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2024.12.24
モーニングから、ランチ、バルまで♪一日中楽しめるベーカリーカフェ♪ 本郷三丁目「panda」
東京大学や順天堂大学にも程近い、下町の風情が残る本郷三丁目駅から徒歩3分。香ばしいパンの香りに誘われて、思わず覗いてみたくなるのがベーカリーカフェ「panda」です。流線形の照明がおしゃれな店内には朝からたくさんの種類のパンが並びます。 あれもこれもと迷ってしまいそうですが、お気に入りのパンをチョイスして挽きたてのコーヒーとともにお店でゆっくり楽しむのもおすすめです。
素材へのこだわりは「おいしくて体にいいもの」
2018年にこの界隈ではじめてできたベーカリー。今では「パンダのパン」として親しまれている
店内のカウンターにはバケットやカンパーニュなどのハード系から総菜パン、スイーツ系まで常時30~40種類が並び、すべて毎朝店で手作りしています。 パン作りの決め手となる小麦粉は、おいしくて体にいい「春よ恋」や「ゆめちから」など北海道産の8種類。パンの種類によって使い分けしています。 また、マーガリンは使わず塩やバターも国産、と素材を厳選。お店のオープンと同時期にオーナーの片山さんがお子さんをもったことをきっかけに、子どもにも安心して食べさせられるものを提供したいという思いを込めているそう。 コーヒーはパンによく合うブレンドを業者と共同開発したオリジナルです。
パンはすべてイートイン可能。コーヒー豆は店で焙煎しており、購入することもできる。100g 980円~
人気の食パンを使ったモーニング
ラテアートがかわいいドリンク付きのあんバタートーストのモーニングセット 720円
お店の看板「panda食パン」は朝10時には完売してしまう人気商品ですが、お昼過ぎには第2弾がまた焼き上がります。 そんなpanda食パンを使ったモーニングメニューの1つ、あんバタートーストは、焼きたてほかほかのパンに無塩バターを塗り、北海道産の小豆を6時間煮込んで作ったあんこと有塩バターをのせたもの。あんの甘さとバターの塩味が相まって癖になりそうな味わいです。 ほかにも季節の果物で作ったジャムトーストや、クリーミーなクロックムッシュなど、4種のモーニングメニューを焼きたてで提供しています。
ふわもち食感が自慢の「Panda食パン」490円。売切れ必至なので朝食用なら予約がおすすめ
ランチタイムだけのとっておき。和風さばサンド
和風さばサンドのセット(サラダ・ドリンク付き1270円)。テイクアウトでは、さばサンド単品で960円
フォカッチャ、チャバタなどを使ったランチメニューは8種類。なかでも「和風さばサンド」が好評です。 本場トルコのさばサンドのようにレモンと塩で味付けをするつもりでしたが、カンパーニュの濃い味とはミスマッチ。試行錯誤してさばを照り焼きにし、タルタルソースのピクルスをしば漬けに変えるなど和風味に仕上げました。 甘じょっぱくて香ばしく、お魚好きにはたまらない一品です。 このさばサンドはランチタイムのみの提供ですが、テイクアウトもできますので家でゆっくり楽しむのもいいですね。
オーナーシェフが作る総菜パン
左:自家製鶏ハムのタルティーヌ320円、右:イカ墨のタルティーヌ350円、奥:ハバネロ肉味噌パン300円
もともと目黒の洋食店でシェフをしていた片山さん。自慢のパンに合う具材を考え、ほかにはない独創的な総菜パンを作り上げるのもお得意です。さらにパテドカンパーニュやラタトゥイユ、コンビーフなどパンと相性のいいお惣菜も提供。店内のほかテイクアウトも可能です。
朝から夜まで用途に合わせて利用できる
豚トロがアクセントのパテドカンパーニュ580円。グラスワイン450円
朝も早いpandaですが、平日の閉店時間は22:00。ベーカリーには珍しく、遅い時間まで営業しているので、夜には好きなパン、総菜、ドリンクを選んでワインバルとして利用できます。おいしいパンと総菜を肴に、ワインとのマリアージュを逃す手はありません。仕事帰りにひとりでふらりと立ち寄る女性も多いのだとか。 使い勝手が良く居心地のいいパン屋さん。昼間は洒落たパンランチ、家にお気に入りを持ち帰り、夜には気軽にほろ酔い気分。 こんな店が近くにあったら通いたくなりますね。
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パンダ
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