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2025.11.17
鳥のさえずりが聞こえる森の中にあるくつろぎカフェ/国分寺「史跡の駅 おたカフェ」
史跡「武蔵国分寺跡」にある「史跡の駅 おたカフェ」。森の中に佇む店内では、スパイスをテーマにしたメニューをいただきながらゆったりとした時間を過ごすことができます。地域のおもてなしの機関である「まちの駅」のひとつで、持ち込みで飲食も可能です。国分寺に残る周辺の史跡巡りとともに、ぜひ利用してみて。
史跡のそばにあるくつろぎカフェ

木々に囲まれた「おたカフェ」
西国分寺駅から武蔵国分寺公園に向かって歩くこと約20分。遊歩道「お鷹の道」沿いにある史跡「武蔵国分寺跡」に「史跡の駅 おたカフェ」はあります。こちらは、トイレのある無料の休憩所や案内所としての機能を持つ、全国に約1500か所ある「まちの駅」のひとつ。

おしゃれなカフェ入り口

広々としたテラス

1階の様子。「蚤の市」などのイベントを不定期で開催
広々としたテラスは、テーブル席やカウンター席などいろいろ。お店の前の道を挟んだ向こう側にも4人が座れるテーブル席があります。森の中にあるので鳥のさえずりが聞こえてきて気分が落ち着きます。 店内は、1階と中2階からなり、テーブルとカウンター席を配置。1階の地域の特産品の販売コーナーがあって、国分寺のお土産を買う喪にぴったり。中2階に上がる階段には絵本や書籍が置いてあるので読書もおすすめ。おひとりさまも気軽に立ち寄れる雰囲気がうれしいですね。

2階からの眺めも抜群
「こくベジ」×「スパイス」の優しいメニュー

「あめいろたまねぎのキーマカレー」(サラダ・ドリンク、ケーキ付き1790円)
「おたカフェ」でいただけるメニューのテーマは「スパイス」。こちらに足を運んだら、ぜひサラダ、ドリンク、ケーキが付いたセットメニュー「あめいろたまねぎのキーマカレー」(1790円)を注文してみましょう。 オリジナルのカラムマサラとともに、炒めたたまねぎとトマトを5時間かけてじっくり煮込んだインド風ひき肉カレー。野菜の旨味が堪能できる一品です。トッピングは、季節によって変わります。お米は国分寺で見つかった古代米(赤米)の種を育て、そちらを混ぜているそう。

この日のトッピングは「バターナッツ南瓜」と「ラディッシュ」

「キャロットケーキ」(600円)「スパイスチャイ」(600円)※同時注文で100円引き
国分寺の名産品やグッズが多数

物販コーナー
1階の一角にある物販コーナーには、「こくベジ」を使った商品のほか、国分寺在住の作家さんによる絵葉書や国分寺をモチーフにした作品、近隣の福祉作業所で作られる陶器や小物などの作品などいろいろ。 「おたカフェ」の姉妹店「UNE LABO」で作るジャムやピクルスの瓶詰めや日本名水百選「真姿の池」の湧き水仕込みの純米酒「武蔵国分寺」もおすすめです。

ジャムの瓶詰め「いちご」「ルバーブ」(850円)など

「おたかの道ブレンド」(1180円)

中2階への階段にある書籍たち
国分寺の魅力が詰まった「史跡の駅 おたカフェ」。不定期で「落語」や「蚤の市」などのイベントも開催しています。ぜひチェックしてみてくださいね。

史跡の駅 おたカフェ
シセキノエキオタカフェ
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田賀井リエ 撮影:廣江雅美
Writer
田賀井リエ

東京都在住。フリーエディター&ライター。趣味は街歩きと食べること。
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