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2024.04.18
箱根神社からすぐ♪ 3000株のつつじが咲きほこる「小田急 山のホテル」で非日常的なひとときを
関東屈指の人気パワースポット「箱根神社」のほど近く。きらきらと輝く芦ノ湖畔に佇む「小田急 山のホテル」は、5月になると約3000株のつつじが見頃を迎えます。赤やピンクに色づく風景は、まるで絵葉書のよう。カラフルな絶景であふれるクラシックホテルに身を置き、自家源泉の湯に癒やされ、本格フランス料理に舌鼓♪ うきうきした気持ちになれる箱根の旅へ、さあ出かけましょう。
豊かな森と芦ノ湖畔に佇む癒やしのホテル
ホテルのシンボル「三本杉」をイメージしたロゴが目印
箱根の玄関口・箱根湯本からバスにのり、海賊船が行き交う元箱根港へ。そこからホテルの無料シャトルバスですぐ。芦ノ湖畔の神社通り沿いを進み、箱根神社を通り過ぎてすぐの場所に「小田急 山のホテル」はあります。
芦ノ湖畔に位置する「山のホテル」
ホテルが位置するのは、芦ノ湖に面した自然あふれる広大な森の中。おいしい空気を体いっぱいに吸い込み、たくさんの鳥たちの声に耳を傾け、リフレッシュするのに最適です。
クラシカルな気品に満ちあふれた館内
清潔感あふれる高い天井のエントランスホール
もともとこの地にあった三菱の創業者、岩崎彌太郎の甥・岩崎小彌太男爵の別荘跡地に、1948年に宿としてオープンしたのが「小田急 山のホテル」の始まり。箱根の中でも、ホテルの歴史は古く、開業から76年以上の歴史を誇ります。 館内は、古き良きクラシカルな雰囲気たっぷり。ゆったりとした上質な空間でリゾート気分を味わえるのが、このホテルの魅力です。
ゆるりとした時間を過ごせるラウンジ
吹き抜けのラウンジと「シュークリーム」(750円)
吹き抜けのラウンジは、宿泊者以外も利用できる、とっておきのスポット。窓の外には、芦ノ湖の絶景が広がり、開放的な空間に心が和みます。 ここで、ぜひ味わいたいのが、名物の「オリジナルシュークリーム」。サクサクのシュー生地の中には、あさぎり牛乳とバニラシーズを使ったクリームがたっぷり。シュー生地とクリームのバランスが絶妙で、一度食べたら忘れられないおいしさです。
カラフルな絶景が広がる庭園へ
小田急 山のホテル 庭園のツツジとシャクナゲが「後世に残すべき植物遺産」として日本植物園協会ナショナルコレクションに認定を受けた
なんと言っても、宿の魅力は、約4万5000坪の敷地に美しく手入れされた庭園。5月上旬には、84品種約3000株ものつつじが見頃を迎え、お庭がひときわ鮮やかに。ここを訪れた人の多くは、つつじの鮮やかさやスケールの大きさに驚きを隠せません。 他ではほとんど見られない希少品種があったり、早咲き・中咲き・遅咲きと品種ごとに開花時期が異なるつつじを、長い間楽しめたり。つつじ越しに雪景色の富士山を楽しめるのも、このホテルならではの風景です。
芦ノ湖を見渡せる展望室
行き交う海賊船が旅情をそそる
このホテルに泊まった人だけが楽しめるスポットが、こちら。4階から階段を上がった先にある展望室です。ガラス張りの窓からは、芦ノ湖を一望。ベンチも用意されており、くつろぎながら湖の絶景を楽しめます。
心地よく快適に過ごせる客室
1名~3名まで利用できる、30.4平米の「スタンダードツイン」
客室数は全部で89。最も客室数が多い「スタンダードツイン」は、ブラウンで統一され、落ち着きを感じられます。オットマン付きのソファでくつろいだり、芦ノ湖を眺めたり。心静かな休日を過ごせます。
芦ノ湖温泉でここだけ。自家源泉を楽しめる特別な温泉
日差しがたっぷり差し込む明るい内風呂
「つつじの湯」と名付けられた温泉は、この宿に泊まらないと入れない自家源泉。2005年から約1年かけて温泉を掘削し、「富士山と芦ノ湖が見える場所に温泉は出ない」という定説をくつがえしました。 館内には男女の大浴場があり、内風呂と露天風呂に分かれています。モダンな浴槽に注がれるのは、pH値8.9のアルカリ性単純温泉。まろやかな湯に身を沈める心地よさは、格別です。ここにしかない特別な温泉に、ゆったりと身を任せてくださいね。
女性用のミストサウナ
季節感をぎゅっと閉じ込めたフランス料理に舌鼓
芦ノ湖も望めるシックで落ち着いた店内
夕食は館内のフランス料理店「ヴェル・ボワ」で。フランスで修行を積んだシェフが生み出すフレンチのフルコースをいただきます。季節ごとに変わるメニューには、旬の食材がたっぷり。季節感を感じる、繊細で美しいフレンチが楽しめます。
春のオードブル「みかん鯛のマリネとリエット 筍のフリットと彩り野菜のアスピック」
オードブルの「みかん鯛のマリネとリエット 筍のフリットと彩り野菜のアスピック」は、伊予柑の皮を食べて育った愛媛県産の鯛が主役のひと皿。鯛を口へ運ぶと、柑橘のさわやかな香りがふわり。オレンジやレモンを合わせたソースの香りもすっ……と鼻へ抜けていきます。
本日の魚介料理
ほんのりピンクの桜パウダーがかけられた、春らしいメインディッシュ
そしてメインが、こちら。神奈川県藤沢市のブランド豚「みやじ豚」のロースト。じっくり火入れをしたお肉には、イタリアのマルサラ酒やマスタードを合わせたコク深いソースを添えて。噛むほどに豚の旨味を感じられる、贅沢な味わいです。
バーでロマンチックな夜を
ピアノの自動演奏も流れるラウンジ・バー
大人の時間を味わうなら、バーでお酒を楽しむのもまた一興。寒い季節は暖炉に火が灯り、ゆらめく炎や薪の焼ける香りを感じながら、くつろぎの時間を過ごせます。
「山のホテル麦酒」(1250円)
芦ノ湖を眺めながらゆったりモーニング
ぐっすり眠った翌朝。お庭の散策を楽しんだら、夕食と同じ「ヴェル・ボワ」で朝食を。湖畔の景色を眺めながら、朝ごはんをいただきます。
絶品フレンチトーストが味わえる朝食セット
朝食は3種類から選べますが、とりわけ人気なのがシェフ自慢のフレンチトーストのセット。こだわりは、食パンではなく、デニッシュパンを使うこと。外はサクッと、中はもっちりふわふわ。バターの芳醇な香りが食欲をそそる、リッチな味わいです。 ほかにも、味噌漬けのベーコンや具だくさんスープなど、オリジナリティあふれる内容に、思わず笑みがこぼれます。 カラフルな絶景を眺めながら、のんびり温泉でくつろげる「小田急 山のホテル」。待望のグリーンシーズンを迎えるこれからの季節、とっておきのホテルでリフレッシュしてみては。
小田急 山のホテル
オダキュウヤマノホテル
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安藤美紀
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