こじんまりとした五箇山からさんぽスタートです

五箇山は白川郷の北に位置する、30棟ほどの合掌造りの家屋が並ぶ集落。 白川郷とともに世界遺産に登録されています。 相倉と菅沼というふたつの地区に合掌造り集落があり、今でも普通に人が暮らしているので、おうちの外には洗濯物がヒラヒラはためいていることも。 そんなのどかな暮らしぶりにもまた、とっても癒されます。 美しい里山の風景を眺めつつ、のんびり歩いていくと、たくさんの草花が見られます。 9月はコスモスはもちろん、秋の景色を彩る花がたくさん咲いているので、どこにカメラを向けても絵になります。

軒先にはカボチャに大根、干し柿・・・とってもカラフルなあれは何？

家屋の軒先で、たくさん野菜や果物が売られているのを発見。 カラフルな様子につられて近寄ってみると・・・なんとこれ全部、ちりめんで作った飾りなんです！ 大根や干し柿のリアルな様子には本当にビックリです。 中には綿がつまっているので軽くてやわらかく、小さな手乗りサイズも売られているので、おみやげにもピッタリ。 思わずいくつも買ってしまいたくなるかわいさです。

ランチは地元の食材をいただきます

このエリアにきたら、ぜひ一度は食べてみたいのが、飛騨牛。 白川郷に移動すれば、飲食店がたくさんあるので、手軽に地元のおいしいものを味わうことができます。 今日は白川郷のメイン通りに並ぶ一軒のお店に入り、飛騨牛とイワナの甘露煮のセットをいただきます。 通り沿いには飛騨牛を串焼きで売っているお店や、コロッケにして売っているお店もあるので、ワンコインでいろいろ楽しむこともできますよ♪

金の稲穂が揺れる、美しい里山の風景に感動

かつて秘境と呼ばれ、独自の風習や文化をはぐくんできた日本有数の豪雪地帯、白川郷。 五箇山より規模が大きく、観光客向けの飲食店やおみやげの店、中に入って見学できる家屋などがあります。 大きな三角の形をした合掌造りの中は、2階建てになっており、1階は囲炉裏があるくつろぎスペース、2階は農具などを置いたり蚕を飼育するスペースになっています。 建物の一部を開放している家がいくつかあるので、ぜひ中に入って、日本の伝統を感じてみてください。 不思議と落ち着く空間に、ほっとする人も多いはず。

心に残る日本の原風景を探しに

ちょっとした路地裏もまた、すてきな風景の一部。 ゴーヤカーテンが涼しげです。 秋は稲穂が金色にたなびき、この時期しか見られない美しい風景を作り出しています。 日本の原風景を探しに、白川郷＆五箇山へ足を運んでみてくださいね。