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2024.07.19
【青森】夏に訪れたいスポット6選〜絶景に癒やされ、祭りの熱気やアートにふれる〜
日本全国の旅に行ったら訪れたい美しい景色や、定番だけではなくことりっぷ独自目線のおすすめスポットを紹介する連載「ニッポンいいとこ案内」。今回は、青森県内から6つのおでかけ先をご紹介します。世界遺産とともに楽しめる池や、絵はがきのような渓流など、きらきらと夏を彩るスポットが勢揃い。ぜひおでかけしてみてくださいね。
【深浦】世界遺産・白神山地を彩る神秘的な湖沼群「十二湖」
【十和田】ずっと歩いていたくなる癒やしの道「奥入瀬渓流」
【八戸】天然の芝生を渡る潮風が心地よい「種差海岸」
【八戸】ウミネコが舞い降りるパワースポット「蕪島」
【青森】祭りの熱気をいつでも♪「ねぶたの家 ワ・ラッセ」
【深浦】世界遺産・白神山地を彩る神秘的な湖沼群「十二湖」
青森県と秋田県にまたがる世界遺産・白神山地。隣接する湖沼群の総称が「十二湖」です。実際には33の湖沼が広大なブナの森に点在していますが、湖沼群の東に位置する「崩山(くずれやま)」の展望地点で見える数が12だったことから、この名前がつきました。 青いインクを流したような透明で深い青が神秘的な「青池(あおいけ)」(写真)が有名。4月から11月は自由に十二湖エリアに入れ、「森林セラピーロード」も用意されています。
十二湖
ジュウニコ
【十和田】ずっと歩いていたくなる癒やしの道「奥入瀬渓流」
秋田県と青森県の境にある十和田湖。湖から北東に流れ出る奥入瀬川のうち、湖畔の「子ノ口(ねのくち)」から「焼山(やけやま)」までの約14kmが「奥入瀬渓流」です。十和田八幡平国立公園の一部であり、国の特別名勝・天然記念物にも指定。子ノ口からも近い「銚子大滝」(写真)は高さ7m・幅20mで水量が豊富な大迫力の名所です。
渓流沿いには車道も整備され、効率よくスポットを巡ることも可能ですが、事情が許せば遊歩道を通して歩くのがおすすめです。滝や岩、次々と表情を変える清流など、距離も短く感じるほどの絶景の連続。葉や苔の質感や森の空気も楽しみながら歩けば、心が洗われます。
奥入瀬渓流
オイラセケイリュウ
【八戸】天然の芝生を渡る潮風が心地よい「種差海岸」
国の名勝・三陸復興国立公園内にある「種差(たねさし)海岸」。2.3kmも続く海岸線には奇岩や美しい鳴き砂の砂浜、天然の芝生や樹齢100年の松林などの絶景が目白押しです。650種類以上の多様な自生植物を観察でき、かわいいウミネコが飛来することもあります。
種差海岸
タネサシカイガン
【八戸】ウミネコが舞い降りるパワースポット「蕪島」
4エリアに分けられる種差海岸の長い海岸線のうち、最北に位置する「蕪島(かぶしま)」。もともと島だったのが埋め立てで陸続きとなった場所で、ウミネコの繁殖地として国の天然記念物にも指定され、春には3〜4万羽が島を覆い尽くします。
丘のような島の頂上には「蕪嶋(かぶしま)神社」があります。弁財天の使いとして地元の人々に敬われ、「株」と同じ読みということからお金や人望のご利益も。蕪やウミネコがモチーフの授与品にも注目しましょう。
蕪島
カブシマ
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文:高柳涼子
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