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2026.05.17
スパイス香る本格チャイ。中目黒の高架下に佇む「Chiyaba」でほっとひと息
中目黒の高架下に、異国の空気がただようチャイ専門店「Chiyaba(チャバ)」があります。ヒマラヤの麓で育まれた高品質なネパール茶葉を使った本格チャイは、香り豊かで奥行きのある味わい。休日には行列ができるほどの人気ぶりです。ネパールの文化を感じるお茶うけとともに、日常を少し離れて、ゆったりとしたお茶のひとときをどうぞ。
まるで異国の路地裏にいるよう。人々が集い、お茶を楽しむ場所

アディカリ明日美さんと、ネパール出身のアディカリ・カンチャンさんが営むお店
中目黒駅から高架下沿いをまっすぐ歩くこと約5分。にぎやかな駅前の喧騒が落ち着きを見せ始めたころ、グレーを基調としたシックな外観が見えたら、そこが「Chiyaba」です。 店名の「Chiya(チヤ)」はネパール語でお茶、「Ba(場)」には人々が集い、共鳴し合う場所という意味が込められています。

整然と並んだ茶缶や道具が美しい、開放感あふれるカウンター
扉の先に広がるのは、ほのかにただようお香やスパイスの香りに包まれた空間。都会のまんなかにいながら、遠い異国へ迷い込んだような、非日常感を味わえます。

カウンター奥に広がるラウンジ調のスペース
「どこかの国の路地裏にあるお茶屋さん」をコンセプトとして作られたという店内。特定の国を指すのではなく、アジアのどこかにある路地裏の茶屋をイメージして作ったんだそう。木の温もりを感じる家具や、やわらかな灯りが調和し、ふっと肩の力が抜けていくのを感じます。

お香が焚かれている店内
「ヒマラヤの茶畑で感じた穏やかな時間の流れと、人が集いお茶を楽しむひとときを、東京でも作りたい」。そんなオーナー・アディカリさんの想いから生まれたこの場所には、訪れる人がそれぞれのペースで過ごしながら、お茶の文化に触れることができる、豊かな時間が息づいています。
スパイスの余韻が心地いい。本格マサラチャイと米粉ドーナツ

一杯ずつ丁寧に注がれる、香り豊かなマサラチャイ。
マサラチャイは、お店の看板メニュー。ヒマラヤの麓で育まれた高品質なネパール茶葉を使った、特別な一杯です。 カルダモン、シナモン、生姜、黒胡椒の4種のマサラを贅沢にブレンド。 甘さは控えめで、コクのあるミルクがスパイスの刺激をやさしく包み込み、飲み進めるほどに心地よい余韻が広がります。 カウンター越しに、熱々のチャイがカップへと注がれる様子を眺めるのも、このお店ならではの楽しみ。立ちのぼる湯気とともに、奥行きのあるスパイスの香りがただよいます。

「マサラチャイのティープレート」1520円
チャイには、ミニセルロティ(米粉ドーナツ)と、スパイスナッツが添えられています。ネパールで、お祭りやお祝いの席で親しまれているセルロティ。外はカリッと、中はもちもちとした食感が魅力です。素朴でやさしい甘さが、チャイの風味を引き立てます。 チャイのカップは、作家・小林幸市さんの作品。ひとつひとつに絵を描くように丁寧に絵付けされているのが魅力です。手仕事ならではのゆらぎや、手にしっくりとなじむ質感は、お茶の時間をより豊かなものにしてくれますよ。
新しいお茶体験を。マッチャイとネパールの伝統菓子「ヨマリ」

「マッチャイのティープレート」1660円
ネパールと日本、それぞれのお茶文化を掛け合わせた「マッチャイ」も、人気のメニュー。 チャイと抹茶ソースのバランスにこだわり、試行錯誤を重ねて生まれた一杯です。 マサラチャイの上にのっている抹茶ソースは、有機抹茶と豆乳のホイップクリームを合わせて作られています。やさしくまろやかな口当たりで、抹茶のほろ苦さと旨みを、スパイスがふわりと引き立てます。 セットでいただけるのは、ネパールの伝統菓子「ヨマリ」とスパイスナッツ。「ヨマリ」は、ネワール族のお祝いの場で親しまれてきたお菓子を、お店らしくアレンジした一品です。どこかみたらし団子を思わせる親しみやすさもありながら、ひと味違う異国のニュアンスも感じられます。
ネパール茶葉を自宅でも。一杯の先に広がる、お茶のあるひととき

茶葉やチャイベースが並ぶ棚(茶葉 1685円〜)
店内では、茶葉やチャイベースも購入できます。自分へのご褒美はもちろん、大切な人へのギフトにもぴったり。ヒマラヤの豊かな土壌で育まれたネパール茶葉を、自宅でもゆっくりと楽しめますよ。 一杯のチャイから広がる、お茶の奥深い世界。異国の文化に想いをはせたり、大切な人とのおしゃべりを楽しんだり、静かに自分と向き合ったり。都会の喧騒を離れ、豊かな時間が流れる「Chiyaba」で、非日常のひとときを過ごしてみて。

Chiyaba
チャバ
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