467
2016.07.08
夏休みに訪れたい♪瀬戸内海の6つの島を結ぶ“しまなみ海道”をおさんぽ
広島県・尾道と愛媛県・今治を結ぶ“しまなみ海道”。瀬戸内海に浮かぶ島々を繋ぐ、全長60㎞の海上の道です。 今回は、しまなみ海道が結ぶ6つの島のなかから向島(むかいしま)、生口島(いぐちじま)、大三島(おおみしま)の3つの島でおすすめの立ち寄りスポットをご紹介。気ままにサイクリングで、爽快にドライブで・・・。夏休みは、どこまでも広がる海により沿い、島めぐりへ出かけてみませんか?
【向島】地元の恵みたっぷり「立花食堂/ life:style」
光がたくさん差し込む「立花食堂」のテラス席
しまなみ海道の本州側から一番近くにある「向島」。面積約20平キロメートルのこの小さな島に、尾道で10 年間営業してきた雑貨店「life:style」の店主が元宿泊所を改装し「立花食堂」をオープン。メニューは地場産の鮮魚や野菜を中心に、シンプルでも飽きがこないよう丁寧に調理して提供しています。 今年4月から雑貨店も移転し、食堂と一体となって営業をスタート。素朴でいて長く愛着が持てるものを厳選してセレクトしているので、ぜひ立ち寄ってみて。
日替わり定食(1000円)。メインとたっぷりのおかずにデザート付き
○立花食堂/ life:style [住所]広島県尾道市向島町立花287-1 [TEL] 0848-36-5662(立花食堂)、0848-36-5661(life:style) [時間]立花食堂は11:00 ~14:00、life:styleは10:00 ~17:00 [休]立花食堂は火曜、life:styleは不定休
【生口島】島全体にオブジェが点在する「島ごと美術館」
写真左から時計回りに、眞板(まいた)雅文の「空へ」、川上喜三郎「ベルベデールせとだ」、宮脇愛子「うつろひ/Utsurohi」
1927(昭和2)年から栽培をはじめ、国産レモン発祥の地として知られる生口島。もうひとつの魅力が、レモンの香りと一緒に楽しめるというアート散策です。「島ごと美術館」という名前の通り、17名の美術家が自ら展示場所を選び、その風景からインスピレーションを受けた作品を設置。季節や天候、時間帯で変わる島の表情と作品を同時に鑑賞できると、サイクリストとアートファンを魅了しています。
鑑賞スポットとして開放されている「レモン谷」
アート鑑賞の後は生口島と大三島を結ぶ多々羅大橋のふもとにあるレモン谷へ。高台に上がれば瀬戸内海が一望できますよ。 ○島ごと美術館 [住所]広島県尾道市瀬戸田町鹿田原1-9 [TEL] 0845-27-2211(尾道市瀬戸田支所しまおこし課) [時間]24時間見学自由
【大三島】小学校をリノベした宿泊施設「ふるさと憩いの家」
映画の撮影にも使われた旧校舎は、情緒漂うレトロな雰囲気
愛媛県の島のなかで最も大きい大三島。島には、海の守り神「大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)」をはじめ、美術館や博物館など見どころがいっぱいなので一泊するのがおすすめです。 旧宗方小学校の木造校舎を利用した「ふるさと憩いの家」はノスタルジックな雰囲気が人気の宿。海水浴が楽しめる美しい砂浜に隣接したロケーションで、近海で獲れた新鮮な魚介を使った自慢の料理が味わえます。潮風を浴びながら校庭でするバーベキューは夏の醍醐味ですよ。
写真は1泊2食6000円のプランの夕食。 鍋や煮物、刺身、小鉢付き
(写真右)客室は少人数用から団体用まで充実。のんびり過ごせそう
○「大三島ふるさと憩いの家」 [住所]愛媛県今治市大三島町宗方5208-1 [TEL] 0897-83-1111 [休]なし [時間]IN16:00 OUT9:30 [料金]1泊2食付6000円~
※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
※画像・文章の無断転載、改変などはご遠慮ください。
もりことり
の人気記事