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2026.04.22
鎌倉の歴史を歩む参道沿いのチョコレート専門店「ショコラトリーキャメル」
扉を開けると、甘く香ばしいカカオの香りがふわりと漂うビーントゥバーの店「ショコラトリーキャメル」。カカオ豆の選別から製造までをすべて店内のアトリエで行うチョコレートの専門店で、カフェも併設しています。鶴岡八幡宮へと続く参道・段葛沿いに佇み、鎌倉散策の途中に立ち寄りたいチョコレートの専門店をご紹介します。
店内で手作りする鎌倉発のビーントゥバー
鎌倉駅から徒歩約5分
賑やかな参道沿いにありながら、店内に足を踏み入れると凛とした落ち着いた空気が流れる「ショコラトリーキャメル」。奥のアトリエでは、日々カカオ豆と向き合い、その年の気候や豆の状態に合わせた繊細な手仕事が続けられています。定番のタブレットタイプのチョコレートやボンボンショコラなど、季節の移ろいとともに表情を変えるラインナップも魅力です。
産地が織りなすカカオの個性に向き合う職人の手しごと
奥のアトリエでチョコレートが手作りされる
クラフトチョコレートはカカオ豆が育った土地の風土や気候が、そのまま一枚のタブレットに凝縮されています。こちらのお店では、サモアをはじめコロンビアやボリビア、インドなど、世界各国の厳選されたカカオ豆を扱います。
農園から届いてローストしたカカオ豆
例えば、サモア産のカカオは、酸味が穏やかでナッツを思わせるふくよかな余韻が特徴です。一方でインド産の豆は、まるでマスカットのようなフルーティーで華やかな香りを放ちます。職人はその個性を最大限に生かして、カカオの含有量を75%や65%と微細に調整し、ミルクや海塩、ドライフランボワーズを合わせることで、多層的な味わいを作り出しています。
季節ごとに変わるボンボンショコラ
日常を少しだけ贅沢に変える専門店の深い味わい
サモア産のカカオのチョコレート(左から)「サモア75% ダークチョコレート」「サモア65% ダークミルクチョコレート」(共に1357円)
サモア産のカカオを使用したシリーズは、雑味のないピュアな美味しさが際立ちます。ひとくち口に含めば、カカオ本来の力強い香ばしさが心地よく広がっていきます。専門店だからこそ表現できる奥深いカカオの世界に浸るひとときは格別。古き良き鎌倉の賑わいを感じさせるイラストや、サモアの美しい海を描いたパッケージも素敵です。
左から「抹茶チョコレート」(1944円)「珈琲チョコレート」(1998円)「ほうじ茶チョコレート」(1890円)
味わいのバリエーションも豊かで、和の素材とカカオが調和する独創的なタブレットも揃います。マダガスカル産のカカオバターを贅沢に使用した自家製ホワイトチョコレートには、上質な抹茶を。また、サモア産カカオを60%に調整したミルクチョコレートには、香り高い静岡県産のほうじ茶を組み合わせています。どちらも静岡の老舗製茶問屋から届く茶葉を使用しているため、お茶の旨味とカカオの甘みが心地よい余韻を残し、東西の文化が混ざり合う、鎌倉らしい洗練された味わいです。
異国のカカオと古都の文化を結ぶ風呂敷包みの贈りもの
オリジナルの風呂敷で包む「風呂敷ラッピング」(660円)とクッキー缶「ショコラトリーキャメル缶 工房」(3726円)
大切な方への手土産や、自分へのご褒美として選ぶなら、鎌倉の情緒を描いたオリジナルの風呂敷に包んではいかがでしょうか。遠い異国の地で太陽の光を浴びて育まれたカカオと、日本の伝統的な包む文化がひとつに溶け合う様子は、どこか物語性を感じさせますよ。
できたての鮮度を味わう至福のチョコレート体験
「テリーヌドショコラカット(サモア)」(594円)「アイスショコラ・ヴィエノワ」(990円)
カフェスペースでは、アトリエで作られたばかりのチョコレートを贅沢に使用したスイーツを堪能できます。なかでもサモア産カカオの繊細な香りを主役にしたテリーヌショコラは、カカオの魅力を余すことなく引き出した逸品。卵や砂糖といった合わせる素材選びにも一切の妥協がなく、カカオの風味をより一層際立たせています。スプーンを入れるとしっとりと滑らかで、口に運ぶと、ゆっくりとろけていく食感は、まさに至福のひとときです。
カフェスペース
作りたてだからこそ感じられるフレッシュなカカオの風味を、ぜひ味わってくださいね。
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