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2024.02.10
【神戸】日本三大中華街のひとつ・南京町さんぽ。活気に満ちた街でパワーチャージ
鮮やかな門をくぐると、そこは神戸の中華街・南京町(なんきんまち)。東西約270m、南北約110mのエリアに活気あふれる屋台が並び、湯気を上げる点心にわくわくします。 こちらの記事では、新しくなった「ことりっぷ神戸」改訂版から、神戸を訪れたらぜひ立ち寄りたい、南京町の人気スポットをまとめてご紹介します。おでかけの参考にチェックしてくださいね。

神戸開港とともに栄えた中華街

南京町の中央にある南京町広場。小財神というお金の神様が鎮座する写真スポット

華やかな提灯が街を彩る
神戸港開港に伴い、日本にやってきた中国人が元町の南界隈に住居を構え、さまざまな商店をはじめたのが南京町のはじまりです。

蒸したての屋台フードが並びます

約100店が軒を連ねる
東の長安門、西の西安門を結ぶ東西の道がメインストリート。中央にある南京町広場を境に、それぞれを南京東路、南京西路といいます。南北にのびる小路にも個性的な店がありますよ。

南京町の三つの楼門

■長安門(ちょうあんもん) 南京町の東の玄関口。1985(昭和60)年に建てられたもので、中国が海外へ漢白玉(大理石)輸出を許可した第1号の漢白玉楼門です。

■西安門(せいあんもん) 門裏の「光復」という文字には失ったものを取り戻すという意味が込められており、中国でもっとも商業が栄えた北宋時代の門がモデルになっています。

■海栄門(かいえいもん) 南京町の南の玄関となる門。長安門と同様に照明がLED化されています。海方面へ出て栄町通を越えると、栄町・海岸通エリアです。

南京町で見つけた風景

南京町広場にあるパンダを確認して
■十三体の十二支像(じゅうさんたいのじゅうにしぞう) 中国に十二支像作製を依頼した際に「猪」がうまく伝わらずパンダが送られてきたのだそう。後日、猪も加わって十三体になったというエピソードが残っています。

写真待ちで行列が出来る人気の撮影スポット
■小財神人形(しょうさいしんにんぎょう) 南京町広場にある小財神というお金の神様。神様の女の子は「來來」、男の子は「財財」といい、触れると幸せになれる言い伝えがあります。


■プレート 通りの名称を表したプレートが道の曲がり角に埋め込まれています。

■中国風あづまや(ちゅうごくふうあづまや) 南京町のシンボル的存在の南京町広場。1983(昭和58)年に完成したあづまやにはベンチがあります。広場から南に下った場所に観光トイレもあります。


古くは中国王侯貴族のおもちゃだったそう
■不思議な鍋(ふしぎななべ) 中国の文献から再現されたという、取っ手をこすると水しぶきが上がる南京町名物の鍋。

パンダの自販機は長安門の近くにありますよ。

南京町のおすすめイベント

1月または2月 ■南京町 春節祭(なんきんまちしゅんせつさい) 旧暦の正月を祝う「春節」をアレンジした「春節祭」。龍舞・獅子舞や中国音楽、太極拳の演舞などで盛り上がります。

9月または10月 ■南京町 中秋節(なんきんまちちゅうしゅうせつ) 秋の収穫を祝って地の神様を祀る節句。中秋節には欠かせない月餅の販売も各店で行なわれます。

12〜1月 ■南京町ランターンフェア(なんきんまちランターンフェア) 中国提灯が街中に吊るされ、一帯が温かな光に包まれます。
* * * 日本三大中華街のひとつ・南京町さんぽはいかがでしたか?活気に満ちた街で、パワーをチャージしてくださいね。

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