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2024.08.20
ガラスに触れ、視覚で涼を感じる旅へ~巨大万華鏡を堪能できる美術館から水とガラスをテーマにした絶景宿まで~
まだまだ残暑が厳しい時季。残り少ない夏休みを満喫するため、ガラスに触れる旅へと出かけませんか?透明感があり、爽やかな印象のガラス作品を眺めているだけで、視覚的にも涼やかに、体感温度も自然と下がりそう。今回は、全国から選りすぐりのガラス作品に出会えるスポットをピックアップしました。アートな絶景宿から、歴史的名建築とガラス作品とのコラボが楽しめる美術館まで、わざわざ出かけたいところばかりです。
【神奈川県・横浜】全国のガラス職人の作品が集まる横浜赤レンガ倉庫の「横濱硝子」
【静岡県・熱海】水とガラスをテーマにしたアートな宿「ATAMI 海峯楼」
【東京都・六本木】美術館併設の路面店カフェ「HARIO CAFE」
【神奈川県・仙石原】ヴェネチアン・グラスの世界に浸れる「箱根ガラスの森美術館」
【愛知県・西尾】巨大万華鏡を体感「三河工芸ガラス美術館」
【神奈川県・仙石原】ヴェネチアン・グラスの世界に浸れる「箱根ガラスの森美術館」
15世紀から現代までのガラス作品を展示するヴェネチアン・グラス専門の「箱根ガラスの森美術館」。中世ヨーロッパをイメージした空間で、繊細で美しいガラス工芸品を鑑賞できるほか、ガラスづくり体験ができる工房、世界各国のガラス製品が集まるショップもあり、箱根さんぽの拠点にぴったりです。
箱根ガラスの森美術館
ハコネガラスノモリビジュツカン
【愛知県・西尾】巨大万華鏡を体感「三河工芸ガラス美術館」
「三河工芸ガラス美術館」は、私設の美術館。もともと機械の設計士だった神谷さんが、サンドブラストというガラス工芸に魅了され、さまざまなガラス作品を作り始めたことがきっかけで作り上げた美術館なのだそう。 キラキラと形を変えながら光を放つ万華鏡、繊細なサンドガラスで描かれた絵画、ステンドグラスの照明など、光と鏡を駆使したさまざまなガラス作品が並びます。
「三河工芸ガラス美術館」の記事はこちら
三河工芸ガラス美術館
ミカワコウゲイガラスビジュツカン
【北海道・小樽】煌びやかなステンドグラスにうっとり「小樽芸術村」
小樽芸術村は、旧三井銀行小樽支店、似鳥美術館、ステンドグラス美術館の3つの施設からなる芸術村です。それぞれの建物は歴史的建造物を利用しており、名建築物の風合いと貴重な美術品を同時に堪能できます。 「ステンドグラス美術館」は、19世紀後半から20世紀初頭にかけてイギリスで制作され、実際に教会の窓を飾っていたステンドグラスを展示。貴重な作品を間近で鑑賞できます。
歴史とアートを楽しめる小樽芸術村。季節に応じたイベントが開催されることもありますので、ぜひチェックしてくださいね。
「小樽芸術村」の記事はこちら
小樽芸術村
オタルゲイジュツムラ
【富山県・富山市】美しいガラスアートの世界を堪能「富山市ガラス美術館」
「ガラスの街とやま」として、ガラス作家の育成や産業化などに取り組んできた富山市。 その集大成の施設として誕生した「富山市ガラス美術館」は隈研吾さんが建築・設計、外観には富山の名産であるアルミやガラス、御影石が使われ、ひときわ目を引きます。施設内は、富山県産材の杉、ガラス、鏡が並び、木の隙間からは光がキラキラと降り注ぐ、開放的な空間となっています。
4階では常設展として、富山市が所蔵する国内外の作家が手がける作品を展示する「コレクション展」を鑑賞。ひととおり楽しんだあとは、2階にあるカフェでひと休みして。
富山市ガラス美術館
トヤマシガラスビジュツカン
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ことりっぷ編集部
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