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2025.05.06
大阪レトロ洋食4選。地元で愛される昔懐かしい味を堪能
大阪のおすすめグルメに「洋食」をあげる人が多いのをご存じですか?道頓堀の老舗や、新世界の名店など、大阪には昔から伝わる味を受け継ぎ、変わらない味を守り続けている店が多数そろいます。 こちらの記事では、新しくなった「ことりっぷ大阪」改訂版から、大阪を訪れたらぜひ味わいたい、地元の人々にこよなく愛される洋食店をまとめてご紹介します。 平日のランチはどのお店もビジネスマンで大にぎわい。ゆっくり食べたいなら夜がおすすめですよ。

精肉店ならではの肉質と老舗の味わいに納得「はり重 グリル」

ハイシライス1320円。トマトの効いたブラウンソースに、しっかり煮込まれた大ぶりの牛肉がイン
1919(大正8)年に牛肉専門店として創業し、1948(昭和23)年に、はり重グリルをオープン。社長自らが黒毛和牛の雌のみを厳選して仕入れるので、肉質は保証付き。確かな味わいを求め親子2代、3代で訪れる常連客も多いのだそう。

ビーフカツレツ3080円。ナイフがすっと入るやわらかいフィレ肉と、サクサクの衣がたまらない

古き良き洋食店のたたずまいで一人でも気軽に入りやすい

道頓堀でひときわ目を引く純和風の外観
はり重 グリル
ハリジュウグリル

ハンバーグとデミグラスソースの絶品ハーモニー「重亭」

ハンバーグステーキ1300円。こだわりの肉は昔から取引のある精肉店から仕入れる。焼き方やソースも創業時のまま
昔ながらの家庭の味を守る洋食店。創業から変わらぬレシピで、手間をかけたやさしい味わいが人気です。ていねいにスジを取り除いた特製合挽き肉で作るハンバーグステーキは、コクのあるデミグラスソースとの相性も抜群です。

1946(昭和21)年創業

なんばグランド花月の近くにあり芸人の常連も多い
重亭
ジュウテイ

時間と手間を存分にかけた昔懐かしい洋食に舌鼓「グリル梵」

ヘレカツカレー煮込2200円。極上牛フィレをカツにし、オリジナルのカレーソースがかかっている
創業以来約60年、伝統の味を守り続けてきた洋食の名店。変わらぬ味とレトロな雰囲気に俳優や文化人のファンも多いそう。人気のハイシライスに使われるデミグラスソースは1週間ほどかけて仕上げられ、まろやかな酸味が格別です。

濃厚なソースで煮込まれやわらかくなったタンが絶品のタンシチュー2900円

落ち着いた雰囲気のレトロな内観

1961(昭和36)年創業
グリル梵
グリルボン

懐かしい風情が漂うオムライス発祥の店「北極星」

一番人気のチキンオムライス1080円。ふんわりとした卵と、酸味をおさえたトマトソースがベストマッチ。今も昔も変わらぬ味わい
創業1922(大正11)年。洋食店の草分けであり、オムライスをこの世に生み出した店。「北極星」の創業者が常連さんに、ケチャップライスを卵で包んだ料理を作ったことが、オムライス誕生のきっかけになったといわれています。 2個の卵で仕上げたオムライスは特製トマトソースをかけて完成。定番のチキンからカニ、エビ、ビーフ、きのこなど、味のバリエーションが豊富です。

中庭があり、まるで料亭のよう

レトロなのれんをくぐって店の中へ
北極星
ホッキョクセイ
地元で愛されているレトロ洋食はいかがでしたか?昔から伝わる味を受け継いだメニューを、この機会にぜひ堪能してくださいね。

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