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2025.11.18
鎌倉・長谷の古民家カフェ「ナチュデコ」でモーニング♪朝一番に訪れたい路地裏の隠れ家
江ノ電がカタンコトンと心地よい音を響かせる、鎌倉の長谷エリア。多くの観光客で賑わう長谷寺や大仏様が鎮座する高徳院から、ほんの少し住宅街の小道へと足を踏み入れると、静かな時間が流れる一角に「ナチュデコ」が佇みます。オープンは朝8時からと早く、有機の食材を使ったモーニングがいただけます。早起きをして、鎌倉散策の前に静かで上質な時間を過ごしてはいかが?
古民家のガレージが生まれ変わった静かなカフェ

江ノ電長谷駅から徒歩約5分
長谷の静かな住宅街、細い砂利道に面してひっそりと佇む「ナチュデコ」は、ツタが絡まる古民家の趣を残しつつ、そこから続く空間をリノベーションしたカフェです。もともとはガレージだった場所に屋根を付け直し、店内にしつらえられた天窓が、何よりも印象的。上質な天然木が多用されたウッディーな空間に、その天窓から柔らかい日差しが降り注ぎ明るい光で満たされます。

小径沿いの隠れ家のよう
過度な装飾を排したシンプルなしつらえは、心身を静かに落ち着かせてくれます。長谷の日常の静けさが、空間全体を通じて感じられますよ。
光と木の温もりに包まれる静かな奥座敷

天窓があり明るい店内
店主がリノベーションの大工さんと相談しながら手を加えたという、木製の天板をアルミで覆ったテーブルも、お店の個性を物語っています。

奥の座席
奥には、まるで奥座敷のような席が設けられており、より静かに落ち着いた時間を過ごしたい時には最適。よりプライベートで特別な時間が流れているのを感じられますよ。
旬の野菜を贅沢にサンドしたビーガンのモーニング

カウンターの上にかかる黒板
店主が大切にしているのは「作る人の顔が見える食材」を選ぶこと。提供されるほとんどの食材が、安心安全な有機・自然農法によって育てられたものです。例えば琵琶湖のそばで育った無農薬米、鎌倉野菜の市場で仕入れる無農薬や減農薬野菜、愛知県の希少種「岡崎おうはん」のコクのある卵など、温かいこだわりが息づいています。店内の黒板を見上げれば、使用されている食材の産地が描かれていますよ。

ドリンク付き「モーニングベジサンド」(1100円)※モーニングは8:00~11:00
ビーガンに対応しているモーニングは、一日の始まりを優しく整えてくれるプレートです。有機天然酵母の無添加パンに、旬の野菜を使った色鮮やかなデリをサンドし、ヨーグルトとグリーンサラダが添えられます。新鮮な野菜が主役のデリは、素材本来の持つ甘みや旨味が引き出され、身体のすみずみまで染みわたるような滋味深さ。長谷の穏やかな朝の光の中で、心身をリフレッシュする贅沢な時間をぜひ満喫して。
彩りのいい旬の恵みが華やぎを添えるランチの一皿

「マクロビオティックプレート」(1760円)※ランチは11:00~13:30
ランチタイムにも旬の恵みをたっぷり堪能できるメニューが用意されています。「マクロビオティックプレート」のランチは、朝食のプレートにさらに品数が増え、見た目にも華やかな一皿。 中心の玄米ご飯は、一晩かけて水にじっくり浸してから炊き上げ、柔らかくふっくらとした食感に。その周りを囲むのは、旬の野菜をふんだんに使ったデリやサラダが彩る約6品。車麩の揚げ物など、食べ応えのある一品も添えられ、栄養バランスや食材の組み合わせにも嬉しい配慮が。
有機食材のデザートで罪悪感もゼロに

「ラムレーズンクッキー」「ビーツのパウンドケーキ」(各660円)「有機宇治抹茶オレ」(770円)
食後や午後のひとときに楽しみたいデザートも、自然素材の持つ優しさに満ちています。鮮やかな色が印象的なビーツのパウンドケーキや、ラムレーズンをサンドしたマカロンなど、心惹かれるラインナップは日替わりで、コーヒーや紅茶の茶葉、宇治産の抹茶までも有機栽培というこだわり。天窓から差し込む光の中で自然の恵みをいただく上質な時間を過ごしてくださいね。
ナチュデコ
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文:高橋茉弓、写真:依田佳子
Writer
高橋茉弓

おやつの時間を何よりも大切にするライター&カメラマン。波の音とカフェがあればそれで幸せ。
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