夏場は涼しく、冬場は暖かい、オールシーズンで使用できる商品に仕上げています。 デザインは、日本の伝統色である若草色のドット柄。そして、よく見てみると、このドット柄は隠し絵のようにレイアウトされたスターバックスのドリンクカップのデザインとなっています。さらにペーパーカップの脇には、地域の皆さんに親しみのある奈良公園の鹿のイラストを入れ、商品タグには、スターバックス、大和織布、奈良の名称を入れ、地域とのつながりを表現しています。
蚊帳織5重ガーゼケットカップ
スターバックス コーヒー 奈良学園前駅店、奈良西大寺駅前店、JR 奈良駅旧駅舎店、奈良鴻ノ池運動公園店、奈良公園バスターミナル店、奈良 蔦屋書店、奈良猿沢池店
【熊本県嘉島町】素朴で大胆な風合いと波模様を描く櫛目が趣深い、“おいしいコーヒーを飲むためのこだわりのマグカップ”「コーヒーアロママグ小代焼」

小代焼は、明治維新後に窯元が次々に廃業し、一時途絶えかけた後、この貴重な焼物文化を復興するために、昭和6年にたけみや窯の初代・近重治太郎氏が再興し、小代焼の源流を築いたものが現在に繋がっています。今回の JIMOTO made Series は、小代焼に情熱を注ぎ、熊本を代表する小代焼を継承するたけみや窯の協力で、パートナーの想いを込めたマグカップを一緒に完成させました。 ユニークな形状が特長のこのマグカップは、熊本のパートナーたちの、「“水の国 くまもと”と言われている地元のおいしい水でいれたコーヒーを楽しめるマグカップを作りたい」という想いから、マグカップのフォルムに「コーヒーのコクや質感」を感じやすくするワイングラスのような形状を採用。飲み口の厚みを極力薄くして口径を広げることで、口の中にコーヒーが自然と広がり、味わいを存分に楽しめるものへと仕上げました。 また、デザインは小代焼の特長である茶褐色のワラ灰・木灰・長石で調合したワラ灰釉で覆い、白釉や黄色釉を、スポイトや柄杓を使って流し掛ける、素朴な中にもダイナミックな印象に仕上げています。口元の色味は、阿蘇の山のような山の稜線をイメージし、マグカップの側面には水の郷・嘉島町の豊かな水の模様を入れて、嘉島町のエッセンスをデザインに加えることで地域とのつながりを表現しました。
コーヒーアロママグ小代焼
スターバックス コーヒー イオンモール熊本店
【京都市東山区】花街・祇園に今も残る「福玉」に入った、幸運を招く「縁起物チャーム」

JIMOTO made Series HIGASHIYAMA「縁起物チャーム」は、1859(安政6)年に京都で創業し、御所人形の老舗として日本の伝統的人形を創りつづけている「島田耕園人形工房」と共同で開発。京都・祇園の風物詩として今も大切にされている福玉から発想を得て、伝統ある御所人形と組み合わせた、 JIMOTO made Series 初となる、「縁起物チャーム」が誕生しました。 福玉とは、紅白でできた丸い玉に縁起物を入れ、年の終わりに芸舞妓らがお茶屋やなじみの客から、その年のねぎらいやお年玉として頂く、伝統的なもの。大晦日の除夜の鐘が鳴り終わった後、この福玉を開けて中身で新年の運気を占う風習もあったと言われています。 福玉カプセルに入っている縁起物は、全部で5種類ありますが、店舗により取り扱う縁起物が異なります。這児(ハイコ)と駒犬土鈴は3店舗で展開し、店舗ごとに異なる縁起物として、スターバックス コーヒー 京都二寧坂ヤサカ茶屋店は招き猫土鈴クロ、京都祇園ホテル店は招き猫土鈴ミケ、京阪祇園四条駅店が招き猫土鈴シロとなります。さらに福玉カプセルには店舗ごとに異なるデザインの千社札のステッカーを貼り、スターバックスならではの福玉に仕上げました。
「縁起物チャーム」記事はこちら
縁起物チャーム
スターバックス コーヒー 京都二寧坂ヤサカ茶屋店、京都祇園ホテル店、京阪祇園 四条駅店
【山梨県甲州市】山梨県伝統工芸品である甲州印伝のスリーブをまとったカップ「甲州印伝スリーブ付カップ」

「甲州印伝スリーブ付カップ」は、総合部門では日本唯一の甲州印伝 伝統工芸士 称号保持者である山本裕輔氏が代表を務める「印伝の山本」と共同で開発した商品です。甲州印伝とは、鹿革に漆をつけて加工した伝統工芸品です。 「甲州印伝スリーブ付カップ」はスターバックスのペーパーカップ形状の陶器カップと甲州印伝のスリーブがセット。デザインコンセプトは「Koshu mountain」。四方を富士山をはじめ南アルプス、八ヶ岳、奥秩父といった山々に囲まれた甲州をパターンで表現したものをカップのデザインにしました。 甲州印伝スリーブのデザインパターンはサイレンの鱗をイメージし、モチーフには武田菱、富士桜、鶯といった印伝で使われる文様だけでなく、コーヒー豆を加えることでスターバックスと地域とのつながりを表現しました。 また、今回の特長の一つでもある白い鹿革の印伝は山梨県が3年間、技術の試行錯誤を繰り返した「URUSHINASHIKA」プロジェクトからうまれた印伝。革の柔らかさや、持ったときの漆の凹凸感、手触り、丈夫さ、更に使っていく内に柔らかく手に馴染み、漆の光沢が増し、愛着が湧いてきます。
甲州印伝スリーブ付カップ
スターバックス コーヒー 甲府リバーシティ店、山梨大学医学部附属病院店、ラザウォーク甲斐双葉店、甲府アルプス通り店、イオンモール甲府昭和1階店、甲府和戸通り店、イオンモール甲府昭和3階店、甲府平和通り店
【静岡県浜松市】浜松で育った天竜杉のスリーブと、天竜川の風景を描いたカップセット「天竜杉スリーブ付カップ」

「天竜美林」と呼ばれる日本三大人工美林の一つとして、美しい景観とともに、良質な木材の産地とされている静岡県浜松市の天竜杉を使用したスリーブとカップのセット。浜松の恵まれた気候で育つ天竜杉は、根曲も少なくまっすぐな木に成長し、年輪のつまった美しい木目と優しい肌触りが特長です。天竜杉スリーブは、樹齢約80年以上の天竜杉をじっくりと時間をかけて天然乾燥し、丁寧に製材されたものを使い、形作っています。 形状は浜松の林業のルーツとつながる、かつての荒々しい天竜川の荒波をイメージ。手に持った時の木のぬくもり、手触りを考慮して20角柱のスリーブを1点1点手作業で丸みを出すように角を落とし、木のあたたかな印象を残すとともに、天竜杉がもつ色や木目の美しい表情が楽しめるスリーブに仕上げました。使い込んでいくうちに手触り、色味など時間とともに少しずつ変化し、木がもつ味わいをじっくりと楽しめるのも特長です。 セットの白いカップには、天竜川の荒波を描くとともに、スターバックスを象徴するコーヒーやコーヒーの花、市の鳥のウグイスやみかんの花など、スターバックスや浜松にまつわるものをアイコンとしてちりばめています。さらに、天竜杉スリーブの底面には、スターバックス、永田木材(生産者)、浜松(コミュニティ)の名称を入れ、地域とのつながりを表現しました。
天竜杉スリーブ付カップ
スターバックス コーヒー ザザシティ浜松店、イオンモール浜松志都呂店、イオンモール浜松市野店、浜名湖サービスエリア店、浜松駅新幹線ラチ内店、浜松新津町店、プレ葉ウォーク浜北店、浜松佐鳴台店、浜松半田山店、浜松城公園店、TSUTAYA 佐鳴台店、浜松メイワンエキマチウエスト店、浜松メイワン2階店
【福岡県北九州市】美しい縞模様のファブリック「小倉織ミニバッグ KITAKYUSHU/MOJIKO」

小倉織は、400年以上の歴史をもち、豊前小倉藩の特産品として全国に広がった後、昭和初期に一度途絶えたものの、昭和59年に染織家・築城則子氏により復元・再生されました。先染めした糸を使用し、経糸が緯糸より密になるように織ることで丈夫な上、色鮮やかなグラデーションの縞模様が美しく、綿織物でありながらシルクのような艶やかな光沢や滑らかさがでて、使うほどになめし革のような風合いを帯びてくるのが特長です。 バッグは、北九州のパートナー(従業員)が地域のイメージを出し合い、小倉 縞縞の美しい縞模様のファブリックの中から生地を選び、商品ができました。 さらに、バッグの中にペーパーカップ型のポケットを仕込み、スターバックス、小倉縞縞(生産者)、北九州(コミュニティ)の名称を入れ、地域とのつながりを表現しました。このポケットにはバッグを折りたたんで収納することもでき、コンパクトにして持ち運ぶことができます。
JIMOTO Made 小倉織ミニバッグ KITAKYUSHU
スターバックス コーヒー イオン若松店、小倉京町店、リバーウォーク北九州デコシティ店、サンリブシティ小倉店、イオンモール八幡東店、アミュプラザ小倉店、門司港駅店、黒崎駅店、ジ アウトレット北九州店、到津の森公園店、八幡永犬丸店
JIMOTO Made 小倉織ミニバッグ MOJIKO
スターバックス コーヒー 門司港駅店
* * * スターバックス「JIMOTO made Series」はいかがでしたか?その土地、その土地の産業、その土地にいるひとを大切にした逸品を、ぜひ探してみてくださいね。
※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
※画像・文章の無断転載、改変などはご遠慮ください。
雑貨
の人気記事
の人気記事




























