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2024.06.22
宮島の美食ランチは、広島の食材をジャンルレスに味わう「Akushu Restaurant」へ
宮島のグルメといえばカキやアナゴが知られていますが、最近では瀬戸内の美食や食べ歩きグルメなど多彩なスタイルで楽しめるお店が増えています。島内には新店も続々と誕生し、2024年4月、老舗旅館「厳島いろは」の1階にオープンした「Akushu Restaurant(アクシュレストラン)」もそのひとつ。こちらはフレンチをベースにした、ジャンルレスなランチが味わえるレストランです。
瀬戸内海の海底を思わせる上質な空間美

シックな色合いで統一された店内
商店街のにぎわいを感じさせない特別感ある空間で味わえるのは、広島県産食材を取り入れた2種類のコース料理(要予約)や約10種類のランチメニュー。店内には廿日市市の家具メーカー「マルニ木工」の家具を配し、瀬戸内海を思わせるデザインの天井が、まるで海底にいるかのような空間を演出します。

ブラックライトで絵が変化していく「ART GRAGE」
半個室も備え、事前予約制のコース料理では「ART GRAGE(アール・グラージュ)」と呼ばれる絵画と音楽、照明を掛け合わせたアート作品が鑑賞できます。一枚の絵が音楽に合わせて変化するようすに心が癒されていくよう。
瀬戸内の海・山の幸を主役にした料理の数々

瀬戸内鮮魚のアクアパッツァ3500円(パンまたはライス付き)
ランチメニューは肉や魚、パスタなどさまざま。鯛や鰆など旬の瀬戸内鮮魚を味わうなら、アクアパッツァはいかがですか。アサリとムール貝から出たエキスに昆布だしを加えた、濃厚なスープが具材のおいしさを引き立てます。 シェフ自ら窯元で買い付けをしたといううつわには、宮島のお砂焼や島根の湯町窯、出西窯といった和食器を使用。見た目にも和と洋を組み合わせ、ジャンルレスな雰囲気を演出しています。

宮島産牡蠣のトマトソースタリアテッレ(パン付き)3000円 ※いずれもメニューは季節や仕入れなどにより、一部内容が変わる場合がある
毎朝、手打ちで丁寧に作られるパスタは2種類。「宮島産牡蠣のトマトソースタリアテッレ」は、宮島産の大粒のカキと濃厚なトマトソースがマッチ。仕上げにレモンで風味を加えた爽やかなひと皿です。「瀬戸内産穴子の大葉ジェノベーゼ」も味わい深く、宮島名物の穴子の新しい楽しみ方を提案しています。

広島牛モモ肉のステーキ(150g)4500円(パンまたはライス付き)
こちらはやわらかい肉質で旨みが口に広がる広島牛のステーキ。広島県三次(みよし)市産の赤ワインで仕上げたソースとタスマニア産マスタード、粒生コショウ、フランス産ゲランドの塩の4種類で、味の変化を楽しんでくださいね。
テイクアウトでカキやオリジナルドリンクも

大崎上島産クレールオイスター(生牡蠣)10個入5700円。1個550円~
レストランの隣には、飲食スペースのあるテイクアウトエリア「OYSTER TERRACE」も併設。宮島産のカキはオーブン焼く「焼きガキ」で提供。白味噌風味グラタンや大葉のジェノベーゼなど4種類の味わいがそろいます。大崎上島産の生ガキは専用のテラスでいただくスタイル。白ワインとトマトをベースにしたケッカソースと、赤ワインと西洋タマネギで作るミニョネットソースに付けて味わってくださいね。

クラフトジンジャーエール800円、広島レモンスカッシュ800円
ドリンクは広島レモンスカッシュや広島大長みかんジュースといったオリジナルの柑橘ドリンクをはじめ、アルコールも充実。島内の食べ歩きのおともにいかがでしょうか。

表参道商店街にある
宮島の美食ランチは「Akushu Restaurant」へ。特別感のある空間と瀬戸内食材を生かした本格的なひと皿で、おいしい時間を過ごしてくださいね。
Akushu Restaurant
アクシュレストラン
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文:橘春花(フォレスト)、撮影:森昌史(フォレスト)
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