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2014.09.12
千駄木に誕生した「大平製パン」のコッペパンの魅力♪
かわいらしい動物パンで有名な根津の小さなパン屋さん「Bonjour mojo2」の2号店である、コッペパンと焼き菓子のお店「大平製パン」が2014年6月千駄木にオープンしました。何だか懐かしい味がすると評判のコッペパンの味とは?
「千駄木2丁目」バス停の目の前にあるお店です
千駄木駅から徒歩5分。都営バス千駄木2丁目バス停すぐ目の前に、「大平製パン」はあります。 赤と白のストライプがかわいらしいひさしをくぐり、引き戸を開けて中へ入ると、昔ながらのガラス張りのショーケースにコッペパンをはじめ、食パン、シナモンロールなどの柔らかい生地のパンが。またレトロな木箱の中には、スコーン、ラスク、クッキーなどの焼き菓子が並んでいます。 店主の大平由美さんは、戦後まもなく福島県に創業した3代続く人気の老舗パン屋の娘さん。小さな頃からパンに囲まれて育ち、パン作りの技術はすべてご実家で習ったそうです。 2008年から谷中を中心に車でパンの移動販売を始め、その頃に知り合いとイラスト×パンをテーマにイベントを行ったところ「このパンをもっと売ってほしい!」との声があり、ちょうどその頃根津の物件にご縁があったこともあり、2011年に「Bonjour mojo2」をオープン。またたく間に根津の人気パン屋となり、この度待望の2号店として「大平製パン」が誕生しました。
店内にはイートインスペースもあります
店内には5席ほどのイートインスペースも。大平さんが好きなブサかわいい置物や、スタッフが描いた温かみのある優しいタッチのパンの絵が飾られていて、バスを待つお客さんや買い物帰りのお客さんが休憩していく姿が多く見られます。 また2階には自宅のようにまったりとできそうなギャラリースペースがあり、1週間5万円~貸し出しもしているそうです。
やわらかくてほんのり甘いコッペパン
お店の看板メニューは、大平さんの実家のパン屋でも一番人気のコッペパン。おじいちゃんの代から変わらないというその味は、やわらかな食感でほんのり甘く、何だか懐かしいほっとする味わいです。 写真は、コッペパンにクリームチーズとブルーベリージャムをはさんだ「クリームチーズ&ブルーベリージャム」200円(手前)ときな粉の味が濃厚な「きなこクリーム」150円(奥)。 「Bonjour mojo2」は動物の形をしたコッペパンが豊富ですが、「大平製パン」はお店のマスコットの焼印がついた長方形のシンプルなコッペパンが中心です。 “コッペメニュー”と呼ばれる甘いジャムを挟んだコッペパンは、全部で約15種類。好きなジャムを選び、注文後にその場で挟んでもらえます。写真のほかにも「青りんごジャム」150円や「さつまいも」180円、「いちごジャム&マーガリン」150円など、王道から変り種の味までそろっています。
お昼ごはんにぴったりな調理パンも
こちらは、お昼ごはんにぴったりな「明太子ポテト」と「ナポリタン」(各270円)。売り切れてしまうことも多い人気商品です。サンドイッチのような“調理パン”は、ほかにも「焼きそば」、「ホットドッグ」など、常時8種類ほど。「カフェオレ」や「黒蜜きなこオレ」などのドリンクメニューも用意されているので、一緒にどうぞ。 ふわふわでもじょもじょのアフロ頭が印象的な大平さんをはじめ、スタッフのみなさんはほのぼのとした方ばかりなので、訪れるだけでとっても癒されますよ♪
大平製パン
おおひらせいパン
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上浦未来
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