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2024.01.16
【お惣菜店特集】おかずにもおつまみにも。食卓を彩るおすすめお惣菜|by PARISmag
毎日の暮らしのなかで少しだけ心が弾むような豊かさをお届けするWEBマガジンPARIS mag(パリマグ)から、『お惣菜店特集』をご紹介します。
もうすぐ卒業シーズンや入学シーズンを迎えますね。お祝いごとに合わせて、みんなでお家で楽しめるフレンチお惣菜はいかがでしょうか? 今回は、フレンチお惣菜が楽しめるお店を4店舗ご紹介します。
フランスの家庭料理を中心とした街のお惣菜屋さん。幡ヶ谷『キッチンかねじょう』

甲州街道から一歩入った幡ヶ谷商店街の一角に佇むお店『キッチンかねじょう』。 フレンチのお惣菜やパンとともにお酒も楽しめるお店として、2021年4月にオープンしました。 フレンチレストランなどを中心に経験を積んできた店主の上松晃大さんは、フランスの家庭料理を中心としたお惣菜を作ります。奥さまの菜穂さんは、パンを作っています。 お惣菜やパンのメニューは、日替わりで作っているんだとか。毎日8〜10種類ほどのメニューが展開されており、「キャロットラペ」「ポークリエット」「タブレ」「ウフマヨ」などが定番で並んでいます。 お酒に合うもの、そして食べ疲れないものを作るよう意識しているんだとか。

「キャロットラペ」は、口の中に入れた瞬間にさりげないハーブの香りとやさしい酸味が広がります。優しい酸味の秘密は、こだわりの「お酢」。 自家製の「カンパーニュ」には、「リエット」を乗せていただきます。 濃厚なリエットですが、クセがなく食べやすい味わい。ほんのりスパイスの香りが効いています。 そのままでもおいしいですが、グリーンレーズンが入ったカンパーニュと合わせて食べるとまた違う味わいに。 グリーンレーズンのフレッシュな爽やかさクリーミーなリエットが相性抜群です。ワインにもぴったり!

テイクアウトは、お子さま連れの常連さんや仕事帰りに寄っていくお客さんも多いそう。 「おつまみ系のお惣菜を買って帰って家で飲むという方も多いようです。あと、夕食のおかずにプラスもう1、2品として買って帰る方もいらっしゃいますね。 テイクアウト用の容器を持って来ていただけたら、少しサービスしています。タッパーや会社で食べたお弁当箱を洗ってここで詰めて帰る人もいますよ」。 店舗でもテイクアウトでも楽しめる『キッチンかねじょう』のお惣菜をぜひ味わってみてくださいね。
キッチンかねじょう
フレンチや和、中華など幅広いお惣菜がズラリと並ぶ。池尻大橋『街の惣菜と弁当屋さん Bet(ベット) 池尻大橋』

東急田園都市線池尻大橋駅から徒歩1分ほどの場所にたたずむ『街の惣菜と弁当屋さん Bet(ベット) 池尻大橋』。 2020年にオープンしたこちらのお店では、テイクアウト用のお惣菜やお弁当を販売しています。 お店の棚には、フレンチレストランやビストロで経験を積んだシェフが作るお惣菜がズラリと並びます。 以前はフレンチをベースとしたお惣菜を中心に販売していたそうですが、「より多くの人に利用してほしい」という想いから、和や中華などの幅広いお惣菜の販売を始めたそう。

お惣菜棚の上には、色鮮やかなお弁当が並びます。お昼時や夕方には、近くにお勤めの方や家族連れの方がお弁当を買い求めに訪れます。 「さばライス」や「マーボー卵丼」など食欲をそそる豊富な種類のお弁当もおすすめです。 ガッツリ食べたい方はお弁当を、お家でお酒とともに楽しむ方はお惣菜を。そんな選び方ができるのもすてきですよね。

パーティーにぴったりなオードブルセットも。 ヴィーガンオードブルセットも対応可能とのことで、幅広い方で楽しめそうです。 ディナータイムは、2階のビストロでフレンチが楽しめるので、ゆっくりお店でワインや料理を楽しむのも良いですね。 また、「今日はお店に寄れないな」という方におすすめ! 「食を通して感じることができる幸せをプロデュースできるお店でありたい」という想いのもと、にはフレンチレストランやビストロで経験を積んだシェフのレシピを公開しています。 遠方の方もぜひチェックしてみてくださいね。
街の惣菜と弁当屋さん Bet(ベット) 池尻大橋
横浜市南区『漆喰と石屋根のフランス料理惣菜店&レストラン ル・トレトゥール オグロ』

横浜市南区にある『漆喰と石屋根のフランス料理惣菜店&レストラン ル・トレトゥール オグロ』は、いつでも(365日)どこでも(日本全国)誰とでも(ひとりでも)気軽に楽しめるフランス料理惣菜店。 店主の小黒さんは、辻調理師専門学校「フランスカレッジ」、辻フランス校「シャトー・ド・レクレール」を卒業後に、フランス アルザスにてMCFの称号を授与されたシェフのもとで修業し、帰国。 フランスではレストランが開かれる前から人々に親しまれてきた“トレトゥール(フランス語で惣菜屋)”。そこに大きな魅力を感じて、2013年フランス料理惣菜店『Le Traiteur Oguro』を立ち上げたそう。そして、2023年に『漆喰と石屋根のフランス料理惣菜店&レストランLe Traiteur Oguro』を移転オープン。

人気のテイクアウトメニューは、「アルザス仕込みのキッシュ」。 何層にも重ねたサクサクの生地と生クリームをたっぷり使った濃厚なアパレイユの組み合わせはくせになるおいしさ。 また、毎月違った味わいのキッシュが自宅に届く頒布会も開催。全国から注文が入るほどの人気なんだとか。 「自家製スモークサーモン」も人気メニューの1つ。脂が少なく旨味の強いサーモンの背の部分を使用しているそうで、桜チップで1時間ほど燻製したのち香草とオリーブオイルでマリネして完成。 厚切りの食感と旨み際立つ上品な香りが忘れられない!とリピーターの多い1品だそう。 また、「長期熟成パン」も大人気。小麦の味を最大限に引き出すため材料はいたってシンプル。漆喰に囲まれた空間で作ることにより酵母の働きが安定し、外はカリカリ中はもっちりと弾力のある食感に。

店主の小黒さんにお惣菜を作るうえでのこだわりを聞きました。 「時間がたつごとに深みを増していく味わいを計算し調理しています。酸味に関してはレモンやオレンジなどの柑橘を使い爽やかさを出し、甘味に関しては蜂蜜やメープルシロップ、黒糖など天然の甘味料を使い単調な味にならないように工夫しています。 サラダには食欲をそそる色鮮やかな食材を多用しスパイスを合わせて個性を出したり、肉や魚には仕上げにタイムやローズマリーで香りのアクセントを加えたりもしています」。 全国配送も行っているので、ハレの日や記念日、家族や友人が集まる特別なひとときにぜひおすすめです。
漆喰と石屋根のフランス料理惣菜店&レストラン ル・トレトゥール オグロ
フランス人シェフ全て手作りのお惣菜屋『ジョエルフランス惣菜屋』

「ジョエルフランス惣菜屋」は、フランス人シェフ全て手作りのお惣菜屋です。店主のジョエルさんは、16歳のときにフランスの三ツ星レストラン「ウストー・ド・ボーマニエール」で働いていました。そのお店で日本人の料理人と出会ったことがきっかけで来日。 その後、現在の日本人の奥さまとの出会いから本格的に日本に移住を決めたそう。ジョエルさんは、もともと南フランスの出身で、南フランスの家庭料理を知っているし、料理の経験もあるので、『ジョエルフランス惣菜屋』を開業したそう。

おすすめは、「フランス産豚バラ肉のリエット」。 豚バラ肉を4時間煮込んで作ります。豚バラ肉なので脂っぽい印象ですが、お客さまからは「さっぱりしていて、おいしい」と好評なんだとか。 パンの上に乗せて食べるのがおすすめの食べ方だそう。一番合うのはバゲットですが、食パン等すべてのパンや、プレーンのクラッカー等とも合います。 他のおすすめは、「キャロット(鎌倉野菜)ラペ」。ジョエルさんたちは、鎌倉に住んでいることもあり、鎌倉の黄色人参、赤人参、白人参を使用しています。ソースも手作りなので、酸っぱくなく優しい味。

『ジョエルフランス惣菜屋』は、実店舗をまだ構えていませんが、将来的には南フランス惣菜屋のテイクアウト+イートインスペースとしてお店を持ちたいと思っていると、ジョエルさんは話してくれました。 「南フランスの海の自然海塩、カマルグの塩と、南フランスのミックスハーブ、プロヴァンスハーブを使用、お肉は全て非遺伝子組み換え、主にオーガニックをコンセプトとしています。イートインスペース等も設けて、お客さまにゆっくりと寛いでいただいて、フランスの雰囲気や味を堪能していただきたいと思います」。 ◼️催事 国分寺マルイ 1階:2024年1月24日~1月30日 朝10時~夜20時 ※最終日1月30日だけは、19時まで 埼玉県マルイファミリー志木:2024年2月28日~3月5日 B1階 朝10時~夜20時 ※最終日3月5日だけは、19時まで
*** いつもの食卓を少し華やかに彩りたいとき、ちょっと家事を楽にしたいとき、おうちでおいしいものを食べたいときに便利なお総菜屋さんたち。 ぜひ訪れてみてくださいね!
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PARISmag 編集部
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