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2023.09.10
名古屋駅からひと駅。四間道・円頓寺レトロさんぽ
高層ビルが林立する名古屋駅からひと駅の距離にある那古野には、白壁の蔵や古民家が並ぶ通りや、懐かしい商店街が残っています。 こちらの記事では、新しくなった「ことりっぷ名古屋」改訂版から、四間道(しけみち)や円頓寺(えんどうじ)商店街にひっそりとたたずむ名店をまとめてご紹介します。ひつまぶしランチやカフェを楽しみながら、レトロな町並みをゆっくり散策してみませんか。
四間道と円頓寺商店街
石垣の上に続く蔵。周辺にはレトロな空間を利用したレストランも多い
四間道の入り口にある道標
江戸時代、道幅が四間(約7m)に整備されたことから、その名がついたといわれる「四間道」。土蔵や伝統的な建造物が今も残り、名古屋市の町並み保存地区に指定されています。
新旧の店が共存して、新たな魅力を発信する商店街
モダンな装いに生まれ変わったアーケード
大須と並んで栄えた「円頓寺商店街」には、今も下町の風情がいっぱいです。 夏の七夕まつりや秋のパリ祭など、商店街が一体となって盛り上がるイベントも見ものです。多くの人でにぎわう雰囲気が楽しめます。
名古屋名物を同時に味わい尽くせる「ひつまぶし登河 那古野本店」
お店名物の名古屋コーチンを使っただし巻きと蒲焼きが一緒になった中黄金鰻重4200円
趣ある古民家で名古屋名物のひつまぶしと名古屋コーチンを味わえる店。ひつまぶしは奥三河どりと取り寄せたウナギからチョイス可能。どの料理にもやさしい味わいの手作りプリンが付いてくるのもうれしいと評判です。
歴史ある福田家の邸宅を改装
「ひつまぶし登河 那古野本店」記事はこちら
ひつまぶし登河 那古野本店
ヒツマブシトガワナゴノホンテン
温もりを感じるオリジナル雑貨「月のののうさ」
商店街の履物店の一角で営業
木・布・紙を中心とした雑貨や衣類を販売。着物の生地を利用した小物や、木を使ったアクセサリー、ハンドメイドのはんこなど一点もののアイテムも多いので、お気に入りは早めに手に入れて。
名刺入れ各880円
月のののうさ
ツキノノノウサ
愛され続けるふわふわタマゴサンド「喫茶、食堂、民宿。なごのや」
タマゴサンド780円(ドリンク付きで980円)。なごのやブレンド450円はしっかり濃いめの味
長年親しまれ、惜しまれながら閉店した老舗喫茶店が、カフェレストラン&ゲストハウスとして復活。卵を3個も使う分厚い卵焼きが特徴の、名物タマゴサンドも受け継がれています。
旧店舗の雰囲気を残しつつモダンな印象に
喫茶、食堂、民宿。なごのや
キッサショクドウミンシュクナゴノヤ
ゆっくり味わいたい素朴なおいしさ「芒種」
“パン”と書かれたシンプ ルな看板が目印
国内産小麦と自家製天然酵母、オーガニック素材を中心に使った15種類ほどのパンが並びます。卵や乳製品不使用など、多くの人に親しまれるパン作りがモットー。噛むほどに広がる生地のおいしさを感じて。
じゃがいものフォカッチャ250円(左)、クランベリー(ハーフ)250円
芒種
ボウシュ
フランス伝統菓子をオリジナルレシピで「フランス焼菓子 CHANDELIER」
グレープフルーツのタルト723円。果実とピスタチオクリームのハーモニーを楽しんで。紅茶は918円〜(小菓子付き)
フランスの製菓学校などで学んだ女性オーナーの店。オーナーは、フランスの最高パティシエに与えられる“MOF”受賞者にも師事した正統派です。手間を惜しまず商品ごとに作る生地や、ひと味違うレシピに魅了され、遠方から足を運ぶファンも多数。定番のタルトや焼菓子のほか、季節限定商品も見逃せません。
狭い路地にたたずむ店
ブルターニュ地方の伝統菓子、ガレット・ブルトンヌ「ギフト」1818円。バターの風味とザクッとした生地の食感と海塩の甘じょっぱさがアクセント
フランス焼菓子 CHANDELIER
フランスヤキガシシャンドゥリエ
ゆっくり歩きたいレトロな町並み、那古野エリアのおさんぽはいかがでしたか?ひっそりとたたずむ名店を、ぜひ探してみてくださいね。
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