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2013.09.03
無添加、手づくりにこだわり、地元の人から愛される甘味処「茶房いせはん」
※こちらの記事は2013年9月3日に公開されたものです。 河原町今出川の交差点を北へ、賑やかな出町柳の商店街の一角に佇む「茶房いせはん」は、京都に数ある甘味処のなかでも、「あんみつがおいしい」と評判のお店です。その人気ぶりは、観光客のみならず、ご近所さんからも愛されるというからお墨付きです。
おいしさがギッシリと詰まった看板メニュー
素材の持つよさを最大限に生かし、おいしさがギッシリつまった「いせはん特製あんみつ」は、さながら魅惑の宝石箱のようで、オリジナリティーあふれるこの店ならではの逸品です。 主役となるあんは、大納言小豆の中でもより上質な京都府産の大粒を使い、2日がかりでコトコトと炊き上げて作るそう。ホクホクとしていて皮までおいしく、豆乳をベースとしたソフトクリームとの相性もぴったりです。 日本茶の専門店・柳桜園茶舗の抹茶をたっぷりと使ってつくるゼリーは、あえて甘さを足さないので、点てた抹茶そのもののような深い味わいを感じることができます。お店のご主人が丹精込めて毎朝練っているというわらびもちは口にするとフルフルとした食感が広がります。 モチモチの白玉、プリプリした寒天、波照間産の黒糖でつくる黒蜜をプラスして「いせはん特製あんみつ」は完成。 いずれも風味豊かで「ひとつひとつが全部おいしい」という感想が出るもの納得です。
口にすると抹茶の風味がふわっと広がるパフェ
あんみつに負けず人気を誇るのが「抹茶パフェ」。 抹茶そのものを服しているような豊かな香りとピュアな味をもたらしてくれる自家製抹茶アイスは、濃厚ながらさっぱりとした後味。生パイナップルの酸味や八ツ橋のカリカリ感も心地よく、ひと口ごとに感じるおいしさからは、ご主人のこだわりぶりが伺えます。 便利な町なかにはないけれど、“わざわざ訪れたい”そんなお店なのです。 9月末頃まではかき氷も味わえるとのこと。 10月には丹波栗を使った秋メニューも始まります。 こちらも楽しみです。
茶房いせはん
サボウイセハン
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森明子
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