気持ちの良い風が流れる文具店

自転車と看板が目印

経堂駅からすずらん通りをまっすぐ桜上水方面に歩くこと6分。通り沿いにガラス張りの小さな文具店が見えてきます。ここが文房具好きの間では知らない人はいない人気店「ハルカゼ舎」です。 「遠方に行かなくても文具のギフトが買えるお店が素敵だなあと思って、2009年にオープンしました」と話すのは店主の間瀬省子さん。「年代を問わず緊張しないで入ってほしくて」と話すように、店内は春風が吹いているかのような気持ちの良い、のんびりとした雰囲気。

日本にはない珍しいアイテムが揃う

たくさんのグッズが陳列されている

店内には国内外のアイデア商品がいっぱい。中でもドイツ、イタリア、スウェーデンなどヨーロッパのアイテムが特に充実しているそう。 「バログラフ　エポカPボールペン」（880円）もそのひとつ。スウェーデンの文具メーカー「バログラフ」から1960年に生まれたボールペンで、そのおしゃれかつ利便性の良さから長きにわたって人気です。インクがなくなったらリフィル（替え芯）があるエコなスタイルもとても素敵。

「バログラフ　エポカPボールペン」（880円）リフィル（418円）もある

乙女心をくすぐるアイテムが目白押し

トラネコボンボン「クラフト粘着テープ（Cat）」（594円）

国内の商品の中では、特に人気なのがトラネコボンボンの雑貨類たち。付箋やマスキングテープ、粘着テープなどいろいろあって、トラネコボンボンを主宰する料理人、中西なちおさんデザインの猫ちゃんが生き生きと描かれています。梱包用の「クラフト粘着テープ（Cat）」は荷造り用の梱包テープにはもちろん、大きなラッピングにもとても便利ですよ。

「チーズ＆マウス ミニ鉛筆削り」（110円）

「グミベア12色クレヨン」（605円）と「ベアシャープナー」（198円）

ユニークなオリジナル商品も充実

「コトバえんぴつ」（165円）

オリジナル商品も多数取り扱っています。中でも人気は、「こころはあじさいの花」「朝と小鳥がダンスしています」など、宮沢賢治、萩原朔太郎、稲垣足穂、竹久夢二らの文がプリントされた「コトバえんぴつ」。文字を書く作業を一層楽しませてくれますよ。

井上コトリカードセット「花にまつわるいつつのお話」（660円）

オリジナル日めくりカレンダー※2025年版は10月ごろに発売開始予定

オリジナルマスキングテープ（440円）

すずらん通り沿いには「ハルカゼ舎」のほかにも個性的で魅力的なお店がいっぱい。経堂散歩を楽しんでみてくださいね。