【観覧券プレゼント】ゴッホ展も開催中♪リニューアルした「大阪市立美術館」でアートな1日を
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【観覧券プレゼント】ゴッホ展も開催中♪リニューアルした「大阪市立美術館」でアートな1日を

2025年春にリニューアルオープンした大阪市立美術館。絵画や工芸などの名品をはじめ、美術館の建物自体が登録有形文化財というレトロ建築。雰囲気のある館内や近くのカフェでほっと一息つきながら、アートに囲まれた休日を過ごしてみませんか。 こちらの記事をお読みいただいた方へ、特別展「ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢」や「企画展示」の観覧券を抽選でプレゼント。詳細は記事末尾でご案内しています。

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広大な天王寺公園の堂々としたレトロ建築

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数々の名品を所蔵する美術館の建物自体が国の登録有形文化財

大阪市立美術館は、JR・大阪メトロの天王寺駅、近鉄大阪阿部野橋駅が最寄駅です。いずれも、まずは天王寺公園をめざし、地図や矢印に従って公園内をおさんぽ気分で歩けば、やがて白い洋風建築が見えてきます。 天王寺駅は大阪のターミナル駅のひとつ。どこからでもアクセスしやすいので、大阪・関西万博などで大阪に来る際は、ぜひ訪れてみましょう。

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リニューアルを終えた美の殿堂

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中央ホールは、改装で発見された白い漆喰の天井も見どころ

2年5か月におよぶ改修工事を終え、2025年3月にリニューアルオープンした大阪市立美術館。もともとは住友財閥の本邸があった場所でした。大阪の文化振興のために住友家から土地を譲り受け、1936(昭和11)年に、日本で3番目の公立美術館として開館したという歴史があります。

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気軽にアートを楽しめる無料ゾーンも

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(左)花びらのようなイスラム様式のアーチが優美 (右上)建築の外壁を飾るひし形モチーフは住友家ゆかり (右下)1階の中央ホールから展示室に入れる

中央ホールやカフェ、ミュージアムショップなどが無料ゾーンとなったのも、今回のリニューアルのポイントです。国の登録有形文化財である建築、とくに中央ホールの天井の高さと広さ、やさしい光がふりそそぐステンドグラス風の窓、そして中央ホールから続く展示室が、非日常へといざなってくれます。

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京都の平安神宮神苑などを手掛けた七代目小川治兵衞の作庭

1階奥のテラスから臨めるのが慶沢園。こちらの日本庭園も住友家から大阪市へと寄贈されたもので、ありし日の財閥の要人が邸宅から見たであろう庭園を、同じアングルで眺めることができるのです。

慶沢園

開園時間:9:30~17:00(最終入園16:30)
※5月・9月の土・日曜、祝日は~18:00(最終入園17:30)
休園日:月曜(祝日の場合は翌平日)、年末年始(12月29日~1月1日)
入園料:300円
※詳しくはホームページを参照

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デッサン用の石膏像が並ぶ3階の美術研究所

また、美術館には3階のアトリエに美術研究所が設けられ、専門的な絵画のクラスはもちろん、1日体験講座も定期的に行われているそう。絵を描くことが好きなら美術研究所の体験で1日を過ごすのもおすすめです。

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企画展示の「大阪の宝」を拝見

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《青銅鍍金銀 羽人》中国・後漢時代・1~2世紀 大阪市立美術館蔵(山口コレクション)

大規模改修により休館せずに展示替えを行うことができるようになり、年間約300日開館しています。いつでも気軽にとっておきのお宝に会いに行けます。 まず、ひとつめは「羽人」。古代の中国で作られた金属工芸です。手のひらにのるほどの小さなサイズなのに、一目見ると記憶に残るこのインパクト。羽人といっても背中に羽はついていません。その詳しい理由は、履歴書としてまとめてある解説をじっくり読んでみましょう。

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大阪らしさがあふれる、読むと笑いを誘う羽人の履歴書

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《石造 菩薩交脚像龕》中国・南北朝時代・北魏 5世紀 大阪市立美術館蔵(山口コレクション)

まだまだ「大阪の宝」はあります。 『石造 菩薩交脚像龕』は中国の石の彫刻。弥勒菩薩という未来を救済してくれる仏様が2頭の獅子に守られて優しくほほえんでいます。冠や首にかかるアクサリーの繊細なデザイン、薄衣のひだなど、優美な王子様の姿がモデルになっているそうです。

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後ろ姿も美しい。360°全方位から作品を観覧できる展示

2025年大阪・関西万博に合わせて、大阪市のミュージアム6館から選定された120点の代表品が「大阪の宝」として、各館にて随時展示されています。この機会にぜひご観覧ください。

大阪博公式サイトはこちら

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「大阪の宝」詳細はこちら

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特別展「ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢」

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特別展も折々にふれて催される大阪市立美術館。大阪・関西万博開催と大阪市立美術館リニューアルを記念して、この8月はゴッホに関連した特別展が開かれています。 フランスの画家、フィンセント・ファン・ゴッホの活躍には、弟テオやその家族の献身的なサポートがありました。そこに焦点をあて、初期から晩年までの 30点以上のゴッホの作品と、一家のコレクションが合わせて公開されています。

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特別展「ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢」

2025年7月5日~8月31日 9:30~17:00
※毎週土曜と、8月8・10・15・22・29日は~19:00
※入館は閉館の30分前まで
休館日:月曜(8月11日は開館)
観覧料:一般2200円ほか
※土・日曜、祝日は日時指定予約優先制、詳しくはホームページ参照

特別展「ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢」詳細はこちら

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「大阪市立美術館」観覧券購入はこちら

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ミュージアムショップのオリジナルグッズをおみやげに

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大阪市立美術館×にじゆら「手ぬぐい マルチカラー・ブラウン」各1800円

展覧会を見た後は、ショップに立ち寄って友達や自分へのおみやげ探しをするも楽しいもの。お店の方におすすめを聞いたところ、なんと「手ぬぐい」が一番人気だそう。実は、大阪で生まれた「注染」という技法で染められています。 美術館の建物や慶沢園、羽人の姿がデザインされているので、この手ぬぐいを見ると、楽しかった旅が思い出せそうですね。

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橘尽柳川櫛がモチーフの「ブックマーク 」1個 1000円

大阪市立美術館公式サイトはこちら

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大阪市立美術館

オオサカシリツビジュツカン

clock-icon9:30~17:00(最終入館16:30)
pin-icon月曜(祝日の場合は翌平日)、年末年始、点検日など
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美術館内にあるカフェ「ENFUSE 大阪」でレトロな空間を味わってみませんか

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中央の丸テーブルは、慶沢園が美しく見える特等席

美術館で展覧会を見終わった後、ひと息つきたいなと思うことはありませんか?大阪市立美術館1階にあるカフェ「ENFUSE 大阪」は、そんな思いにこたえてくれます。 カフェのコンセプトは「古今融合」。窓の外には慶沢園の緑が広がり、レトロ建築の雰囲気を残しながらも心地よく改装された空間から、そのことが見てとれます。

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「プリンアラモード」1000円

メニューにもコンセプトは生きています。昭和を彷彿させるような、銀色の器に盛られたプリンアラモードは、アイスクリームやフルーツが添えられレトロ感たっぷり。 クローブやハッカク、シナモンなどが入ったスパイスプリンは少し固めの食感。添えられたバニラアイス、カラメルもすべて自家製です。懐かしさの中に新しさが漂うプリンアラモードが、スイーツの一番人気だというのもうなづけます。

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「古今東西おかずのプレート」1750円 ※パンまたは赤米おにぎり付(内容は季節や利用時間により変わります)

ランチ・イブニングの時間帯にしっかりと食事ができるメニュー「古今東西おかずのプレート」は、天下の台所と呼ばれた大阪にちなみ、各地から集められたおいしいものが大集合。大阪の串カツや、京都のしば漬け、高野山の胡麻豆腐など、この一皿だけで関西一円が食べつくせそうですね。 ENFUSE 大阪は、美術館閉館後の19時まで営業しています。日常に戻る前のひとときを、ぜひこちらで過ごしてみましょう。

ENFUSE 大阪

エンフューズ オオサカ

clock-icon9:30~19:00(モーニング9:30~11:30LO、ランチ11:30~15:00LO、イブニング15:00~17:30LO)
pin-icon大阪市立美術館の休館日に準じる
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路地裏カフェ「SHIMATONERIKO」の彩りモーニング

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お店は見過ごしてしまいそうな路地の奥。グリーンの建物を目印に

大阪市立美術館を訪れる前に、少し早起きしてカフェでモーニングを味わってみませんか。近鉄大阪阿部野橋駅5番出口からすぐの「SHIMATONERIKO 路地裏 COFFEE ROASTER」では、元気よく1日のスタートを切れるとっておきのモーニングプレートが味わえます。

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店内の緑は開店のお祝いにいただたいものを大切に育てているそう

築100年を超える長屋を改装したカフェは、陽光がふりそそぎ緑に囲まれた明るい空間。店を入ってすぐのところには、コーヒーの焙煎機が置かれ期待が高まります。席は1階と2階に分かれていますが、開放感のある2階席が人気です。

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ボリューム満点の「グッドモーニングプレート」飲み物+880円、「本日のハンドドリップ」560円

朝から行列ができるというモーニングプレートは、見るだけで食欲と元気がわいてきそう。店のために作ってもらっているというベーコンをはじめ、自家製のパンやスープがボリュームたっぷりなひと皿です。ちなみにこの日のスープは、パプリカとじゃがいもの冷たいポタージュ。夏の朝にぴったりでした。

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「自家焙煎エスプレッソのアフォガード」660円

スイーツはカフェタイムが始まる11時からスタートします。バニラアイスに自慢のエスプレッソをかけていただくアフォガードは、夏にこそ味わいたいメニュー。4種の豆がブレンドされたエスプレッソに負けない、濃厚なアイスクリームが涼を誘います。 路地裏で隠れ家感があるだけに、一度訪れたらお気にいりのカフェになりそうですね。

SHIMATONERIKO 路地裏 COFFEE ROASTER

シマトネリコ ロジウラ コーヒー ロースター

clock-icon8:00~17:00(モーニング8:00~10:45LO、ランチ11:00~14:30LO、カフェ11:00~16:30LO※フード)
pin-icon火曜
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【アンケート&プレゼント】大阪市立美術館の観覧券が抽選で当たります

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ことりっぷWEB読者のみなさまの中から抽選で、8月31日まで大阪市立美術館で開催中の特別展「ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢」、または8月31日以降もご利用いただける「企画展示」の無料観覧券を、各5組10名様にプレゼントします。 みなさまのご応募をお待ちしております♪ ◆特別展「ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢」 応募期間 :8/8(金)~8/17(日)まで 賞品の発送:8/18(月)予定 対象:5組10名様 ◆「企画展示」 応募期間 :8/8(金)~8/21(木)まで 賞品の発送:8月下旬予定 対象:5組10名様

アンケートの回答はこちら

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大阪市立美術館と、合わせて訪れたいカフェはいかがでしたか。暑さが落ち着くまでの間は、ミュージアムめぐりもいいかもしれません。作品だけでなく、美術館自体の建築や空間、眺望を楽しみ、その合間にカフェでひと休みして、穏やかな心地よい休日を過ごしましょう。

※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
※画像・文章の無断転載、改変などはご遠慮ください。

大阪博

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2025年大阪・関西万博に合わせて、大阪市の6つの博物館・美術館が「大阪博」を開催しています。 「大阪博」では、過去から現在、そして未来へと繋いでいきたい「大阪の宝」120点を各館で順次展示しています。 文化都市・大阪に残されてきた宝との出逢いと、 人々が紡ぎ出してきた街にあふれる大阪の力を、どうぞお楽しみください。

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