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2025.08.25
ガラスに触れ、視覚で涼を感じる旅へ~巨大万華鏡を堪能できる美術館から水とガラスをテーマにした絶景宿まで~
まだまだ残暑が厳しい時季。残り少ない夏休みを満喫するため、ガラスに触れる旅へと出かけませんか?透明感があり、爽やかな印象のガラス作品を眺めているだけで、視覚的にも涼やかに、体感温度も自然と下がりそう。今回は、全国から選りすぐりのガラス作品に出会えるスポットをピックアップしました。アートな絶景宿から、歴史的名建築とガラス作品とのコラボが楽しめる美術館まで、わざわざ出かけたいところばかりです。
【神奈川県・横浜】全国のガラス職人の作品が集まる横浜赤レンガ倉庫の「横濱硝子」
【静岡県・熱海】水とガラスをテーマにしたアートな宿「ATAMI 海峯楼」
【東京都・六本木】美術館併設の路面店カフェ「HARIO CAFE」
【神奈川県・仙石原】ヴェネチアン・グラスの世界に浸れる「箱根ガラスの森美術館」
【長野県・安曇野市】ガラスの街で世界でひとつの作品が作れる工房巡り
【神奈川県・仙石原】ヴェネチアン・グラスの世界に浸れる「箱根ガラスの森美術館」

15世紀から現代までのガラス作品を展示するヴェネチアン・グラス専門の「箱根ガラスの森美術館」。中世ヨーロッパをイメージした空間で、繊細で美しいガラス工芸品を鑑賞できるほか、ガラスづくり体験ができる工房、世界各国のガラス製品が集まるショップもあり、箱根さんぽの拠点にぴったりです。


箱根ガラスの森美術館
ハコネガラスノモリビジュツカン
【長野県・安曇野市】ガラスの街で世界でひとつの作品が作れる工房巡り

北アルプスのふもと、清らかな水と自然に恵まれた長野県・安曇野市は、“ガラスの街”としても知られています。その始まりは1985年、多摩美術大学と旧豊科町が協力して設立した「あづみ野ガラス工房」。若いガラス作家たちの創作活動を支えたことから、街全体にガラス文化が根づいていきました。今では市内のあちこちに工房が点在し、気軽にアート体験を楽しめる場所として人気を集めています。

また、山麓線沿いにある「The Art Studio 8」は、ガラス作家・原田哲治さんが手ほどきをしてくれる工房兼ギャラリー。吹きガラスやとんぼ玉はもちろん、珍しいガラスペン作りでは、自分の好みに合わせて飾りをつけることができ、世界にひとつの作品を完成させられます。
安曇野での工房巡りは、旅の時間をゆったりと彩り、自分だけの宝物を手にできる特別な体験になるはずです。
安曇野のガラス工房の記事はこちら
【滋賀県・長浜市】長浜観光のシンボル「黒壁ガラス館」で楽しむレトロ建築とガラス工芸の世界

滋賀県・長浜駅から徒歩5分とアクセスも抜群の人気観光スポット「黒壁スクエア」。シンボルとして親しまれているのが、明治時代に建てられた元銀行をリノベーションした「黒壁一號館 黒壁ガラス館」です。 黒漆喰の外観とクラシカルな館内はどこか懐かしく、吹き抜けの館内に差し込むやわらかな光とガラスのきらめきは、まさに非日常。オルゴール制作体験などのワークショップもあり、旅の思い出づくりにもぴったりです。

1階には、かわいらしいミニチュアの動物たちや繊細なアクセサリー、普段使いにぴったりなテーブルウェアなど、暮らしに彩りを添えるアイテムが勢ぞろい。2階では、チェコやヴェネツィアなど海外の職人が手掛けた香水瓶やガラスペンが展示販売され、アートのような美しさに心奪われます。
「黒壁ガラス館」の記事はこちら
黒壁一號館 黒壁ガラス館
クロカベイチゴウカンクロカベガラスカン
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ことりっぷ編集部
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