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2025.01.03
東京・日本橋の高層ビル群の中に鎮座するパワースポット「福徳神社」で金運やチケット運祈願
平安時代に創建されたと伝わる「福徳神社」は、徳川家康が参詣し、鳥居の原木に春の若芽が芽吹いているのを見た二代将軍・秀忠によって「芽吹稲荷」と別号が付けられたといわれています。江戸時代に盛んだった、幕府公認の宝くじ「富くじ」の興行を許された数少ない寺社の一社だったことや、縁起のよい「福徳」という社名に因んで、「福徳神社を参拝すると宝くじに当たる」といわれ、今でも金運アップ・宝くじ当選を祈る参拝者が多く訪れます。
日本橋のど真ん中に現れる鮮やかな朱の鳥居が目印
隣接する「福徳の森」の緑に映える朱の鳥居
「日本橋のお稲荷様」と親しまれる「福徳神社」は、東京メトロ三越前駅から歩いてすぐに現れる鮮やかな朱の鳥居が目印。隣接する「福徳の森」の豊かな緑に映え、街の景観にもなじんでいます。オープンで広く開かれた雰囲気なので、気楽にふらりと立ち寄れます。
江戸時代から金運アップ、宝くじ当選のご利益で知られる
ご利益を求めて、週末には参拝客の行列ができる
江戸時代に幕府公認の宝くじ「富くじ」が興行されていたことや、最高金額300両の当たりが出たこと、縁起のよい社名からも「福徳神社を参拝すると宝くじに当たる」と評判を呼び、今でも金運アップや宝くじの当選祈願に訪れる人が後を絶ちません。
参拝客の願いの込められた絵馬がずらり
SNSの口コミで「推しに会える神社」と評判に
旅守(左)と富籤守 初穂料各800円を合わせて求める人が多い
最近では、SNSの口コミなどから、ライブや演劇、コンサートなどのチケット抽選の当選にご利益があると評判になり、当選や良席を願ってお参りする人が増えてきたそう。福徳神社では、「推し活」は、生活に潤いを与える幸せの形の一つとし、鑑賞券当選の御守「富籤守」、ツアー・遠征の無事を祈る「旅守」といった授与品が用意され人気を集めているほか、観賞券当選祈願も受け付けています。
大判小判柄の宝袋2000円。祈願札1枚付き
買い物などのついでに「推し活祈願」
小さな鳥居型の車止めも緑に映える
日本橋のど真ん中とアクセスも抜群なので、買い物などの途中で気軽に立ち寄れるのもうれしいポイント。 事前予約は必要ですが、11時~15時の間は所要時間20分ほどで御祈願を受けることもできます。近隣に勤める人の中には、仕事の昼休みに厄払いに訪れる人もいるそう。 日本橋さんぽの際には、気軽に立ち寄って「推し活祈願」をするのもいいですね。
福徳神社
フクトクジンジャ
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クレッシェント 撮影:川並京介
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