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2024.03.31
和歌山・新宮でパワースポット巡り♪熊野古道や熊野川舟下りの大自然を体感
三重、奈良、和歌山の三県にまたがる3つの霊場と参詣道「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界遺産に登録されて、2024年で20周年を迎えます。和歌山県南部にある新宮市内には、熊野速玉大社をはじめ神倉神社、阿須賀神社などの世界遺産が日常の風景に溶け込むように、まちのなかに点在しています。新宮ならではの魅力的なグルメやお土産も満載。豊かな自然と歴史文化に囲まれた世界遺産のまち新宮へ出かけてみませんか。
平安時代にタイムスリップ「熊野川舟下り」を体験
ガイドと歩く「熊野古道」の中辺路ルート
熊野大神が最初に降臨した聖地「神倉神社」
地元で人気の「あづま寿司」でランチ
純日本建築の建物「熊野荘」で楽しむ会席コース
地元で人気の「あづま寿司」でランチ

大広間で大人数の昼食や宴会も利用できる
海・山・川と3つそろった新宮市は、まさに山海の食材の宝庫。海の幸や山の恵みを活かした郷土料理など、ほかでは知られざる地元グルメが豊富にそろっています。JR新宮駅から徒歩約20分の国道沿いにある「あづま寿司」は、お寿司をはじめ創作料理、肉料理など厳選した食材を使用した料理を提供する割烹料理店。 「万福定食」は、新鮮なお造りや天ぷら、小鉢が付いたボリューム満点の定食です。お魚はしっかりとした歯ごたえで、コリコリとした食感が楽しめ新鮮度抜群。お昼から贅沢な気分に浸れます。夜はお酒にもよく合う創作料理のコースも楽しめますよ。

「万福定食」(1980円)
あづま寿司
アヅマズシ
純日本建築の建物「熊野荘」で楽しむ会席コース

建物は2階建てで客室は和室10室(8畳1室、6畳7室、4.5畳2室)
JR新宮駅から徒歩約15分。熊野速玉大社の近くにある「熊野荘」は、熊野木材で作られた純日本建築の建物に泊まれる料理旅館です。地元食材を使った熊野の味覚が楽しめる食事処としても評判で、郷土の味を存分に楽しむことができます。

「会席コース」(6000円)
会席コースは複数種類がありこの日いただいたのは、先付、お刺身、鍋物、蒸し物、焼き物、ご飯物、汁物、香の物、デザートがそろう6000円のコース。特に味わっていただきたいのがお刺身の「熊野難の鮮魚盛り合わせ」。朝、地元の漁港で水揚げされた新鮮なマグロ、大アジ、天然のブリ、カツオ、そして和歌山の郷土料理であるさんま寿司がワンプレートに。 この日の焼き魚は、1尾から2個しか取れないブリの希少部位のカマ、鍋はお肉と野菜にうどんが付いてきて盛りだくさんな内容です。食事処は宿泊しなくても利用できるので、新宮に来たらぜひ訪れてみてくださいね。

左上「旬の鮮魚の焼き物」、左下「季節の前菜5種」、右上「お肉と野菜の寄せ鍋」、右下「熊野難の鮮魚盛り合わせ」
熊野荘
クマノソウ
遠方からも訪れるほど大人気!「香梅堂」の鈴焼

熊野速玉大社近くの大橋通沿いに店舗を構えている
JR新宮駅から徒歩15分。新宮でお土産を購入するなら、明治元年創業の150年近くの歴史をもつ老舗和菓子店「香梅堂」の鈴焼がおすすめです。鈴焼をはじめおせんべいなど「香梅堂」のお菓子の販売は新宮市のみなので朝から行列が出来る日も。県外など遠方からわざわざ訪れる常連客や観光客がいるほど人気です。

左:「鈴焼20粒入り・2袋」(900円)、右:「鈴焼12粒入り」(400円)
鈴焼は神社の神鈴をモチーフに作られており、原材料も四国特産の和三盆糖を使用。ふわっふわな生地に和三盆糖の優しい甘さが口の中に広がり、1個食べたらもう1個食べたくなります。店内の2階で作って販売しているので、いつでも作りたてを購入できるのもこだわりのひとつ。

コロンとまるい鈴のフォルムがキュート
香梅堂
コウバイドウ
* * * 世界遺産登録20周年の今だからこそ訪れたい新宮。大自然に囲まれた熊野古道や熊野川舟下りを体験すると、心身ともにリフレッシュできます。今年はぜひ新宮へ足を伸ばしてみませんか。
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南森エレナ
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